月の憂鬱

道化　(2004/09/14(Tue) 19:17:11)

皆様、初めまして、「道化」と名乗らせて頂きます。
どうかよろしくお願いします。
いつも楽しく拝見させて頂いていますが、
今回は出題と言う形で参加させて下さい。

ろくに過去ログ検索もしていないので既出の問題かも知れませんが、
その時は削除なり致しますので、優しく教えてやって下さい。

それでは、「瞬殺」覚悟で参ります（苦笑

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月は溜息を吐いた。


月は空に浮かび、ずっと世界を眺めてきた。
時には人々の歓喜の場面に出逢い、
時には人々の悲しむ姿を見てきた。

その日も暑かったが、陽が落ちて月が輝き始めると、
ようやく熱気も落ち着き、静かな夜が訪れた。
今宵はどのような物語が紡がれるのかと、月は世界を覗き込んだ。

月は一人の神父を見つけると、耳を澄ませることにしたのだった。

悲愴の面持ちをした彼はこう云った。
「ああ、神よ…彼はなんと云う罪を犯してしまったのでしょうか。
　彼女は彼の息遣いに惹かれ、
　こどもを欲するがために彼を求めたのだ、と云っておりました。
　彼女も彼に求めるその代償として、彼女のものを与えてくれたと。
　それなのに彼は…
　彼は、彼女を殺めてしまったのです！
　その時の血は洗い流したが、その罪は洗い流せないと
　懺悔に来た彼に何と云えば良いのでしょうか…」

月は神父に掛ける言葉に苦悩し、またひとつ、溜息を吐いた。

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この悩める月に、賢者の一言を与え、月と神父を救って下さい。


時の流れに流されない物など無い。
全てを時が流してくれることでしょう。


黒ラベルさん、初めまして。
早速の返答ありがとうございます。
悟りを開いたような賢者のお言葉です。

月は事態を誤解をしているために悩んでいるのです。
事の真相を「推理」し、月と神父を救って下さい。

出題の仕方が下手だったことをお詫びします。

またよろしくお願いします。


　あの彼は彼女の初体験の相手だったの？このレス鈴木祥子の「ｔｒｕｅ　ｒｏｍａｎｃｅ」聞きながら書いてます。

　目覚めるたびに何度も死んで　何度でもそっと私は生まれ変わっているのに♪


むたさん、レスありがとうございます。
そして返事に遅れて申し訳ありません。

そして解答ですが、（そのような解答を誘導するような文章なので）
ある意味正解ではありますが、残念ながら導き出して欲しい解答とは違います。
ただ一点、『懺悔に来た男の「罪」は罪にならない』、と云う点は正解です。

またよろしくお願いします。


神父「本当は生きてたんだけど私がトドメをさしたんだよ〜ん♪
　　　なのであなたが悔いる必要はございません(笑)」
カレ「なに！？殺してやる！」

−ナイフを持って神父に特攻−

神父「マッテ！じょうだｎ！・・・・う、少し悪ふざけが過ぎたか・・・・ガクッ」

そんなある釜井達の夜の日の出来事

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　−完−


ヤマモトさん、レスありがとうございます。

面白い解答です。
しかし「彼女」は確実に死んでいます。
そして「懺悔の彼」が殺しました。

またよろしくお願いします。

どうヒントを出そうか難しいところですが、
『懺悔の彼は少しおかしく、神父はまともに取り合って苦悩する必要は無い』
と云うことでいかがでしょう？


カマキリの事かと思いましたが、逆ですよねぇ。
メスがオスを食べるんですもんねぇ…。

でも人間じゃなくて動物だとは思うんですが…。
違うかな…？


彼はつまり医者。彼女ってのはクライアント。
彼が手術に失敗してしまった。
こどもを欲するってことは帝王切開かな。
帝王切開で死ぬのかな・・・
それとも、赤ちゃんがおなかにいる状態で他の手術をしなくてはいけない
状態で、赤ちゃんを救うと同時の手術だったとか。
まぁ手を誤って殺してしまったということでしょう。
手術ミスってのは罪にはならないのだと思う。

馬鹿なんでこんな感じの回答で許してください。


メンテ終了わ〜い！

こんにちは。
彼は蚊を殺してしまったのでしょうか。
蚊のメスは卵を産むために彼の血を求めて(息遣いってのは、彼は運動をして息もあがって汗をかいていたとします。蚊は人間の汗にひかれるそうですから。)
そして彼女が彼に与えたものとは、唾液、痒みでしょうか？
蚊に気づいた彼はバチンッと殺ってしまい、そこには自分の血がべったりと・・・。
みたいな感じでしょうか？所々の仮定に無理ありますかね＾＾；


　なるほど！！
　蚊かぁ〜。
　いちにぃさんの答え、合ってそう〜〜。


皆様、解答ありがとうございます！
レスたくさんで嬉しいです。

＞海人さん
初めまして、ありがとうございます。
惜しいです！
「彼女は人間じゃない」
そうなんです、そうなんです。
あと一歩でしたね。彼女以外は人間でしたが。

＞みなみさん
初めまして、ありがとうございます。
ちょっと無理な表現もありますが、なるほどですねー。
柔軟な発想に乾杯です。

＞いちにぃさん
初めまして、ありがとうございます。
そうなんです！

「彼女」は蚊だったのです。

> その日も暑かったが、陽が落ちて月が輝き始めると、
> ようやく熱気も落ち着き、静かな夜が訪れた。

夏でした。

> 彼女は彼の息遣いに惹かれ、

蚊は人の吐息の二酸化炭素や汗に反応して寄ってきます。
汗に惹かれて〜、じゃ変かと思い「息遣い」としました＾＾；
ちなみに、血を吸うのは雌だけです。

> こどもを欲するがために彼を求めたのだ、と云っておりました。

子供を生むためには血液を吸わなければなりません。

> 彼女も彼に求めるその代償として、彼女のものを与えてくれたと。

吸った血液の分、酸（唾液？）を注入してきます。
それで痒くなります。

> 彼は、彼女を殺めてしまったのです！

つぶされちゃったんですね…。

＞海人さん
そうなんです。

上の解説で納得いただけましたでしょうか？
皆様、どうもありがとうございましたｍｍ

では、また。


※　問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実在に存在するものを示すものではありません。