鉄球
siu (2003/05/12(Mon) 06:56:43)
昔ジャポニカ学習帳にのっていた問題です。
あるところに大きな国と小さな国がありました。
ある日大きな国は小さな国に使いを送り、この問題ができなければ戦争を仕掛けると言ってきました。
以下がその問題です。
「ここに鉄球がひとつある。
鉄球には2つ穴が開いている。
穴と穴は鉄球の中でつながっているが、鉄球の中で迷路のように入り組んでいる。
この穴の入り口から出口まで灰を敷き詰め、それを持って来い。」
結局王様たちはこの問題が解けなくて、代わりに解いた町の若者がお姫様と結婚するというよくある話なんですが、さてどうやったのでしょう?
ついでに、このような鉄球を作るにはどのように作ればいいでしょう?
なぞなぞではなくてパズルですね。
黒ラベル (2003/05/12(Mon) 08:34:51)
私なら、掃除機使って試してみます。
実際に、出来るかどうかはわかりませんが。
その大きな国は、結果の確認どのようにするのでしょうね。
それも、問題にすると面白いでしよう。(この回答は判ります)
kulilin (2003/05/12(Mon) 10:48:08)
1.蟻に細くて軽い糸を結びつけ片方の穴に入れる。
2.もう片方の穴の周囲に甘いもの(蜂蜜・砂糖水)を塗っておく。
3.蟻が中を通って出てきたらその糸を外す。
4.糸に紙縒りを結びつけて穴の中を通す。
5.紙縒りに火をつければ灰になる
だめでしょうか?
ゾンビ (2003/05/12(Mon) 12:42:10)
kulilinさんと同じ意見です。
「姥捨て山」と同じやり方ですね。
もっとも、蟻がそう思い通りに動いてくれるとは思えませんが……
あとは、灰を強引に押し込んでいくって手も。
灰をあらかじめ細かくして柔らかくしておけばできるのでは。
いずれにしても、できてるかどうかどうやって確認するんでしょうかねぇ?
銀 (2003/05/12(Mon) 13:08:27)
kulilinさんとゾンビさんの答えだと、紙縒りの火が途中で消えてしまいませんか?
灰を含ませた水を片方の穴からゆっくりと流し込み、
もう片方の穴には濾過紙で押さえておき時間をかけて注ぎ口まで一杯になるのを待つ。
減った分だけ足していくやり方です。(敷き詰めだと意味が違うか?)
でも、どれほど時間がかかるやら?(^^;
黒ラベル (2003/05/12(Mon) 14:15:06)
ジャポニカ学習帳に載っていたということで、「真空の力」の応用なんでしょう。
お弁当に付いてくる、醤油居れりますよね。
それにね醤油を充填させるのに、醤油入れを真空にしてから醤油に漬けると隙間無く満たされるそうです。
同じ要領で、片方の穴から、掃除機で吸い込んでやり、もう片方から灰を吸わせれば良いということになりますね。
kulilin (2003/05/13(Tue) 13:30:16)
銀さんの様に「水を使って流し込む」って言うのも最初に考えたんですけど、
水を使って流し込む場合、「最後まで濾過しきれない(詰ってしまう)んじゃないか?」
と言うのと、「どうして灰なのか?」と言う理由が見当たらなかったので、考え直しました。
火が途中で消えるってのは、「紙縒りに油を染み込ませたり
火薬を織り込んだりすれば何とかなるかな」と。
(そもそも紙縒りにせずに、紙を細く切っただけの方が燃えやすいかも。)
黒ラベルさんのやり方も出来るとは思いますが、問題が
”大きな国は小さな国に使いを送り、この問題ができなければ戦争を仕掛ける…”
”王様たちはこの問題が解けなくて、代わりに解いた町の若者がお姫様と結婚”
となっているので、掃除機がある時代では無いかと。
黒ラベル (2003/05/13(Tue) 19:16:58)
掃除機は無くても、真空できる技術はありますよ。
教科書に、半球の鉄球をくっ付けて、中の空気抜いて、馬で引かせるという挿絵が載っていたの覚えてますか? 真空の力の凄いことを説明している場面だったと。
時代は、中世位だったと思います。
私の場合は、掃除機を使うということで、他の道具でも良いのですよ。
新参 (2003/05/14(Wed) 12:18:00)
自分なりの答えが出せていないのにこんな事を言うのも失礼ですが・・・(汗)。
「掃除機などを使って灰を反対側から吸い上げる」というのが主流になっているようですが、その方法だと途中で穴が詰まってしまい(穴が詰まる=それ以上吸い込む事が出来なくなる)、完全に穴の中を灰で満たす事は不可能なのではないでしょうか?
