頭の運動 〜クイズでIQ&右脳を鍛えよう!〜

No. カテゴリ タイトル 投稿者 投稿日時
024636 未選択 最近の☆帰宅 aki ◆jBIV3jeY 2004/11/18(Thu) 02:01:13
024642 未選択 ある晴れた日の出来事 宮月 ◆3ILlFsxk 2004/11/18(Thu) 11:42:46
024649 未選択 実体験問題その62(ダイエー編) キョウ 2004/11/18(Thu) 14:31:01
024692 未選択 私とスキー旅行のその後 Vega ◆EHKTGuYk 2004/11/18(Thu) 22:21:41
024702 未選択 伝説の実体験問題。TK4版 TK4 2004/11/19(Fri) 10:50:14
024722 未選択 便乗して、実体験問題 パート6 SHO ◆CmsSI6uc 2004/11/19(Fri) 22:25:43
024735 暗号 暗号文 SASUKE 2004/11/20(Sat) 12:19:34
024742 暗号 暗号文2 SASUKE 2004/11/20(Sat) 12:57:11
024749 暗号 暗号文3SPECAL SASUKE 2004/11/20(Sat) 13:18:58
024750 暗号 暗号文3 SASUKE 2004/11/20(Sat) 13:22:26
024755 暗号 暗号文4(クイズっぽいのです) SASUKE 2004/11/20(Sat) 13:47:20
024774 暗号 少女探偵 羽秋☆暗号手紙交換!! 2004/11/20(Sat) 23:58:08
024816 未選択 #02推理☆サーカスの夜 aki ◆jBIV3jeY 2004/11/22(Mon) 23:20:53
024840 未選択 ある晴れた日の出来事(続き) 宮月 ◆3ILlFsxk 2004/11/24(Wed) 16:19:49
024851 暗号 #暗号「記号の文章」 宮月 ◆3ILlFsxk 2004/11/24(Wed) 22:10:46
024852 未選択 誤認 かっぺ ◆3evbkk.o 2004/11/24(Wed) 23:03:16
024864 未選択 実体験〜所長はハワイがお好き〜 にゃん 2004/11/25(Thu) 13:24:16
024889 未選択 料理教室の惨劇 SHO ◆wZvmj0BI 2004/11/25(Thu) 20:56:28
024932 未選択 先輩と名言 Vega ◆EHKTGuYk 2004/11/26(Fri) 22:10:12
024964 未選択 あり過ぎた証拠 かっぺ ◆3evbkk.o 2004/11/27(Sat) 20:47:45
025003 未選択 指揮者の憂鬱 Vega ◆EHKTGuYk 2004/11/29(Mon) 01:07:39
025009 未選択 実体験問題その63(高速道路編) キョウ 2004/11/29(Mon) 10:14:46
025110 未選択 バーテンダーの憂鬱 TK4 2004/12/01(Wed) 10:51:32
025115 未選択 実体験問題その64(結婚式編) キョウ 2004/12/01(Wed) 11:56:37
025127 未選択 月下美人と秋の空 TK4 2004/12/01(Wed) 13:39:43
025137 未選択 結婚披露宴での出来事 宮月 ◆3ILlFsxk 2004/12/01(Wed) 15:46:44
025141 未選択 誤算 SHO ◆wZvmj0BI 2004/12/01(Wed) 16:52:50
025155 未選択 実体験問題レプリカ3 960 2004/12/01(Wed) 18:15:48
025161 暗号 昔ながらの暗号? うみ 2004/12/01(Wed) 19:41:36
025163 未選択 遠い日の☆入試 aki ◆jBIV3jeY 2004/12/01(Wed) 20:42:56



問題No.025141

誤算

SHO ◆wZvmj0BI (2004/12/01(Wed) 16:52:50)

どもwTK4さんの問題を見て思いついた問題をば…。(即興なので、突っ込みどころ満載かも)

ピンポ〜ン…。
私がボタンを押すと、やる気のないチャイムの音が響いた。この部屋の主の声が、すぐにスピーカーから聞こえてきた。
「は〜い、どちらさま…?」
「私よ。杏奈。」
「あぁ、君か!ちょっと待ってて。」
柿本 純のその声を残し、インターホンは切れた。数秒もせずに彼がドアを開ける。
「やぁ、外は寒いね〜。君も寒そうだ…。手袋までしちゃって…。」
「…そうね。とっても寒かったわ。」
…私の心も。あなたのせいで。
「まぁ、とにかく上がって!大したおもてなしはできないけど…。」
「別にいいわよ。すぐ帰るつもりだから。」
5分後には死んでいる男に向かって、何食わぬ顔で私はそう言った。

私はこの男のせいで、散々な目にあった。前の私の亭主だったこの男は、私が新しい彼との交際を始めると、すぐに私の欠点やケンカしたエピソードなどを男に話して聞かせるのだ。おかげでチャンスはたくさんあるのに、まだ新しい亭主を迎えていない。この男がいるせいだ。だから、この男を殺して、新しい人とやり直す。私はポケットに入っているナイフの重みを確かめた。

