レバー式ドアロックの謎
かずのこ (2002/07/13(Sat) 16:57:38)
ひとりの女性から警察に通報があった。
「家に主人がいるはずなんですがいくら呼んでも返事が無いんです。
鍵は持っているんですが、中からレバー式のドアチェーンが掛かっているので
中に入れないんです。」
すぐに警官が現場に駆けつけた。鍵を指し込んで回すと確かにドアは開くのだが、
わずかなところで止まってしまう。彼女の言うとおり中に金属製のレバーが掛かって
いるのである。何度もチャイムを鳴らしたが応答は無く、ドアの隙間から
妻に呼びかけてもらったが、やはり返事は無かった。
何か異常事態が起きた可能性もあるので、警官は応援を頼んだ。結局、特殊な工具を
用いてレバーの隙間を強引に裂くようにして開いた。
扉が開くと妻が声をかけながら中に入っていった。そして、すぐに張り裂けるような
叫び声をあげた。彼女の夫はベッドにきちんと布団をかけて横になっていたが脈は
無かった。窒息死だった。周囲に争ったような様子は無い。
聞き込みを始めると、ふたりの夫婦仲が険悪だったことが明らかになった。妻は
愛人らしい男と交際をしていたらしい。
「愛人との新生活を夢見た妻が夫を殺害したのでは・・・」
捜査一課の刑事・甲斐健一はもう一度現場を訪ねてみた。玄関の踏み込みに入った
甲斐は、ふと足元を見た。そきには何かの滴が落ちたような痕がある。飴のような
色をしている。甲斐は指先につけて臭いをかいでみると、小さく呟いた。
「外にいながらレバーをかけた方法がわかったぞ。意外に単純なやり方だったんだ。」
犯人はどのようにレバーをかけたのだろうか。
よろしくお願いします。
コエモン (2002/07/13(Sat) 17:03:30)
まず、ドアを開けたままでレバーを垂直に立てレバーに「テープ」を付ける。
そして、ドアを閉め「テープ」を引っ張るとレバーがかかる。
これでどうでしょうか?
麻呂男 (2002/07/13(Sat) 17:43:53)
「某探偵漫画」であったやつですね? >コエモンさん
それにしても、「何かの滴が落ちたような痕」「飴のような色」
というのが気になります。一体「何飴」のような色なのか・・・。
「千歳飴」なのか、それとも「チュッパチャップス」のような飴なのか、
または「水飴」のようなものなのか・・・。
かずのこ (2002/07/13(Sat) 18:01:09)
>コエモンさん
あ〜それですか〜!僕も知ってます。あのー、長くなると思って割愛したんですが、これを書いておくべきでしたね。
問題は玄関のドアのレバー式ロックだった。扉が完全に閉まっていないとレバーを突起にかけることは出来ない。外に出てドアを閉めてから意図などを使ってレバーを動かすという方法も無いわけではないが、機密性を保つためのゴムがドアについており、扉との間に糸を通して引っ張ったりすれば擦れて痕がつくはずだが、どこにもそれらしい痕跡は無かった。
何か「あー言えばこー言う」みたいでゴメンなさい!つまりコエモンさんのは残念ながら正解ではありません。こちらのミスです。申し訳無いです。
甲斐刑事が現場で見つけたモノが一体なんだったのかがポイントです。
宇宙戦艦ヤマト (2002/07/13(Sat) 19:52:05)
まず、ドアロックのボルトを抜く。
ボルトを床に落とし取れたドアロックを反対のに引っ掛ける。
引っ掛けたドアロックをボンドで元の位置につける。
これで、密室完成。
落ちたボルトは壊したときに落ちたと思われる
あいひめ (2002/07/13(Sat) 22:40:54)
ロック自体が形状記憶合金で、火で暖めると開く。
そのときその辺りの溶けた金属が落ちて、飴色の滴として落ちてた。
その状態で突起にかけてドアを閉めておけば、
冷えてもとの形に戻り自然にロックがかかる。
ってか、そんな記憶合金ないよねぇ;;
かずのこ (2002/07/15(Mon) 15:05:00)
甲斐刑事が見つけた「滴の痕」が一体なんだったのかがヒントになります。甲斐刑事の言ってる通り方法は非常に単純です。頭をひねることはありません。まず例の滴について考えてください。あとは現場の状況を思い浮かべてみてください。よろしくです。
有瀬 (2002/07/15(Mon) 15:58:12)
-> かずのこさん
初めまして。
モチの問題の方も考えていますが、悩んでおります(苦笑)。
ところで『飴色の「滴の痕」』とは何でしょうね…。
そういえば甲斐刑事は匂いを嗅いでいましたね。
匂いに特徴があるものでしょうか?
単純に考えると、
宇宙戦艦ヤマトさんとほぼ同じ方法ですが、
ドアロックを一旦外し、外からロックした状態でボンドを使って接着させる。
乾燥しきる前にボンドが垂れて『飴色の「滴の痕」』が生じた。
匂いは有機溶媒臭(ボンド臭?)ということで…。
他にろうそくから垂れた「ろう」や油類を考えましたが、
ドアロックを外からかける具体的な方法が浮かびませんでした(汗)。
出直してきますね。
ムタ (2002/07/15(Mon) 19:29:05)
はんだ付けでもしたのかなぁ?
