谷川村博物館盗難事件

rimse　(2003/07/15(Tue) 23:24:43)

日本のとある場所にある谷川村という村があります。
この村の博物館には価値の高い品がいくつか展示されています。
ある日、この博物館に犯行声明文が送られてきました。

「谷川村の博物館にある展示品の中で最も高価な品を頂く。多分最も高価なのは大広間に展示されている茶碗であろう。私の力をもってすれば内部に侵入するなど簡単なことだ。しかし持ち出すのは私一人では無理であろう。そこで数人で行くことにする。私の作戦は必ず成功するであろう。
私のコレクションは既に十億円を超えている。私のコレクションは永遠に私の手から離れることはないであろう。私から奪い返すことなど不可能だ。私の発言に偽りはない。本当だ。54823」

この犯行声明文が届いた数日後、博物館の茶碗は盗まれてしまいました。
現場には犯人が書いたものと思われる書き置きがありました。
その書き置きにはこう書かれていました。

「予告通り茶碗は頂いた。確かに高価ではありそうだが実際に手に入れてみるとどうも私の好みには合わない。売り飛ばして現金に換えることにする。20169」

警察が捜査を進めると、盗まれた茶碗は隣の旭町の内浦商店街の質屋にあることがわかりました。質屋の店主の鉢村さんは「この茶碗は奥永さんという方から買い取ったものです。奥永さんは別の人から買ったと言ってました。その人もまた別の人から買ったと言ってたような……。とにかく犯人はわからないです。」と言っています。
警察は内浦商店街に店を出している人のなかに犯人がいると推理し、容疑者を以下の１５人に絞り込みました。
（内浦商店街に店を出している人は質屋以外にこの１５人だけです）

手川哲朗（魚屋）
二村勝和（八百屋）
大鷹一樹（骨董屋）
辰本政彦（肉屋）
吉野永憲（喫茶店）
湯川亮（雑貨屋）
大鳥晃（おもちゃ屋）
原内晶匡（本屋）
有西弘行（不動産屋）
森垣和成（電器店）
飯谷和樹（和菓子屋）
内藤優（駄菓子屋）
矢田広崇（自転車屋）
嵯峨野正裕（工具店）
坂田賢一（食堂）

この１５人のなかに犯人がいましたが、犯行声明文とは裏腹に犯人は複数ではなく一人でした。
茶碗を盗んだ犯人は誰でしょう？
たぶんこの掲示板に来ているみなさんならわかる……かな。



>私の発言に偽りはない。本当だ。
これを信じるという前提で、
>多分最も高価なのは大広間に展示されている茶碗であろう。
目利き能力の現れ？骨董屋か？
>私の力をもってすれば内部に侵入するなど簡単なことだ。
博物館と関係ありそうな骨董屋？でも誰でも入る事はできるし…
>私から奪い返すことなど不可能だ。
ということは現在犯人が持っている？犯人は質屋？
54823と20169の謎は…ん〜わからん！

…ということで犯人は「質屋」だと思います！！
目利きもできるだろうし。
（暗号解いてないから勘と変わんない＾＾；）


ヒントです。
犯人の心理的なことに関しては考えないでください。
これについて考えると矛盾が出てくる可能性があるので深く追求されると困ってしまいます。
この問題は単なる暗号解読の一種だと思ってください。



この問題で反則技(?)を使っていたのでヒントを出しときます。


〜事件解決後〜
博物館の職員「犯人の手紙の最後に書いてあった5桁の数字は何だったんですか？」
刑事「ああ、あれですか。捜査を撹乱するためのランダムな数でしたよ。」
職員「ええっ!?　てっきり意味があるものだと思ってました。」
刑事「実は犯行予告の手紙の文章が犯人を特定する暗号文のようになっていたんですよ。」



○○屋ってのはなんか関係あるの？


解答者が現れないのでさらにヒントです。

〜事件解決後〜
職員「犯行声明文が暗号になっているんですよね。」
刑事「そうです。」
職員「それでは犯行声明文の中に犯人の名前が隠されているということですね。」
刑事「いや、隠されていなかったんです。」
職員「えっ!?　じゃあ職業や年齢なんかが隠されているってことですか？」
刑事「いや、犯行声明文に隠されていたのは名前なんです。」
職員「????」



「谷川村」「内部に侵入」から
名前の中に「谷」「川」「村」が入ってるのかなぁ…と

犯人
手川哲朗（魚屋）
飯谷和樹（和菓子屋）
二村勝和（八百屋）
湯川亮（雑貨屋）


ナナさん＞
犯人は一人なんですが……。



大贋が犯人かな？
文章から、売り飛ばしたことで茶碗が贋物と見られるからが理由
あとは、簡単に一番高価なものと解った職業がらといったところで
･･･無理があるなこの解釈、う〜んわからない


