失業率の問題
xevs (2004/06/04(Fri) 17:25:24)
1.日本の今年一月の失業率は5.4%、
2.アメリカの同一月の失業率は5.7%でした。
3.このデータは政府発表のものである。
4.失業率とは両国ともに、「働ける状態にある人のうちの失業者の割合」
を調査した結果である。
さて、これらを参考にして導き出した次の考察のうち
いくつが妥当なものでしょうか?
?T.今年一月の国内の失業者数はアメリカの方が多かった
?U.今年一月の景気はアメリカのほうが悪かった
?V.日本とアメリカでは産業構成や就業形態などが異なるので
これくらいの失業率の差では?Uは導き出せない
?W.日本の政府が出したデータはそもそも信用できない
?X.いや、アメリカの方がもっと信用できない
とんび (2004/06/04(Fri) 17:50:10)
じゃ、?Vだけ妥当に一票。
三原ジュン (2004/06/04(Fri) 18:29:48)
?Wと?Xに一票ずつカブって投票するのはダメなんですよね?
なら私もとんびさんと同じく?Vでお願いします。
むた (2004/06/04(Fri) 18:27:48)
?V、?W、?X。
まず、失業にはretire(完全解雇者)とlay off(自宅待機者)がいる。アメリカは両方失業者とカウントするのに対し、日本では前者のみを失業者としてカウントする。
第二に失業者の定義は「働く意志と能力があるのに働く機会のないもの」をいう。つまりホームレスは失業者にカウントされないため実質的に働いていない人間を失業率は正しく反映していない。
以上の理由から。
清老七対子 (2004/06/05(Sat) 18:20:33)
さすがに、?Tは言えるのではないですか?
うろ覚えですが、確かに「失業者」の定義や算定方式は違った
と思いますが、だとしても、それぞれの国で「失業者」とされる人
の数を比較すれば、
「今年一月の国内の失業者数はアメリカの方が多かった」
という言説は導けると思います。
もともと米国の方がはるかに人口(もちろん就労人口も)が多い
わけですし(^^ゞ
ということで、私は、?T、?Vに一票です (。・_・。)ノ
xevs (2004/06/07(Mon) 12:50:35)
この前統計学の授業で学んだので出してみました。
アメリカは4週間以内に求職活動をした人は失業者としてカウントされます。
日本の場合は、一週間以内に一時間以上の労働をしていない人がカウントされます。
よって、定職がなかったとしても
日雇いなどで働いた人は失業者とはなりません。
アメリカ式に行うと2倍強の数字になるという予測があるそうです。
?T:×アメリカは日本の2.4倍くらいの人口ですから微妙なところ。
?U:×言えませんね。
?V:△〜×結論は正しいのですがその理由が問題です。「このくらいの差」とありますが
そもそもこの数字を比較しようとするのが違うのです。(この論法をお使いになる
学者様もいるんですよこれが)
?W:○上記の意味で妥当と考えます。決してアンチ権力ではありません。
?X:○上に同じ。決してアンチアメリカではありません。
文句はいろいろあると思いますが一つの意見としてお考えください。
xevs (2004/06/07(Mon) 12:53:16)
何か忘れてると思った…
※ 問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実在に存在するものを示すものではありません。