間違い探し、数学編(便乗)
越智月久 (2004/03/17(Wed) 13:57:24)
A
D E
P
B───────C
H
斜線を引いたらうまく行かないので、線は各自で引いてください。
(仮定)三角形ABCの角Aの二等分線と、辺BCの垂直二等分線の
交点をPとします。(HはBCの中点)
1:PからAB、ACに垂線DEをおろす。三角形APDとAPEで、
2:AP共通、角PAD=角PAE、角PDA=角PEA(=直角)
3:よって三角形APDとAPEは合同。(PD=PE)
4:三角形PHBとPHCで、
5:PH共通、BH=CH、角PHB=角PHC(=直角)
6:よって三角形PHBとPHCは合同(PB=PC)
7:三角形PDBとPECで、
8:3・6から、PD=PE、PB=PC、角PDB=PEC(=直角)
9:直角三角形の場合、これで充分条件なので、PDBとPECは合同。
10:すると、4からAD=AE、9からDC=ECなので、
11:AB=ACとなる。
(結論)全ての三角形は二等辺三角形である。
どこがおかしいのでしょう。
これでいいの? (2004/03/17(Wed) 14:44:36)
10のDC=ECがおかしい。
DB=ECの間違いでしょ?
越智月久 (2004/03/18(Thu) 07:47:06)
これでいいの?さん、これは本当に間違いですね。
修正の上、考えてください。
猿山の猿 (2004/03/18(Thu) 11:41:10)
角Aの二等分線と辺BCの垂直二等分線の交点Pが、
三角形ABCの内部に出来るとは限りません。
交点Pが三角形ABCの外にある場合、
3以下が成立しません。
きまぐれ屋 (2004/03/18(Thu) 16:57:58)
これ私の学校の数学の教科書に載ってました。
私ちょうど中二で証明習ったばかりなので。
だけど・・・考えても解かりませんでした。「数学の森」という教科書の一番最後にオマケのように付いてるだけで答えも書いてませんでしたし。
個人的に答えが知りたいです。
xevs (2004/03/18(Thu) 17:52:43)
ちなみに二等分線を引くと
AB:AC=BH:CHとなるので
Pは「絶対に」内部には存在しません。
吉村 (2004/03/19(Fri) 10:18:58)
Pが内部に存在しないことを証明しなければならないでしょう。
三角形ABCの外接円を描いて下さい。角Aは円周角、その二等分なので、BCの垂直二等分線とは円周上で交わります。つまり点Pは、三角形の外接円上に存在するので、中で交わるとした仮定が間違っているのです。
越智月久 (2004/03/20(Sat) 09:19:28)
みなさん気が付きましたね。吉村さんの解説が正解です。
きまぐれ屋さんも納得行きました?
きまぐれ屋 (2004/03/20(Sat) 12:10:07)
お気遣いありがとうございます。
納得できましたv
※ 問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実在に存在するものを示すものではありません。