ΣΣ(￣◇￣;)!ハウッ!?
>しかし持ち出すのは私一人では無理であろう。そこで数人で行くことにする。
ということで複数かと…ｗｗ
もう一度考えてみます・・・(￣ ￣;) うーん


犯行予告に「私」が多いから
私⇒わたし⇒たわし⇒雑貨屋？⇒湯川　亮
なんとなく、思いつきです。


まだ正解者はいません。
この問題のポイントを整理してみます。
（前に書いたことばかりですが新たな情報も含まれています）

１．この問題は犯人の心理や犯行の動機、トリックなどを推理するものではない。
２．犯行予告の手紙が暗号文のようになっている。これを解けば犯人がわかる。
３．手紙の最後の５桁の数字には意味がない。
４．しかし暗号文を解読しても犯人の名前は出てこない。
５．それなのに刑事は「隠されていたのは名前なんです」と言っている。
６．手紙の内容は事実の部分と嘘の部分がある。どこが事実でどこが嘘かは気にする必要はない。
７．犯行現場にあった置き手紙は犯人が思ったことを率直に書いているだけで犯人を特定する鍵にはならない。
８．犯人は一人である。



暗号をいろいろいじくった結果、

嵯峨野正裕（工具店）

が、抜群に怪しい。
・・・ような気がする。かな。

自信なし〜。

>３．手紙の最後の５桁の数字には意味がない。

うーん、これは・・・うん、反則技かも(笑)
まったく意味がないんですか？


Yukoさん正解です。
犯人は嵯峨野正裕（工具店）です。
犯行予告の手紙をどう解読すれば犯人を特定できるか
わかった方は理由を書いてください。



正解が出たのに理由がわかる方はいらっしゃらないでしょうか？
とりあえず10日間待ってみます。



判りましたっ！
内浦商店街に店を出している１５人の中で、犯行声明文の中に名前の漢字が一文字も
使われていないのが『嵯峨野正裕』だけですよね？
これ、犯人が判らなかったら多分、正解の理由判らなかったかも．．．。


推理系でも宜しくお願いします。
犯人は嵯峨野正裕（工具店）ということで、理由を考えてみました。
おそらく僕の回答に失笑されることでしょうが、それも楽しんでやってください。

嵯⇒山＋差・・・?@
峨⇒山＋我・・・?A
野⇒里＋予・・・?B
正⇒一が数個・・・?C
裕⇒ネ＋「谷」・・・?D

と考えます。

?@は「山」に着眼。谷と川があるんだから山もあるでしょう。
　強いて言えば山と谷、川の間には高さの「差」があります。
?Aは「我」に注目。私と繰り返し述べられていますが言いかえたら「我」です。
　ここの「山」はたくさん出てくるということにでもしておきましょう。
?Bは「里」「予」に注目すると、「予」には「余」と同じで偉い人の一人称です。
　仮に「予」から連想して「王」とすると、　
＞一人では無「理」
　のくだりがありますから王＋里で「理」とこじつけ。
?Cは「正」です。ものを数えるときに使います。
＞そこで数人で行くことにする
　これから五人と考えて「正」と仮定。
?Dは「谷」が含まれているのでそこはクリアするとして問題は「衣編」ですが、
　ないので、「不可能」の「不」と「ネ」が形が似ているとこじつけ。

工具⇒項というのも思いつきましたが最後の数字が関係ないと言う事で使えません。

以上です。


「犯人の名前は隠されていない」と
「隠されていたのは名前なんです」という一見矛盾した情報の謎が解ければ正解が出ます。
「隠されていたのは名前なんです」は正確に言うと
「隠されていたのは犯人に関係のある人の名前なんです」
ということです。

理由は初心者さん正解です。
犯行予告の手紙には内浦商店街の人々の名前の一部が漢字で隠れています。
嵯峨野正裕を除いて。
例えば矢田広崇なら「大広間」の「広」
辰本政彦なら「本当だ」の「本」
といった具合に。
ちなみに鉢村さんの「村」もあります。

ちなみに内浦商店街には元ネタがあります。
これに関しては正解発表しませんが
「手川哲朗」なんて怪しすぎると思いませんか。



おつかれさまでした。

嵯峨野が「抜群」に怪しい・・・辺りに私もメッセージを込めました。
うふふ。


(済)


※　問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実在に存在するものを示すものではありません。