灯守 (2002/07/16(Tue) 17:15:21)
犯人は、パッと見寝ているように見えるのに悲鳴を上げた奥さんでしょうね。でも、どうやって密室を作ったんだろう…。ドア側のフックを切り離してレバーに通し、隙間からフックと扉を瞬間接着剤でくっつけたのでしょうか?
かずのこ (2002/07/16(Tue) 20:49:12)
実はこの事件、友人から聞いたちょっとした体験談が元になってます。
もしかしたら僕の友人と同じ体験をなさった方がいるかも知れません。
レバー式のドアロックがある方は実物を眺めてみると思いつくかも・・・
宇宙戦艦ヤマト (2002/07/19(Fri) 20:14:59)
半田付けした。(爆)
(部活(ものづくり部)をしてて考え付いた。)
あいひめ (2002/07/23(Tue) 16:11:42)
答え言わないで残っているもの多いですね
これはいつ分かるのだろう・・・。
たか (2002/07/24(Wed) 09:21:55)
角砂糖かなんかつかったのかなぁ?
ぼぶ (2002/07/24(Wed) 22:38:14)
レバーとカブトムシを糸で結びます。
レバーを引っ張ると鍵がかかる方向に樹液を塗っておきます。
あとは、カブトムシが樹液をなめるために
レバーを引っ張るのをとことん待ちます。
レバーが引っかかった音がしたら、
ドアを開くところまであけて、
糸を解いてカブトムシを回収します。
最近は、海外の馬鹿でかいカブトムシも売ってるので
日本のかぶとじゃ力が弱くても大丈夫です。
R.V. (2002/07/25(Thu) 20:23:22)
初めて書き込みます。R.V.と申します。
非常に古典的な方法ですが、「単純に考えろ」とのことですので、
発言してみます。
あと、「レバー式のチェーンロック」なるものの実物がピンとこないので、
完全に的外れなこと言ってるかもしれませんが、ご容赦願います。
雪国で冬なら、「雪でレバーを縦に固定して、ドアを閉める」
ってのが思いつきます。雪の粘着力は結構ありますから。
ですが、「飴のようなもの」ってことですので、
思い切って「アイスクリーム」や「カキ氷」の類を使った
というのはどうでしょう?(^^;)
もしくは夏場なら思い切ってチョコレートでもいけるかも?
…うわ、なんか自分のアホさ加減を露呈しただけのような…
かずのこ (2002/07/25(Thu) 22:58:09)
すいません、5日ほど急病で入院しておりました・・・書き込みできなくて本当にごめんなさい!
皆さんもそろそろイライラしてきたのではないかと思いますので、ココでヒント。
甲斐刑事が見つけたものとは、「機械油」でした。
早ければ明日にでも答えを投稿するつもりですが、もう少し待って欲しい方は書き込みお願いします。
宇宙戦艦ヤマト (2002/07/29(Mon) 21:19:08)
まず、ドアロックのボルトを抜く。
ボルトを床に落とし取れたドアロックを反対のに引っ掛ける。
引っ掛けたドアロックに機械油をつける。
油を処理するときに油を固めるやつで油を固める。
これで、密室完成。
落ちたボルトは壊したときに落ちたと思われる
アプリ (2002/07/30(Tue) 04:16:06)
ドアそのもののボトルを抜くって言うのはどうでしょう。
レバー式ドアロックだと外開きの扉ですので、
ドアを止めている部分が外に出ていますよね。
機械油って摩擦抵抗を小さくする働きがあったような・・・
これを留め金に塗ると外れるのではないでしょうか。
やったことないから分からんけど・・・
宇宙戦艦ヤマト (2002/08/02(Fri) 23:55:19)
そろそろお答えを・・・・・・・
アプリ (2002/08/04(Sun) 02:38:18)
急病だそうですが、大丈夫ですか?
私も真相が知りたいのですが。。。
かずのこ (2002/08/05(Mon) 00:49:00)
長い間お待たせしまして大変申し訳ありませんでした・・・
何とか体調も戻りまして、さっそく解答したいと思います。
レバーは金属でできてるから、勢いよくドアを閉めると、自分自身の重さで軸を中心に回転しようとする。回転部に油を十分にさしておくと、すべりがよくなってレバーは突起のところまで達するのである。
業者に聞くと、実際に手入れをしようと思って油をさし、次の外出の時にレバーが閉まってしまって、ドアが開けられなくなる・・・というトラブルが時々発生しているそうです。
僕の友人が経験したトラブルとはこれのことです。ある日マンションに遊びに行くと彼はドアの前で腕組みをしてじーっとドアとにらめっこしてた(笑)
>甲斐刑事が追求すると、妻は夫の殺害を認めた。やはり布団の上からベッドごとロープで縛り付けて、上にのしかかって枕を口に押し付けて窒息死させた・・・ということだった。愛人との新生活の夢は、消えてしまったのである。
※ 問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実在に存在するものを示すものではありません。