女刑事クッキーの事件簿3・友人の誤算
sekky (2002/06/12(Wed) 14:05:44)
これはクッキー先輩が、友人の五島真樹子(25)と温泉旅行に行ったときのエピソードです。
倉田麻衣(クッキー):「やっと着いた〜。ね〜お風呂入らない?」
五島真樹子(まきちん):「まだ早くない?」
クッキー:「でも、この疲れ早く取りたいし・・入りたい入りたい!!!(ドンドン)」
まきちん:「わかったわかったよ・・もお・・・それじゃ先行ってて。」
クッキー:「わ〜〜い!!」
お風呂に入るクッキー。彼女にとってはお風呂こそが一番の癒しだ。しかし・・・・
まきちん:「きゃ〜〜〜」
更衣室からまきちんの叫び声がした。
クッキー:「ど、どうしたの?・・・あ、あれは・・・」
2人が見たのは、女性の変わり果てた姿だった。
すぐに110番し、警察がやってきた。
被害者は背中を一突きされて、即死の状態だった。
警察官:「あなたが第一発見者?状況を説明して。」
まきちん:「私、お風呂に入りに行こうと思って、露天風呂につながる階段を歩いてたんです。そしたらむこうに見えた女湯から体育会系の体をした男っぽい人が走り去りながら逃げってたんです。あれっと思ったんですけどまさかこんなことが・・・・」
警察官:「どんな感じの人でした?」
まきちん:「え〜と〜・・背はすごく大きかった。帽子にサングラスに黒いことを着ていたわ。ナイフぽいのも持ってたわ。なんか光るものが見えたの。あとほほのとこに傷もあったような・・・」
その話を聞いていたクッキーはまきちんにこう言い放った。
「まきちん・・・あなたが犯人ね。」
さて、クッキー先輩が友人が犯人であると見破った根拠は何でしょう?
ちょっと簡単すぎたかも。
楓 (2002/06/12(Wed) 15:04:16)
走り去る男はすくなくとも顔を見せずに走ったはずで、
まきちんに、黒いコートや帽子をつけてるのはわかっても、
サングラスや顔のキズは見えないから。
よってこの証言はウソとなる。
いつもクッキーの事件簿楽しみに見てます(⌒∇⌒)
これからもどんどん書いてくださいね、
脳みそウニ丼 (2002/06/12(Wed) 15:15:03)
どーもです。
風呂場でサングラスをしたら、湯気でほとんど何も見えませんよね。
ともくん (2002/06/12(Wed) 20:59:06)
殺害現場が更衣室だとすると、クッキーが着替えた時は遺体が
なかったわけだから、殺人が行われたのはその後という事になる。
そうするとクッキーが入浴していた女湯から逃げ去った男らしき者
を見たというまきちんの証言がおかしいから。
purimo (2002/06/13(Thu) 10:35:12)
ともくんさんの回答が正しいような気もするのですが
問題を読んだ後に私が最初にひらめいた答えも一応書いておきます。
問題文中には『被害者は背中を一突きされて』としか書かれていないのですが
凶器は背中に刺さったままではなかったのでしょうか?
もし刺さったまま発見されたのであれば
「男はナイフっぽいものも持っていた」という証言はおかしいですよね。
mina (2002/06/13(Thu) 16:09:00)
う〜ん。。。ともくんさんの方が正解だと思うんですけど一応。
彼女は死体を発見する前に男をみたんですよね。
それなら何かが光ったのをみて「光るもの」=「ナイフ」とは考えつかないと思います。 自分がナイフで刺したからつい言ってしまったとか。
sekky (2002/06/13(Thu) 18:40:59)
こんな苦し紛れの問題に、たくさんの解答ありがとうございます。
minaさんが一番近い正解。楓さんのも考えてみると正解。
では解決編を・・・
まきちん:「へぇ?なに言ってるの?私がどうして殺さなきゃいけないの?」
クッキー:「ねえ、何で凶器がナイフだってわかるの?」
まきちん:「だって、犯人がキラキラ光らせながら・・・・」
クッキー:「どうして?こんな夜に(すいません実は夜なのです。)よくキラキラって光ったわね。それにグラサンしてるのに顔の傷がそんな遠くから見えるんだ。」
まきちん:「・・・・・」
クッキー:「さあ、どうなのよ。」
まきちん:「負けたわ。降参よ。降参・・・」
クッキー:「どうして・・・どうしてよ(;;)」
まきちん:「この娘、実は私の高校時代の一個下の後輩で菅野麻美っていうの。仲いい友達だったけど、最近態度が急変してね。私のこと邪魔者扱いしはじめてね。私の心の中に殺意が生まれてきて、今日ここに呼び出したわけ。あなたは探偵役としてきてもらったけど一番の誤算だったわ。」
凶器はすぐに見つかり、五島は殺人容疑で逮捕された。
あんなに泣いたクッキー先輩は初めてだった。
クッキー:「初めてって何が?」
sekky:「んっ?・・・わあ〜〜先輩!!」
クッキー:「何びびってんのよ。ほらいくよ。アパートで殺人事件。腕が鳴るわ。」
sekky:「は、はい!!!」
クッキー刑事の事件簿はどこまでも〜〜・・・・
sasuraibito (2002/06/13(Thu) 19:21:34)
気になった点をいくつか書かせて頂いても宜しいでしょうか…。
クッキーとまきちんは宿に着いてすぐお風呂に入っている。
しかもまきちんは「(お風呂に入るには)まだ早い時間なんじゃないか」
という様な事を言っていますから、時間帯は午後かせいぜい夕方
(せめて宿で出す夕食の前)くらいなのではないかと読者は考えると思います。
季節にもよりますが、真っ暗という時間帯に持って行くにはやや無理がないでしょうか?
また、まきちんが「ナイフ」と言ってしまった事は、
いわゆる“犯人しか知り得ない事実”とは言えません。
犯人がまきちんではないと仮定したとして、一般人なら光るものを持った怪しい人物を見た後で刺殺体を目撃したら「あ、さっきの人がきっと犯人で、持っていたのはきっとナイフだわ」などと自分の憶測で目撃証言などをしてしまうものです。
また、サングラスをしていても頬は隠れませんので
大きな傷なら(距離にもよりますが)見えると思います。
遠くて暗ければ見えにくいとは思いますが、絶対見えないはずだと断言はできないと思います。
クッキーの突っ込みは、まきちんを自供させるだけの動かせない証拠にはならないと思うのですが・・・。
この書き込みは別にケチをつけている訳ではないですので
ご気分を害されましたら本当にすみません。 (T_T) m(__)m
推理クイズは大好きなので、解答を読んでもなんかすっきりしない時は
コメントしたくなっちゃうんです〜〜
これからも期待していますので頑張って下さい!!
JHGFD (2002/06/14(Fri) 00:18:26)
はじめましてJHGFDです。
sasuraibitoさんの気になった点なんですが、
きっと犯人も疲れて旅館?についたばかりだし、
心の準備というものもあるため
つい口にだしてしまったのだと思います。
あと傷についてなんですが、
本文は「黒いこと」になっていますが、これは「黒いコート」
ではないでしょうか?
とすると傷はコートにかくれていたのではないでしょうか?
※ 問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実在に存在するものを示すものではありません。