某S大学入試問題
ドラゴン (2002/11/25(Mon) 21:57:06)
どーも。
推理系の新人ドラゴンです。以後お見知り置きを・・・。
実は先日、某S大学の推薦入試を受けまして、
そこの小論文の問題が実にパズル的だったのですが、
全然わかりませんでした。はっきり言って答えはないかも
しれませんが、皆様のお知恵を拝借したく、
書き込んだ次第でございます。
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課題 下の表は100円硬貨を100回投げて表が出たら1、
裏が出たら0を順次書き込んでいって、各行の終わりにきたら
次の行の始めに戻るようにしたものである。これは0と1を
“でたらめに”(偶然的に)ならべたと考えられているものの
1つの例である。
この表の0と1の“偶然的なならび”を観察して、何か法則性を
見出せそうならば、それを小論文の形式にまとめて述べなさい。
(字数約600字 制限時間90分)
表
0101110101
1000010010
0010010111
1010000100
1100101111
1101011111
0000011101
1000000110
1001110101
0011010100
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では皆様よろしくお願いいたします。
黒ラベル (2002/11/25(Mon) 22:17:15)
まずは、0がいくつあるか、数えてみてください。
どら (2002/11/25(Mon) 23:27:41)
どもども
ん〜、大学入試ですか。
面白い問題を出すんですね。
ちゃんと計算していないので、微妙ですが
私なら「回数を重ねるほど、0と1の差がなくなっていく」
というような論文を書くと思います。d(^_^ )
例)
1〜 10回目 … 1の方が2回多い(2/ 10 = 20%の差)
1〜 20回目 … 0の方が2回多い(2/ 20 = 10%の差)
:
:
1〜100回目 … 0の方が2回多い(2/100 = 2%の差)
まる王子 (2002/11/26(Tue) 12:09:29)
オモテ・ウラと交互に連続する場合と、ウラが連続する場合、オモテが連続する場合のそれぞれが、最高で6回となっている。
この場合、100回をサンプルで採種しているが、1000回、10000回・・・とサンプルを増やしていくことにより、前述の3通りの連続性がどのように変化するかがたいへん興味深い。
というようなことを考察するかな〜
ドラゴン (2002/11/26(Tue) 18:39:40)
どーも。
どらさん、まる王子さん、流石ですね。
実は、試験中私も同じ様なことを考えましたが、
当たり前って事でほとんど無視しちゃったんです
(「要は確率1/2ってことでしょ」って感じで)。
後日、数学の先生の所に行くと、
「確率論はもちろんだが、その他になんか法則性を見付けてそれを数学的に、
どういう法則なのか、なぜそうなるか、それから全て成り立つことは
あり得ないだろうからどれだけ法則が当てはまるのか、
ということを論じるべきだろうな」
と言われました。
いわゆるIQテストの様な物で、
縦とか斜めとか逆とかに見たりしていくみたいです。
BBQ (2002/11/26(Tue) 18:22:38)
「硬貨を100回投げるというのは全て独立しているので、法則は存在しない。
また、仮に法則性が存在したとしても、100回程度の結果では見出す事はできない」
こういう試験でこういう回答はちょっとまずいかもしれませんが・・・。
ところで、ドラゴンさんはどういう回答をしたのでしょうか?
123 (2002/11/26(Tue) 18:48:45)
せっかく1と0で書いているから、二進数とみなして平均を考えてみるというのはどうですか?
1つずつだと、0.5に近づくか考察、一行ずつだとだいたい512に近づくか考察、さらにそれらを元にサンプル数の違いによる、予想される値とのずれ、などをまとめるというのはどうでしょうか?
どら (2002/11/26(Tue) 19:15:17)
どもども
では、こんなのはどうでしょうか?
