コインの問題(中級編)
natsu (2004/08/05(Thu) 18:20:33)
コインの問題です(教えて!&作って!からやってきました)。
何枚かあるコインのなかで、1枚だけ偽物があります。本物のコインはすべて同じ重さで、偽物は、本物より軽いか重いかはわかりません(同じではない)。
天秤をつかって、どれが、偽物かを判別します(どれが偽物かが判別できれば、重いか軽いかは判別できなくていいです)。4回天秤を使っていい場合、最大何枚のコインまで判別することができるでしょうか。
(1)他のコインを使ってはいけない場合
(2)本物とわかっているコインが別にある場合
キョウ (2004/08/06(Fri) 15:18:38)
natsuさん、どうも。
このような問題は苦手なのですが、上げついでに
(2)だけ挑戦します。(直感で)
1回目:何枚かあるコインの半分と本物と解っているコインを天秤に載せる。
↓(この時点でコイン全体の50%が本物と解る)
2回目:上記で偽者がある方の半分を上記と同様に天秤に載せる。
↓(この時点でコイン全体の75%が本物と解る)
3回目:2回目と同様に半分載せる。
↓(この時点でコイン全体の87.5%が本物と解る)
4回目:これも同様に半分載せる。
従って、ある枚数全体の約94%が本物と解る。(自信なしです...)
キョウ (2004/08/06(Fri) 15:35:58)
natsuさん、どうも。連続スイマセン。
苦手と言いながら考えているキョウです。
次は(1)に挑戦します。
(1)はこの手の問題の基本である3等分で考えました。
1回目:3等分したうちの2組を天秤に載せる。
↓(最大何枚か?との問題なので釣り合ったと考えますと
この時点で全体の約67%が本物と解る)
2回目:上記で偽物が入っている組をまたまた3等分し、上記と同様にする。
↓(釣り合ったと考え、この時点で約89%が本物と解る)
3回目:2回目の同様に3等分し2組載せる。
↓(釣り合ったと考え、この時点で約96%が本物と解る)
4回目:3回目と同様。
従って、ある枚数全体の約98%が本物と解る。
natsu (2004/08/06(Fri) 20:11:54)
キョウさん。どうもありがとうございます。確率的な考え方すばらしいと思います。(私もこの考え方をつかわせていただきます。)
さて、キョウさんの解答だと、分数にあらわして、(2)は15/16、(1)は、80/81ということになり、
(1)は81まい、(2)は16まいの判断ができるということになりますね。
残念なんですが違います。
少なくとも、(2)の方が他のコインを使っていいので、たくさんのコインの判断ができます(パーセントが高くなる)。
(1)は、もしも、偽コインが軽いということがわかっていたら正解です。81枚の中から選ぶことができます。ただ、軽いか、重いかがわからないので、この場合は、違うことになります。運良く釣り合った場合だけを考えずに、運悪く釣り合わなかった場合も考えてください。
最大何枚かという私の書き方が、わかりにくかったのかもしれませんが、この手の問題では、いつも運が悪い場合を考えてください。もし運が良かったら、(2)なんか、何枚コインがあっても天秤1回でできますので(最初に、1個をのぞいてすべてをわかっているものと比較して、釣り合えば残りの1個が偽物)。
(2)は、半分ずつしかのせてないので、もっといっぱいのせた方がいいです。
ここまで、考えていただけたので、後一息だと思います(なまいきなことを言ってすみません)。最初は、天秤2回で何枚まで判断できるかを考えてみてください。(もう一回レスくれるとうれしいな)
キョウ (2004/08/06(Fri) 23:46:25)
natsuさんどうも。
(1)だけ再度挑戦します。
とりあえず3等分します。
1回目:2組載せるも釣り合わない
2回目:別の2組載せて釣り合う(67%解る)
3回目:残った1組をまた3分割するも、1回目と同様釣り合わない。
4回目:釣り合う。(約89%が本物と解る)
従って、8/9、9枚ですかね?
