３億の宝グランドフィナーレ

ぶんぶん　(2002/09/27(Fri) 01:01:17)

三億の宝が眠ると噂されている温泉旅館での連続殺人。
犯人は昭和４３年に起きた「３億円事件」の実行犯の一人だった。
佐々木警部はいくつもの謎を解き、ついに盗まれた３億円を見つけ出した。
しかし、そこに事件の犯人が銃をもって現れた・・・。

「さあ、それでは死んでもらいます。佐々木警部！！」
男は佐々木警部に銃口を向けた。
「確保ーーー！！」
佐々木警部の突然の大声に驚き、男は周りを見わたす。
気がつけば１０名以上の警官が男を取り囲んでいた。
「きっ、貴様！いつの間に連絡していたんだ！」
すでに完全に取り押さえられた男が、佐々木警部に問う。
「地下通路への入口で、携帯メールさせてもらったよ。
これでもメールの早打ちには自信があるんだ。
三億円事件はもう時効だが・・・、殺人の容疑で逮捕させてもらう！！」
「ちくしょー！俺の、俺の三億円がーーー！」

「警部！大変です！扉が開きません。」
部下の一人が佐々木警部に駆け寄る。
苦労して開けた扉がいつのまにか閉じられていた。
扉を調べるが、びくともしない・・・。
この部屋に入った時のように、何かしらの仕掛けがあるのかと思い、
出来る限り調べてみたが、それは全く無駄な作業だった。
「どこかに他の出口があるかもしれない！全員で手分けして調べろ！！」
佐々木警部は部下に指示を出し、自らも部屋をくまなく調べた。
そしてうつ伏せにならなければ通れないようないくつかの通路を見つけた。
通路は全部で５つ。それぞれの入口の上部に１〜５の番号が掘られていた。
そして、またまた暗号めいた文章の書かれた紙切れ・・・。
「俺は、暗号に愛されているな・・・。」
皮肉めいた独り言をつぶやき、紙切れに目を向けた。

＜紙切れに書かれていた文章＞
死。
幼き日の　罪
絶え難き　醜い　心
自らの　許されざる　過去を認めよ・・・　

「傘を差し、道をみつめよ・・・。
　暗号は正しき道を指し示す。誤りは死を意味するだろう・・・。」

それでは暗号を解読し、正しい道を番号で答えて下さい。
解読法は様子を見て記載します。
ご質問には、出来る限りお答えしますです。

今までのエピソードを知らなくても、暗号文だけで解読できますので、
頑張って下さいね。






どもども

ついに完結編ですね。

暗号の方は、じっくり解かせていただきます。（＾―＾）


どもどもです。
やっとこれで完結です。
でもこれ、たぶん簡単に解かれてしまいます。
なぜかは、今は言えませんが・・・。
どらさんなら、この暗号を解いて、
わたくしの言った意味がわかると思います。
まあ簡潔に完結しましょう！


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　。死死。
　　　　　　　　　　　　　　　罪　の日き幼幼き日の　罪
　　　　　　　　　　　　心　い醜　き難え絶絶え難き　醜い　心
　　・・・よめ認を去過　るざれさ許　のら自自らの　許されざる　過去を認めよ・・・

暗号を解く時こうしますか？　



ヤマトさんへ。
いつもご参加下さってありがとうございます。
えーーご質問にお答えすると・・・
その必用はありませんです。
暗号は、１〜５のどれかの道の数字を連想させる
「何か」をあらわしています。


３番目とか･･･


それでは、ヒントを出します。
暗号に書かれている文章ですが、平仮名とかアルファベットとかに
変換する必要はありません。あと、漢字だけを抜き出すとか
平仮名のみを抜き出すとかいう作業も必要ありません。
つまり暗号文はそのままで解読するということです。


うーーん、難しいですね。
「死」のあとにある「。」ってやっぱり重要なんでしょうね・・・。


ぴよひこさんへ。
はじめましてです。
「。」は暗号を解く重要なヒントです。
あと、あんまり考えすぎないほうがいいと思います。
シンプルにいきましょう！


どもども

ちょっと思いついたので。

＞死。
＞幼き日の　罪
＞絶え難き　醜い　心
＞自らの　許されざる　過去を認めよ・・・　

スペースで区切られた文字数は以下のようになります。
※「・・・」部分が微妙ですが。

２
４　１
４　２　１
３　５　５　３

これを、傘の形（矢印？三角形）にすると、
方向を示している頂点の部分は「２」か「３」。
このとき、頂点の「２」の部分は『死。』を数えたもので

＞誤りは死を意味するだろう・・・

を踏まえると、これは違う。

よって、「３」の道が正解かなぁ？と考えてみました。

※全然違っているような気もしますが…（＾　＾；）


どらさんへ。
どもどもです。すごくいい線いってますよ。
暗号文の文字数を数えるっていうのは、解読の第一歩です。
「過去を認めよ」の部分は６文字ですね。入力ミスかな？
あと、最初の「死」の後には「。」がついているのに、
他の文章には「。」も「、」もついてないっていうのも
解読の参考になると思います。


