遺産はどこに？２

脳みそウニ丼　(2002/08/13(Tue) 18:34:45)

どーもです。
前回の「遺産はどこに？」は皆さんにご参加いただきありがとうございました。
それでは、つづきをアップしますので、またご参加いただけるとうれしいです。
〈前回まで〉
　　クイズ好きの資産家の残した遺言状の暗号を解いた遺族たち。
　　暗号の答になっていたイタリア製の家具で発見した手紙には新たなる暗号が…。
　　いったいどうなってしまうのか!!!!（ガチンコ風に）

　さて、一同が封を開けると暗号といっしょに、次のような内容の手紙が入って
いました。
「だましてすまなかった。この手紙を見ているということは最初の暗号が解けた
　ということだろう。そこで、もうしばらく私の道楽に付き合ってはくれまいか？
　じつは遺産の目録は書斎の金庫の中にしまってあるのだが、鍵を別のところに
　隠してある。次の暗号はその隠し場所を記したものだが、君たちの力で解読して
　鍵を手に入れてほしい。
　暗号はもう一枚、和室のツボの中にもあり、二つで一組となっている。
　では頑張ってくれたまえ。」
そして、同封されていた紙にはワープロで書かれた次のような暗号が。

「この言葉を忘れるべからず。最初で最後のヒント。
　　『てがかりはわたしのしょさいにあり』

　私は死んで一人ぼっち…。
　次の暗号を解いて仲間を探してほしい。　

　　　１２６４１４６１４３１９
　　　１10６２10４３10４１10１
　　　１３３３８２３７２１９３　　　　」

さらに和室を調べると、次のような暗号が。
「暗号のありかは重要なヒントなり

　　　６１０９６５２４３
　　　３10２１10７０10６
　　　５４３５４１３２５　　　　　　　」

「なんでどっちも真ん中の行の『１０』が半角なんだ？」
「ともかく手がかりのある書斎に行ってみましょう」
一同は書斎へ向かうと、さっきノートパソコンのあった机の引き出し
から将棋の駒とオセロの駒を見つけました。
「これが手がかりなのだろうか…？」

