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unknow(9　(2002/06/29(Sat) 23:49:44)

とあるホテルのＶＩＰルームで奇妙な事件が起こった。

市議会議員の井野辺　昭夫が凍結死体となって発見された。
第一発見者は付き人の一人田中　良治で、彼の証言によると、
ＶＩＰルームの部屋を空けた瞬間冷たい風が吹き出してきて、それと同時に携帯の着信音が聴こえたという。
風が止み、彼が恐る恐る中に入ると書斎のドアが開いており、
その敷居の内側に凍りついた井野辺氏が居たのだ。

そのＶＩＰルームはホテルオーナーの趣向で密閉度が非常に高く、
音響、照明、ひいては空調に至るまで事細かにゲストの意向に合わせて変える事のできる
県内でもご本の指に入る有数のＶＩＰルームとして各界の著名人に広く利用されていた。

井野辺氏の下には以前より彼の人気を快く思わないものからの暗殺を仄めかす
脅迫の文章が幾度となく送られてきており、今回それが実行にいたったのだろう。

現在のところ暗殺者と思われるのは・・・
科警研時代から井野辺氏を慕い、引退後も氏の身の回りの世話を行っていた矢頭　巌
井野辺氏の講壇などの日程を管理していた秘書の草薙　遥
井野辺氏の親友の息子で、氏のボディーガードだった赤松　秀雄
・・・の三名なのだが、何れも自室にいたり、誰とも会ってなかったりとアリバイは誰一人としてなかった。

事件現場の詳しい事を教えてくれたのは主任の井上　辰巳で、
このホテルの全ての管理を彼が行っているのだという。
「このＶＩＰルームは大きく分けて四つの部屋からなります。
まず入り口を入ってすぐ広がるのがリビングルーム、その左右に二つずつ部屋があり、
右手前がクローゼット。右奥が寝室。左手前は書斎で、左奥は浴室です。」

私は窓際により窓ガラスを軽く叩いた。
「決行厚さがありますね」
「ええ、リビングと左右奥にある部屋に使われているガラスは厚さ２ｃｍの防弾ガラスです。ライフルでも貫通できないです。
それに此処も含めて全ての部屋は私がお客さまの要望によって細かい温度調整を行っております。」
最後に彼はこう言った
「実は井野辺さんは私の一つ上の先輩に当たる人で、その旨もあってここにご宿泊になられていたのです。
なぜ、井野辺さんが殺されなければならなかったのでしょうか？
刑事さん、絶対に犯人を捕まえてください」
その言葉に私はただ頷いた。


さて、その後の調べによりリビングルームから見つかった携帯電話には公衆電話からの着信が残されていた。
井野辺氏のとる食事はリビングルームまでは井上氏が運び、書斎の中には赤松が運んでいた。
また、遺体の足元に女性者のハンカチーフが凍りついた状態で落ちており、そこにソースと井野辺氏の唇紋がかすかに残っていた。




犯人は赤松だ。
唇紋が残っているということは、ガイシャが暴れなかったということなので
怪しまれない人物でなければならないので、矢頭は白。
そして、さいごにはいったのが赤松なので、
犯人は赤松だ。
（携帯のことは抜きで・・・ｍ（＿＿）ｍ）


付け加え、
殺害方法も書いてください。
なお、部屋の大きさはそれぞれ、
リビングルーム　　約百六十畳
クローゼット　　　約十畳
寝室　　　　　　　約十八畳
書斎　　　　　　　約八畳
浴室　　　　　　　約十四畳

宇宙戦艦ヤマトさん、違います。

誤字訂正
「決行厚さがありますね」→「けっこう厚さがありますね」


殺害方法って凍殺？
１６０畳ってどれくらいの広さかはわかんないけど、
その中に落ちてるハンカチを凍らせるぐらいの冷気は・・・
どれぐらいになるんだろう。
それだけの設備がホテルにあるとは思えないし。
主任の井上さんが温度調節してるくせに被害者が凍死するのはおかしい。
なので、犯人は井上さん？