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100回の試行で、0は51回、1は49回出現している。
これは、確率論にほぼ沿っているといえるであろう。
しかし、10回ずつの試行で見た場合、少々違った法則が見えてくる。
1〜10回の試行では、0が4回、1が6回出現している。
これに対し、11〜20回の試行では、0が7回、1が3回出現し
平均値を50%に引き戻すような働きをしているように思われる。
(10回ごとの試行では、全てにこのような現象が見られる)
つまり、自然界では、偏りが生じた場合にそれを戻そうとする何かが
確率とは他の次元で存在しているのかもしれない。
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この小論文って、数学の試験ですか?
もしそうなら、そぐわない内容ですが…(^ ^;)
ASA (2002/11/26(Tue) 22:06:34)
む・・・
ムズイが・・・
頑張ってみる!!
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この表からは何も得る事は出来ない
なぜなら、100回程度なら、試行の結果が、なんら意味を持たないと思われるからだ。
つまり、すべての試行が独立しているため、前の結果による影響を受けないのだから、
すなわち、連続で何回0,1がでてもいっこうに構わない。また、列ごとの比較その他はまったく意味がない。
つまり、ここから、仮に何らかの法則を得たとしても、これは、まったく意味のないものである。
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中学生の知識総動員!!
ぱんちょ (2002/12/11(Wed) 05:29:35)
今更ながら、ですが書き込みさせていただきます。
恐らく理系の推薦入試だと思うので、少々突っ込んだ話をば。
母集団を適当な長さに区切って、例えば5、とか
その中で1、または0が幾つ出たか、その個数ごとに幾つサンプルがあるのか数え、
それをプロットしていく、という手法もあります。
すると丁度真中を頂点としたなだらかな左右対称の山になっていくはず・・・
これは二項分布というものですが。
あと情報系だともちょっと面白い解答案があったりもします。
ドラゴン (2002/12/12(Thu) 00:25:00)
どーも。
ぱんちょさんへ
「今更ながら」なんてとんでもない、レス有り難うございます。
大変興味の湧く説です!
が、お馬鹿な私には少々荷が重いです・・・。
なのでもう少しわかりやすく説明していただけると
有り難いのですが。
あと、情報系でのもちょっと面白い解答案も
是非お聞かせ願いたいです。
ぱんちょ (2002/12/12(Thu) 05:34:06)
んでは調子に乗って。
最初の一行目{0101110101}を頭から五個ずつとって、
新しいサンプル(A)を作り出し、1が何回出たか数えると
{01011}で3回、次は{10101}で3回。
これを延々最後の行まで繰り返して行きます。
Aの中で、1は0〜5回、出てくるわけです。
では次に、1の出た回数に応じてサンプル数を数え上げ、
それをグラフにとります。
少なくとも一行目では3回が2個ありますよね。
グラフにすると、あら不思議、2回と3回を頂点にした左右対称の山になる…はずです。
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****
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012345 ←1の出た回数
もしなっていればそれでオッケー。コイン振りご苦労様。
なってないなかったら…全体はほぼ1と0半々ですが、裏表の出方がおかしい!
って事で、もう100回行っとく?ってな事に。
情報系というよりはシステム解析に近いんですが、
それぞれの行を一つの銀行窓口に例えて、1をお客さんが来た事にすると、
上から5,6行目は明らかに来客数が多いですよね?
ベテラン職員なのか、簡単な仕事なのか分かりませんが(^^;
こう言う風に見ていくと、窓口によってお客さんの来るパターンが見えてくる。
じゃぁどうすんべ?・・・ってな感じです。
……なんだか大学の講義みたいでつまらない鴨……
ドラゴン (2002/12/12(Thu) 18:24:52)
どーも。
ぱんちょさん、有り難うございました。
とてもわかりやすかったです。
へ〜、なるほどって感じですね。
特に情報系(システム解析)の方は面白いですね。
どうやって論文にするかは難しそうですが・・・。
伊藤赤 (2002/12/30(Mon) 01:01:40)
さすがに今さらですかね。
「法則性を見出させそうならば」
ということは「ない!!」じゃだめなのかな。
あとは・・・「0と1しかない」とかね。
論文にするならカオスの話に持ってくのかな。
※ 問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実在に存在するものを示すものではありません。