しかし、この問題なかなか難しいですね・・・うーん・・・答えが・・・(涙)
葉蔵 (2003/05/14(Wed) 13:26:24)
穴の口径に合う細長い「麻袋」(柔軟な棒状になる)に微粒な「砂」を入れたものを用意し、「油」を染み込ませ、穴の一方から他方へと少しずつ挿入して抜いていく。これにより穴の表面に漏れなく「油」が塗布できる。次に、「灰」を両方の入り口から指し入れては鉄球を幾度も転回させる。
これで「灰」を敷き詰められるかと思うのです。
そして鉄球の作製方法ですが、上に示した「砂入り麻袋」などを球型の鋳型に「迷路のように」「麻袋の両端が球の表面積上に二点で接するように」配置した後に溶かした鉄を流し込み、鉄が冷えて鉄球になった時点で麻袋を破いて砂を出し、麻袋を抜いていくことで可能だと思います。
葉蔵 (2003/05/14(Wed) 18:36:53)
付記
鉄球の製作に関しては、麻袋だと引火して消滅してしまうかもしれませんので、鉄の長い筒を「迷路のように」「両端が球の表面積上に二点で接するように」変形させて鋳型に設置するほうが良いかもしれません。ただ、ぼくには「溶けた鉄」が「変形させた迷路のような鉄の筒」を溶かすか否かが明解ではありませんので…。しかし、完全には溶かさないとすれば、「溶けた鉄」は「鉄の筒」とほどよく合体した結果、当該する鉄球が完成するのではないかと浅慮します。
nak (2003/05/14(Wed) 20:01:19)
1.鉄の栓を使って反対側の穴をふさぐ、
2.もう片方の穴から先に灰を少し入れ、その後、流し込むように水
をぎりぎりまで入れる
3.鉄球を火にかけて、水を蒸発させる
2.3.を繰り返して、灰が入り口付近にまでこればOKかな?
SQ (2003/05/15(Thu) 06:31:19)
大量の灰の中でくるくる回したら
そのうち一杯になりませんかね?
siu (2003/05/15(Thu) 10:31:05)
おお、いつの間にかこんなに書き込みが!
みなさん、回答ありがとうございました。
kulilinさん、ゾンビさん、
そうです。ジャポニカに載っていたのはそれでした。
> 1.蟻に細くて軽い糸を結びつけ片方の穴に入れる。
> 2.もう片方の穴の周囲に甘いもの(蜂蜜・砂糖水)を塗っておく。
> 3.蟻が中を通って出てきたらその糸を外す。
> 4.糸に紙縒りを結びつけて穴の中を通す。
> 5.紙縒りに火をつければ灰になる
記憶があいまいでなぜか僕の頭の中では王様の話になっていましたが、
姥捨て山だったかもしれないです。
(でもなんで姥捨て山にこんなパズルが?)
というわけでジャポニカの答えは上の通りなんですが、
確かに途中で火が消えそうですよね。
黒ラベルさんの掃除機というのが一番出来そうな気がします。
灰入り水は最後まで届かないかなと思いましたが、
よく考えたら行きそうですね。(2つの穴が正反対に開いているとき)
銀さんの答えのようにろ紙を使えば、
もしかしたらこっちのほうがぎっしり詰められるかもしれません。
うーん、思ったより複雑になってしまった。。。
まだいい答えが出るかもしれないし、
鉄球の作り方も考えて欲しいのでもうしばらく済にしないで置いておきます。
ついでに灰が鉄球に入ったかどうかの確認方法も考えてみてください。
(これは答えは分かりません。黒ラベルさん、お願いします。)
流石速人 (2003/05/16(Fri) 23:31:41)
鉄球の作り方
溝のついた鉄の円盤を重ねて溶接しても作れませんか?
どの大きさの円盤にどういう溝・穴をつけるかきちんと設計して・・・
話がずれますが、姥捨て山で出たのは
「灰で編んだわらじを作れ」
だったと記憶しています。
全部で3問でしたっけ。
siu (2003/05/17(Sat) 22:01:28)
ちょっと調べてみました。
姥捨て山ではくねくね曲がった穴のある石の玉(七曲の玉)に糸を通せ、って問題だったんですね。
なんか地方によっても問題が違うらしくて、他にも
灰で縄をなえ
叩かなくても音のなる太鼓を作れ
真っ直ぐな木の棒のどちらが根っこ側かをあてろ
そっくりな2匹の馬のどちらが親かをあてろ
そっくりな2匹の蛇のオスメスをあてろ
なんて問題があるみたいですね。
※ 問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実在に存在するものを示すものではありません。