こんばんは。
うーん、難しい！（苦笑）

ところで、
> それに此処も含めて全ての部屋は私がお客さまの要望によって
> 細かい温度調整を行っております。
この文章から推測すると、
被害者がこのVIPルームで凍らされたと仮定した場合、
主任の井上　辰巳氏だけにそれが可能だったのではないでしょうか？
もしかしたらVIPルームで凍らされた（殺された）と仮定することに、
無理があるのでしょうか…（苦笑）。

出直してきますね（汗）。


矢頭　巌？

いくら書斎が八畳の広さでも、人を空調で凍らせるのは無理。
人間を凍結させるとしたら、液体窒素かなにか。
そんな特殊なものが手に入る…科警研

ちょっと検索しました。クライオ・プレス
http://nition.com/product/cryo-press.htm
科警研で実際に使っているということで。

食事中に電話に出ようとするときは口を拭くだろうから（女性物っていうのがわからん…）それまでは生きていたわけで、そうするとドアを開けると、何かこう、一気に、大量の（浴槽？）液体窒素が……
だめだ。詰めが甘い。

出直します。

ぜんぜんわかりません。
刑事さん！ヒントください。

・凍結死体の状態を教えて下さい。(どんな格好？カチンカチン？)
・死因は凍死でしょうか？(死亡推定時刻は不明ですか？)
・井上辰巳氏に、その日の部屋の設定温度を訊いて下さい。
・公衆電話は、何分くらいコールしていましたか？
・浴室は使用されていましたか？
・ハンカチは、濡れて凍ったカンジですか？
・(おまけ)県内ってあるんですが、何県ですか？

難しいですね。
一応、今の所私の考えでは、矢島さんです。
鈍器で殴る -> 液体窒素かなぁ。

1：凍結死体
凍結死体がどのような状態なのか、最初イメージが沸きませんでした。
やはり、ハンカチが凍りつくくらいだから、カチンカチンに固まっていたのか・・・。
そうなると、液体窒素が適しているのかな？
部屋を開けた瞬間風が吹き出してくるって、液体窒素が気化して体積が増えたから？

2：犯行現場
やっぱ浴槽に液体窒素かな？
液体窒素は全て気化した。(これだけリビングが広いなら可能でしょう。)
すなわち、冷房は付いていなかった。(気化した為、空気の温度が下がった。)

3：犯行過程
女性のハンカチって、秘書「草薙 遥」さんの物かな？
「はるか」って読むのかな・・・女性ですよね。秘書は。

液体窒素が犯行に使われているなら、被害者にどうやって使うか？
眠らせる？ハンカチにクロロフォルム？
しかし、そんな大事な証拠を落として置くでしょうか？小細工かな。

または、料理に睡眠薬？
これなら、赤松・井上さんにチャンスがありますが、
死体解剖の結果で睡眠薬は、解ってしまう。

ドアを開けた瞬間の携帯も怪しいけどなぁ、小細工？（ぉぃ

私も、刑事さんにお願いです。
・被害者は料理を食べてどれくらい経ってますか？
・死体解剖の結果を教えてください。また、被害者の外傷は？
・浴槽の状態を教えてください。
・冷房は付いていたのか？


惜しい（本当に惜しいのか？）のが幾つかありますね。

死体からはクロロホルム、ハロセン、スタドール等の麻酔薬は検出されませんでした。
また、頭部、頚部に打撲の痕跡は見られなかった。

http://nition.com/product/cryo-press.htm
ちなみに私もこれは知ってます。

凶器はある意味見えてはいないのかも。


もう一回『矢頭　巌』で。

元科警研〜液体窒素が手に入りやすいのでは。普通の人は売ってるところが分からないし、第一そんな大量に売ってくれなそう。

身の回りの世話係〜井野辺被害者がいないときでも部屋に入れそう。

1.浴槽になみなみと液体窒素を入れておく。
2.井野辺被害者の携帯をこっそり取りあげるか、ごく自然に預かる。
3.食事が運び込まれたらリビングから「井野辺の世話係だけど、書斎が寒い」とかいって室温を上げさせる。
4-1.井野辺被害者は暑いけど、携帯が見当たらない（渡したのを思い出した）ので風呂に入ろうとする。（外から鍵がかかりますかねぇ…？だとしたら好都合なのですが）
4-2.もしくは食事後に風呂に入る習慣があった。