「やぁ、久しぶりだね〜。」
私を毎日のように尾行していて久しぶりはないでしょ、とは言わなかった。
「しかし、なんで今日ここに…?」
「え?いや、なんとなくよ。私と別れてからどんな生活してるのかな〜、って…。」
あらかじめ用意した答えを言う。
「いや、その〜、あはははは…。」
白々しく笑う。言葉を濁した彼は、
「そうだ、音楽聴かない?CDはたくさん持ってるんだ。」
そう言ってCDデッキの方に向いた。
チャンスだ!私はポケットのナイフを握り締める。
「どれがいい?浜崎、宇多田、ミスチル、オレンジレンジ…。」
彼は背を向けたまま私に聞いている。デッキのスイッチを入れる。私はナイフを握りしめて彼に近づく。
「俺のお薦めは大塚 愛かな?最近ヒットしてるし…。」
デッキのボタンを押す。私はナイフを握りなおして、彼に刺し込む!
「グッ!?」
彼はそれだけ言うと床に倒れこんだ。彼は青白くなっていって、やがて死んだ。
「やった…。」
私はそれだけ言うとすぐ作業に取り掛かった。あんまりのんびりはしていられない。
まず、CDデッキのスイッチを切る。バッグからごみを入れる大きいビニール袋を取り出す。それに彼の死体を詰め込む。それを持って部屋を出る。幸い誰にも会わなかった。それを車のトランクに詰め、発進させる。ゴミ捨て場にそれを放置する。多少心が痛んだが、これ以上この男のことを気にすることはないと思い直した。
彼の部屋に戻ってきて、血を念入りに拭き取る。もしルミノール反応が出たら、真っ先に一番恨みを持つ私が疑われる。フローリングの隙間も、念入りに何回も擦った。

私は部屋を出た。ここに来てからずっと手袋をしていたから、私の指紋は残っていない。柿本 純は行方不明ということで幕を閉じるだろう。そうだ、あとで私の車のトランクも掃除しとかなきゃな。

警察が私のところに来るのは、2週間経ってからだった。重要参考人としてだった。そのときの刑事の言葉が今でも信じられない。
「柿本 純の部屋から、ルミノール反応が出た。一番被害者に関わりがある君に話を聞きたい。」
信じられなかった。私はあまりにも突っ込んで話を聞かれたので、ついにぼろを出してしまった。
一体どこからルミノール反応が出たというのだろう?今でもわからないままだ。

どうでしょう?皆さんのように文才がないから、読みにくいかもしれませんね。こんな大作初めてです。でも簡単です。(笑)
では。

 
ほし (2004/12/01(Wed) 17:11:07)

SHOさんはじめまして。最近このサイトにはまってます。

答えわかりましたよ〜。僕は音楽大好きですからね(←?)
「CDトラックの中」もしくは「トラック内のCD」ですね

 
SHO ◆wZvmj0BI (2004/12/01(Wed) 17:58:11)

ほしさん、はじめまして。
そして正解です!やっぱ瞬殺だったか…。では解答編!

私は今、刑務所にいる。何故私がここにいるのか、未だにわからない。何か落ち度があったのだろうか?
私は思い切って、通りがかった看守に私を取り調べた刑事を呼んでくれないかと頼んだ。

「どうした?気分でも悪いのか?だったら看守に言ってくれよ。」
その刑事は、30代くらいのおじさんだった。この男が答えを知っている…。
「気分が悪いという意味では合ってるわ。何故あの部屋からルミノール反応が出たかという謎が解けないという苛立ちがあるから。」
すると、刑事はクックと少し笑った。
「確かに、普通に目の見えるところにはなかった。しかし見えないところにちゃあんとあったんだよ。」
見えないところ?私はソファの下の隙間まで確かめたのだ。
「どこよ?それは…。」
「CDプレーヤーの中だよ。」
私はあっ、と声を上げた。
「CDを入れるところに、わずかだがルミノール反応が見られた。おそらくCDトラックを開けたところで殺されたんだろうな。そしてもみ合ったはずみで閉まったのか、犯人が気づかずに閉めてしまったのか…。いずれにせよ、殺人だと決まったからには、まず疑いの強い者から事情聴取することになったというわけだ。」
刑事の言葉を聞きながら、あの日のことを思い出した。
確かに、あのCDデッキはスイッチを消すと自動的にトラックが閉まる仕組みになっている。私は反射的にデッキのスイッチを切ってしまったのだ。だからトラックが閉まってしまい、私は気づかなかったということか…。
「ふふふ…。ありがとう。おかげですっきりしたわ。」
「おう。いつでも気に食わないことがあったら呼んでかまわないからな。」
優しい言葉をかけて、刑事は立ち去った。
「あ〜あ、やっぱり悪いことは出来ないな〜…。」
私は呟いた。

では済!


 
※ 問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実在に存在するものを示すものではありません。


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