natsu (2004/08/07(Sat) 01:46:30)
キョウさん、どうもです。挑戦していただきとてもうれしいです。
残念ながら3等分しません。
でも、3つのグループ(A,B,C)にわけます。それぞれ個数は、n,n,mとします。
(1)AとBが釣り合わないばあい、2nこの怪しいもの(だけど重いか軽いかはわかってるもの)が残ります。
(2)AとBが釣り合ったばあい、mこの怪しいもの(重いか軽いかもわからないもの)が残ります。
n,mはそれぞれ、あと3回でわかる数はいくつでしょうかというのが問題です。
(ひんと)
1回天秤を使った場合、右が下がる、左が下がる、釣り合うの3通りに分けられるので、3個までを判別できます。
例えば、4この怪しいものがあって、重い可能性があるのをAB、軽い可能性があるのをCDとします。
このとき、Aが重い、Bが重い、Cが軽い、Dが軽いの4通りの可能性があるので、1回では絶対判別できません。
3この怪しいものがあって、重い可能性があるのをAB、軽い可能性があるのをCとします。このとき、Aが重い、Bが重い、Cが軽いの3通りの可能性があるので、1回で判別できる可能性があります。この場合、AとBを右と左にのせると、
右下がりでAが重い、左下がりでBが重い、釣り合えばCが軽いとうまく3つの場合に分けることができます。
2個の怪しいもの(A,B)があって、重いか軽いかわからないとします。このとき、Aが重い、Aが軽い、Bが重い、Bが軽いの4通りもあるので、1回では無理そうなんですが。重いか軽いかは言わなくていいのであれば、(Aが重いか軽い)、(Bが重いか軽い)の2通りどちらかになります。この場合は、わかっている別のコインを持ってくれば、それとA(左側)を比べて、右下がりでAが軽い、左下がりでAが重い、釣り合えばBが重いか軽いとうまく1回で判別できます。
今度は、3個の怪しいもの(A,B,C)があって、重いか軽いかわからないとします。このとき、Aが重い、Aが軽い、Bが重い、Bが軽い、Cが重い、Cが重いの6通りもありますが、さっきと同じように(Aが重いか軽い)、(Bが重いか軽い)、(Cが重いか軽い)の3通りになります。これをうまく判別するには、右下がりで、(Aが重いか軽い)、左下がりで(Bが重いか軽い)、釣り合えば(Cが重いか軽い)とならないといけませんが、これは無理です。(釣り合った場合以外は、重いか軽いという判定はできません。)
これを基本として、あとは、1回では3つの場合分け、2回では3×3=9つの場合分け、4回では、3の4乗=81の場合分けと考えると、解けます。
釣り合った場合の考え方が難しいんですよね。文章で説明するのが難しいです。
toshi (2004/08/07(Sat) 01:21:32)
初めてこの掲示板に来ました
パズルなぞなぞ系の一番上にあったので挑戦してみます
とりあえず(1)を挑戦します
2回での限界は1、1、1に分ける3枚
3回での限界は4、4、5に分ける13枚
3回では4と4を計り釣り合えば
4枚のうちの3枚と5枚のうちの3枚を計る
傾けば4、4から1枚と2枚を取り除き
なおかつ取り除いた方から1枚もう片方に移動させ
5から同数になるように加える。
この場合重くも軽くも無いコインが1枚あれば14枚判別できるので
4回の場合は
13、13、14の40枚だと思います
かなりあてずっぽうです。
natsu (2004/08/07(Sat) 02:13:21)
toshiさん、どうもありがとうございます。あてずっぽうでは、できませんので、大正解です。2回では、3枚でなくて4枚(1、1、2)ですけど。
さっきのヒントですけど、かえってわからなくなるので、あまり気にしないでください。
感じとしては、
3の2乗=9 >= 4枚×2
3の3乗=27 >= 13枚×2
3の4乗=81 >= 40枚×2
なんですけど、できる可能性があるということを言ってるだけなんで、できるかどうかの証明しないといけないんですよね。
どうして、13、13、14になるかをどなたか説明していただけますか。
よろしくお願いします。
natsu (2004/08/09(Mon) 00:30:57)
下がってしまったんで、とりあえず答えを
(1)他のコインを使ってはいけない場合:40枚
(2)本物とわかっているコインが別にある場合:41枚
でした。
※ 問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実在に存在するものを示すものではありません。