＞凶器はある意味見えてはいないのかも。
で、直接の死因を窒息に変えてみました。

実際の事故例
http://kohsai.t.u-tokyo.ac.jp/amemiya/member/ueji/openhouse96/intro_nitrogen/intro_nitrogen-jp.html

5.浴室を開けたとたんに酸欠状態。
6.なんとか書斎のドアまで辿り着いたところで死亡。その後凍結。

7.死亡確認のためにドアを開け、現場から移動。

前回よりは手ごたえがありますが、やっぱり細かい詰めが甘いです。



言い忘れました。
液体窒素は使いません。
基、浴槽（大よそ50Ｌ入るとして）を満たすほどの液体窒素をどうやって運ぶのでしょうか？

いい加減、固定観念は捨ててください。


この記事は削除されました


犯人は井上辰巳さんで。

井上さんはドライアイスを使って井野辺さんを窒息死させたんだと。ドライアイス
だったらくだいてクーラーボックスなどに入れておけば簡単に持ち運びできると思う
ので。でも、凍るほど空気が冷たくなるかは分からないんですけど…（汗
これができるのは部屋の温度調節をしていた井上さんしかできないかなぁと。。。

穴だらけの推理でごめんなさいｍ(＿＿)ｍ



どうやら、これ以上答えが出ないみたいですが、
解答編をやってもいいのでしょうか？


前の書き込みより大よそ一日たったので解答。

まずは殺害方法から。
凶器はありません。強いて言うなれば部屋自体が凶器となりました。
犯人はリビングルームの空気を空調を使って少しずつ抜いていった。
これで密閉度の極めて高かった部屋の中は、真空に近い状態になる。
あとは、井野辺氏が書斎のドアを空ければ書斎の気圧は二十分の一になり、
急激に温度が低下して、井野辺氏は凍死する。
しかし、万が一、他の人物が扉を開けたときに全てが無駄になってしまう恐れがある。
その時のために井野辺氏の携帯電話をリビングに置いておいたのだ。

真空に近いとはいえ、まだ多少空気の残っているリビングから微かに聴こえる着信音。
それに気がついた井野辺氏は何の疑問も無くリビングのドアを開けただろう。
そこに冷たい死が待っているとも知らずに・・・。

ここまでくれば犯人はもうお分かりでしょう。

食事を運ぶ時にルームに入ることが出来、
尚且つ気づかれる事無く携帯電話を仕掛けることが出来て、
そしてなによりも、ホテル全体の空調を自在に操る事が出来た人物・・・。

犯人は主任、井上　辰巳でした。


真空に近いほど、空気を抜いてあれば、その部屋のドアを人力で開けることは出来ないですね。
空気圧とは、そんなに弱いものではないですからね。


>真空に近いほど、空気を抜いてあれば、その部屋のドアを人力で開けることは出来ないですね。
>空気圧とは、そんなに弱いものではないですからね。

こちら側に引く??引き戸?≠ｾったらそうですね（失笑）


ソースのついたハンカチの意味はあったんですか？


あ、あれは秘書が犯人だという引っ掛けと、
あと部屋全体が凍ったというヒントです。
ソースがついていたのは、単に井野辺が口を拭いたときに・・・です。
もしも、浴槽などで死体だけを凍らせたのならばハンカチが凍るはず無いですから。
書斎にあるものの中で凍るものが何かあるかなぁ・・・と考えたのですが、
水槽で金魚が死んでた・・・なんていうのも意味が感じられないし、
なら、引っ掛けを兼ねたヒントにしてしまえ、って。
口を拭いているなら多少なりと水分が付いているので凍るだろうから。



なるほどー。
ひっかけかぁ。
でも、水分がついてて凍るのは口が触れた部分だけですよね？

書斎に水槽があったんなら、水槽の水が全部凍ってて、
それもヒントになってそうですね。

んー。なかなか難しい問題でした（＞＿＜）


※　問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実在に存在するものを示すものではありません。