どもども

解りました〜。（＾―＾）

「傘」は「道」を表しているんですね。
つまり、「２」ですよね！

※誤りのご指摘、ありがとうございました。（＾　＾；）


どらさんへ。
どもどもです〜。解読おめでとうございます！
どらさんに最初に解かれると思ってました。さすがですね。
そうです。この暗号は正しい「道」を示したものなんです。


うーん・・・。いろいろ考えているのですが、わかりません。
文字数を数えることが重要なんですよね。
もう少しヒントをいただけないでしょうか？
わがまま言ってすいません。


ぴよひこさんへ。
いろいろ考えて下さって、ありがとうございます。
それではヒントを出します。

暗号は下記のように書かれていました。

＜紙切れに書かれていた文章＞
死。
幼き日の　罪
絶え難き　醜い　心
自らの　許されざる　過去を認めよ・・・　

「傘を差し、道をみつめよ・・・。
　暗号は正しき道を指し示す。誤りは死を意味するだろう・・・。」

それぞれの道の上部に、１〜５の番号が彫られていたと問題文にありましたよね。
つまり「傘を差し、道をみつめよ・・・。」とは、
番号に「傘」を差して考えよと、とらえて下さい。
そして、暗号文の文字数を数えると
１〜５のどれかの正しいルートをしめしてくれることでしょう。

それでは頑張って解読して下さいね！！


ぶんぶんさん、ヒントありがとうございました。
わかりましたよ！正しいルートは２番の通路ですね。
うーんよくできてる・・・。


僕も解りました。
２ですね。
「あるもの」の数ですね。


ぴよひこさん、ヤマトさんへ。
解読おめでとうございます。これ、語呂合わせでいろいろおぼえましたよね〜。
あ〜あの頃がなつかしい・・・。


あ〜、そうか。
語呂合わせでやっとわかりました。
なるほど、それで道なのですね。



え゛っ！？
僕は、語呂合わせなんて使いませんでした。（―＿―）
ちなみに、僕のは、
> 死。
> 幼き日の　罪
> 絶え難き　醜い　心
> 自らの　許されざる　過去を認めよ・・・　
>
> 「傘を差し、道をみつめよ・・・。
> 　暗号は正しき道を指し示す。誤りは死を意味するだろう・・・。」
傘を差し→漢字を差す。
漢字の数を表すと、
１
３
４
５
の順になる。
つまり、
誤りは、ここに出ている数字。
正しき道は、出ていないもので、
２になったのですが・・・・・・・


まんじろさんへ。
解読おめでとうございました！！
そうです。だから「道」なんです。

ヤマトさんへ。
ありゃりゃ、別解でしたね。
わたくしの用意した解読法では「傘」＝「漢字」ではありませんです。
「傘」は「道」をあらわします。
でも、これは深く考えすぎないほうがいいと思いますよ。
重要なのは、暗号文の文字数と語呂合わせです。


あ！分かりました！
皆さんと同じく「２」でお願いします。
確かに語呂合わせになってますね！


私もやっと分かりました＾＾
「ひと×３」で私も「２」でお願いします。

なるほどー。やっと分かりました。
『１。』なんですよね。
２の道を抜けたらフィナーレ、ですか？

Ｚさんへ。
解読おめでとうございます〜。
これで完結となりますが、また他の問題でお会いしましょうね！

さぷりさんへ。
おめでとうございまする〜。
きっと「５」の道の先にははオウムが鳴いたりしてるでしょうね。

シロさんへ。
解読していただきありがとうございました。
「２」の道を抜けたらついにフィナーレです。結末は乞うご期待！！





それでは、解説をさせていただきます。
まず、注目すべきところは暗号文の１行目の「死」のあとの「。」です。
その他の文には句読点は全く使わずスペースを開けているのに、
なぜ、ここだけ「。」なのか？そしてなぜ他はスペースなのか？
重要な意味があると予想できます。
この辺を踏まえて暗号文の文字数をスペースごとに数えます。

「１。４１４２１３５６・・・」

これでもうわかると思いますが、これ「ルート２」です。
「ひとよひとよにひとみごろ」って覚えましたよね。
というわけで正しい「道」、つまり「ルート」は２番の通路となります。