さて、やはり必要なヒントはすべて入れたつもりです。
鍵はどこに隠されているのでしょうか？
（暗号が少しずれてしまうかもしれません
　前作より簡単かも？）
　　



気になることは、
始めの暗号が
始まりが、すべて１から始まることだな・・・・


私は死んで一人ぼっち…。
　　　　　　　　　　↓
将棋の玉将（王）が死んでつみになったことを示すのかな・・・・・
（その他は二人以上死ぬ場合があるので・・・・）


こりゃまた難しい。

将棋の駒とオセロの駒…
んー、「盤」が鍵になるのかな？

どーもです。
表示方式がうまくいかなかったですね。
ですので、暗号の部分だけ再表示します。
（図表モードなので、うまくなおっていればいいですが…）

イタリア製の家具から見つかった暗号
　　　１２６４１４６１４３１９
　　　１10６２10４３10４１10１
　　　１３３３８２３７２１９３

和室のツボから見つかった暗号
　　　６１０９６５２４３
　　　３10２１10７０10６
　　　５４３５４１３２５

さてヒントですが…、
どらさん、いいところに目をつけましたね。
さらに「最初で最後のヒント」もよく見てくださいね。
何か共通点が見えるかも？

結構考えているのですが、全然解らないです。

『てがかりはわたしのしょさいにあり』

文字数は１６。
きっと、平仮名で書いてあるのがポイントですよねぇ…


別の視点：

暗号の数列、「10」をキーに考えると３つずつに区切れるように思われます。

　　　１２６,４１４,６１４,３１９
　　　１10６,２10４,３10４,１10１
　　　１３３,３８２,３７２,１９３

　　　６１０,９６５,２４３
　　　３10２,１10７,０10６
　　　５４３,５４１,３２５

しかし、そこから進まない…


上の暗号はチェス、下の暗号は将棋に関係あるのかなぁ〜
考えても考えてもわからない…


「盤」と「最初で最後のヒント」の共通点って
「平方」ですかね？

更に「暗号のありかは重要なヒントなり」は

イタリア製の家具から見つかった暗号　→　ローマ字
和室のツボから見つかった暗号　　　　→　日本語（漢字？）

かなぁ？


どーもです。

どらさん、かなりスルドイですね。だんだん近づいてきていますよ。
それではお話の続き（ヒント）を…。

さて、書斎で考えあぐねていた一同。
最初の暗号を見事に解読した彼も必死で考えています。
「暗号の中で、『最初で最後のヒント』という部分がありますよね。
　もしかするとこの文は、その内容以外にも根本的なヒントがあるのかも…」
彼はつぶやいて、ヒントをじっと見続けました。
「そうか！このヒントは１６文字、オセロ盤は６４マス、将棋盤は８１マス…
　すると、この暗号は…。」
そこまで言ったとき、ボーン、ボーン、ボーン…、
部屋の中にあった、大時計が大きな音を立ててなりだしたので、
みんながビックリして振り返りました。
誰かが「もう１０時か。暗号に集中して時間がたつのも忘れていたよ。」
と、グチるように言いました。
彼はその音を黙って聞いていましたが、あることに気がつくと、
「たしか、この時計もイタリア製でしたよね」と尋ねました。
「そうだよ。さっきは『家具』ということで気にしなかったが、たしかにイタリア製だ」
と遺族の一人が答えました。
彼はそれを聞いてしばらく考え、持っていたメモに何かを書き込むと、
ニコリとして言いました。
「鍵の隠し場所がわかりましたよ」

さて、いかがですか。
彼のほうは、推理がだいぶ進展したようですが、皆さんはどうでしょう。
（もう少し小出しにしたほうがよかったかな…）


暗号の区切り方は何となく分かったけど（たぶん）
区切った後どうやって変換するかが分からないなぁ〜……


解けました！！

すげー、よくこんな問題思いつきますねぇ。
すごく楽しめました。
次も期待しちゃってよろしいですか？

あ、解いた証拠を示さねば…
んー、今日はいい天気ですねぇ。
これぐらいならOKかな？


どーもです。

どらさん、お見事!!　おそらく正解でしょう。
私としても楽しんでいただきうれしいです。
本当はこのヒント、もう少しあとで出そうと思っていたのですが、
それにしても、こんなに早く解かれるとは…。

月曜日まで持たせようと思ったのですが無理でしたね。
脱帽です。
ある程度正解者が出たら、新しい問題をアップする予定ですので、
その時はまた楽しんでくださいね。


どーもです。

今回の暗号は少し難しかったですか？
（週末は書き込みできなかったのですが、誰も書きこみが無かったので…）
それでは、引き上げといっしょに、少し追加のヒントを。

イタリア製の大時計を見て暗号の解き方をひらめいた「彼」
一同を前に、暗号の説明をしています。
「ヒントの１６文字と将棋やオセロの駒から、私は暗号を解く
　鍵の一つに『平方』があると考えました」
彼は話し始めました。
「今までの事柄を整理すると、今回の暗号で、鍵となったものは
　ぜんぶで４っつ。
　暗号の数字でおかしかった半角の『10』、将棋とオセロの駒、
　書斎の大時計、そして最後に平方」
更に彼は続けます。
「そして、暗号の前のメッセージ『私は信で一人ぼっち、仲間
　を探してほしい』とは、暗号を解くと『仲間はずれ』がでて
　くるので、それを探すことを意味しています」
皆はそれを黙って聞いていましたが、そのうちの一人が
「さっきの君の話から、駒が『平方』を表しているのはわかったが、
　この数字の暗号をどのように並べればいいんだ？」
彼は答えます。
「それを解くのが半角の10なんですよ。10のまわりをよく見てください。
　うまい具合に９マスの平方になるじゃないですか」

だんだん核心に近づいてきましたね。このつづきはまた後ほど。
（どんどん質問してくださいね）



わからん〜。
脳みそウニ丼さんの問題は好きなのですが、解けない。
今回こそは解きたいのですが，どこから解いていけばいいのか…。


どーもです。

雪斗さん、質問ありがとうございます。
まずは彼の言うとおり、各々の暗号の数字を、
半角の10を中心に９マスの正方形にしてみて下さい。
最初の作業ですね。
すると、何かが見えてくるかも…。


しばらく前から悩んでるんですが、
真ん中が１０になることしかわかりません（爆）


つぼの暗号ですが・・・

ちょっとした魔法陣になるのでは？

各マスに一筋ハズレが出来ますが・・・

一体どうすればよいのやら・・・

どーもです。

麗さん、魔方陣というのはいい発想だと思います。
じつはこの問題も、魔方陣から何かできないかと考えているうちに
作ったものですから。それでは、またつづき（ヒント）を

彼の説明は続いています。
「さっきの説明のとおり10を中心に９マスごとにまとめると、
　イタリア製の家具の暗号は
　１２６　４１４　６１４　３１９
　１10６　２10４　３10４　１10１
　１３３　３８２　３７２　１９３
　和室の暗号は
　６１０　９６５　２４３
　３10２　１10７　０10６
　５４３　５４１　３２５
　となりますよね。
　ここで、２枚目の暗号にあった『暗号のありか』が鍵になってくるんです。
　大時計が１０時をさしたのを見て気がついたのですが、中心の10を
　こうすると『仲間はずれ』がでてくるんですよ」
彼の説明を聞いていた一同は「なるほど！」とうなずきました。

さて、また少し進展しました。このつづきは後ほど…。　

脳みそウニ丼さん、この前は質問に答えてくださって
ありがとうございました！
なんとか頑張って「仲間はずれ」は見つけたのですが，
その後がどうすれば良いのやら。
いろいろやってはみたんですが，さっぱり解りません。


どーもです。

雪斗さん、あと一息ですね。
「仲間はずれ」がわかれば９９％解けたようなもんですよ。
暗号の１枚目の言葉を思い出してください。
『最初で最後のヒント』は本当に最後のヒントなんです。

どうも、お久しぶりです。
休暇を利用してちょっとした旅行に行ってきましたが
この問題は、メモってずっと考えてました（＾＾；

イタリア製の家具の暗号
６２４　　４２８　　１９２
４10３　　１10３　　３10３
３３２　　１４２　　２１９

『←←１』（前作参照、ちょっと無理やり）

和室の暗号
２３７　　１５３
１10４　　４10３
１２３　　６４８

『仲間はずれ』を探すまでは以前に分かったのですが
そこからなかなか進みませんでした･･･

ということで、この暗号をすぐに解いた、どらさん、凄いです！
そして、この超大作を考えられた脳みそウニ丼さん、素晴らしいです！
楽しませていただきました！＾＾

どーもです。

ムーンライトさん、お見事、正解ですね。
メモって考えていただいてたなんて感謝感激です。
超大作なんて言っていただき非常に光栄です。

前作の答が今回の暗号を解く鍵の一つになっているので
けっこう面白いのが出来たなと思っていました。
（この次はどうしよう…）
それはともかく、話の続き（ヒント）はまた夕方頃につけたいと
思ってます。


どーもです。

それではお話の続き（ヒント）を。

彼はあんごうの10を指差して言いました。
「この10をヒントをもとに書き換えてみます。
　それが、この暗号の最大の鍵なのです。
　まず、イタリア製の家具から見つかった暗号ですが、さっきの大時計の
　文字盤を見てください。」
一同が注目するとそこには…。
「もうおわかりですね。するとその前後左右の文字に共通点が出てきます。
　そして、一箇所だけ一致しない部分が出来ますよね。
　それが『仲間はずれ』なんです。
　同じように和室の暗号は『和』に注目して書き換えると…。
　やはり『仲間はずれ』がでてきますね。」
皆は彼に言われたとおりに暗号を解くと
「でてきた『仲間はずれ』だけじゃ意味がわからないな」
といいました。
「だからここで『最後のヒント』を使うんですよ。
　でてきた『仲間はずれ』をあてはめて…。」

いよいよ大詰めです。
わかった方は、隠し場所をズバリ指摘していただいて結構です。

　


わかったです！！
「かさたてのした」ですよね？（←まちがってるかも。）
脳みそウニ丼さんのヒントのおかげです！！
すごく楽しめました！
以前よりももっと脳みそウニ丼さんのファンになりました！
毎回全然解けない私の質問に答えてくれてありがとうございました。
次回を楽しみにしてます！



どーもです。

雪斗さん、おめでとう、正解です。
そのとおり隠し場所は「かさたてのした」→傘立ての下でした。
雪斗さんこそ、いろいろ質問していただきありがとうございました。
おかげでこちらも楽しくヒントを出すことが出来ました。

正直言って次回作は考え中ですが、ご期待に添えるよう頑張ってみます。

さて、解決編は夕方にでも書き込む予定です。

どーもです。

それでは解決編を。

大時計の文字はローマ数字で書かれていました。
彼はイタリア製のの家具から見つかった暗号の10をローマ数字のＸに
書き換えました。
「Ｘは算数の「かける」を意味します。そして記号を挟んだ数字同士をかけると
　同じ答になるんです。ただ一つを除いては…。
　例えば最初のグループでは
　　　　　６
　　１２６
　　１Ｘ６６
　　１３３
　　　６　３
　といった具合にね。するとこのグループの仲間はずれは３になりますね
　同じように他のグループを計算すると『３，１２、７、１』とでてきます。

　今度は和室のグループですがこちらは10を漢数字に書き換えます
　すると十は「たす」になりますね。そして同じように計算すると
　『９、８、７』となります。

　そして最後に『最後のヒント』の文の先頭から数えて該当する文字を
　抜き出すと「かさたてのした」となり、傘立ての下が隠し場所となるのです」

彼は説明を終えると大きくため息をつきました。
そして一同が隠し場所に行くと傘立ての下に封筒が貼り付けてありました。
中には金庫の鍵といっしょに小さな封筒が…。
いやな予感がしつつも、彼らが封を開けるとそこにはやはり別の暗号が…。

つづく

とりあえず「済」


※　問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実在に存在するものを示すものではありません。