ヒントに書かれていた「傘」は、「√」のことでした。
これでかえってややこしくなったかもしれないですね。






「わかったぞ！！２番の通路だ！！」
佐々木警部のその一声に、全員が２番の通路の前に駆け寄る。
「私が最初に行こう。お前たちは私の後に続け！」
佐々木警部は疲労困憊の体で、闇の世界をただひたすら進む・・・。
完全なる暗闇がどれくらい続いたであろうか・・・。
「このまま一片の光を見ることもなく、力尽きてしまうのではないか・・・。」
そんな考えが脳裏をよぎったその時、遠くに光を確認した。
「おい！出口が、出口が見えたぞ！！」


「・・・。・・た。・なた。あなた！！」
佐々木警部は消毒液臭い部屋のベットで目を覚ました。
「ここは、病院か？・・・紀子？なぜお前がここにいるんだ・・・。」
佐々木警部の妻、紀子が目に涙を浮かべてそこにいた。
「あなた、ずっと眠ってたのよ。今日で４日目だわ。」
「眠ってた？いったいどういうことだ？」
「旅館の屋根裏で、頭から血を流して倒れているところを発見されたの・・・。
屋根裏の天井に頭をぶつけたみたいね。まったく、あんなところで何してたのよ。」
「屋根裏？・・・そうだ！そこに死体があっただろう！バラバラ死体が！！」
「なに言ってるの？そんなものあるわけないじゃないの。夢でも見たのね・・・。
なんせ、４日間も眠ってたんだから。」
佐々木警部は今なにが起こっているのか、全く理解できずにいた。
ただ口をポカンと開けたまま、紀子をみつめていた。
「とにかく、無事目が覚めてよかった・・・。ほんとに、ほんとに・・・。」
「・・・・・・・そうか。夢だったのか。」
「そういえば、あなたが屋根裏で発見されたとき、封筒が横に落ちてたそうよ。」
「封筒？」
「これなんだけど、あなたが目を覚ましてから開封したほうがいいと思って、
まだ中身は見てないの。これ、あなたの？」
見覚えはなかったが、佐々木警部は封筒を受け取り、中を確認した。
中に入っていたのは３枚の宝くじ。
「あら、サマージャンボ宝くじね。あなたが買ったの？」
「いや・・・。」
「そういえば、抽選日は今日だったわ。今テレビでやってるんじゃないかしら。」
佐々木警部は宝くじを握り締め、妻に言った。

「紀子。テレビのリモコンを取ってくれないか・・・・・・。」　　　　おわり。


というわけで「３億の宝」全５作終了です。
１作目の話を知っている人はほとんどいないと思いますが、
たくさんの方にご参加いただき本当に感謝しておりますです。

ところで、本当に３億円あったら、みなさんどうします？・・・なんて。

完結！ですか？
毎回凝った暗号で楽しませていただきました。
（ほとんど解決できなかったけど）
なんか『世にも奇妙な物語』っぽいラストで
良い感じですねー。

３億かー。目の前にしたらなんかただボーっと
してしまいそう。宝くじは買わないので当たり
ませんが。

シロさんへ。
ありがとうございましたです〜。
ちなみにわたくしなら全額貯金します。
小心者なので、でっかい買い物はたぶんできないでしょう・・・。
宝くじはけっこう買うんですが、３００円しか当たったことありません。


もしかしてその券は過去の券で、
すでに三億円当っている券かもしれませんねー（笑）
そうじゃなきゃ、三億の宝じゃありませんからね〜（＾＿＾）


ぶんぶんさん、ついに完結ですね！お疲れ様でした(^―^)
１作目から参加させて貰いましたがとても楽しかったです！
これからは他の問題を楽しく解かせてもらいますね！

宝くじが当たったら家のローンを払って残りは貯金でしょうね。
って、なんか夢がないなぁ(笑)


ヤマトさんへ。
ずっとご参加いただいてありがとうございました。
佐々木警部が手にした宝くじは当たっていたのか・・・。
これは、ご想像にお任せしますです！
ヤマトさんの問題の続編も楽しみにしています！！

Ｚさんへ。
ずっとお付き合いいただいて感謝です！
また楽しい問題がひらめいたら出題させていただきますので、
これからもよろしくお願いしますで〜す。


どもども

私は、途中参加でしたが、と〜っても楽しませて頂きました。

ぶんぶんさんの問題は、凝っていて、きれいな答えになって
すごく面白いです！

新作も楽しみにしていますね。（＾―＾）

３億円あったら…
マンション買って、車買って、でっかいＴＶ買って、
洋服買って、お酒いっぱい買って…
物欲が尽きませぬ。（＾　＾；）


どらさんへ。
ありがとうございまっす！
わたくしは問題を考えるとき、
「ここをこうした場合、どらさんやＺさんはどう考えるだろう・・・。」
と、非常にお二人を意識してしまいます。
他の出題者も、そう思っている人が多いんじゃないでしょうか？
どらさんのするどい思考力を悩ます問題作成がこれからもできたらいいなー。
そのときは、また考えてやってくださいませませ。



※　問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実在に存在するものを示すものではありません。