このサイトだから聞きたいこと
LOCKY (2003/08/16(Sat) 23:01:23)
シャーロック・ホームズの第1作は、「A Study In Scarlet」。
最近、「Study」を美術専門用語「習作」を用い、
「緋色の習作」と訳す方が良いと考える説が有力になっていますが、
日本で初めて1人での全訳に成功した、故 延原 謙 氏の流れを汲む訳、
「緋色の研究」と、どちらが良いと思いますか?
みなさんの好みを簡単な理由とともにお答えください。
北ロゥドン(鬼太郎丼) (2003/08/16(Sat) 23:57:11)
英辞郎(翻訳ソフト)使ってるのですが・・難しいっす・・
自分なら、『赤き研究』(暗に、犯罪学全般を指すような感じで・・)
と、訳すかな・・(ォィ
KIU (2003/08/17(Sun) 10:22:35)
読んだことは無いですけど、
音の響きで『緋色の研究』ですね。
タイトルに大事なのは意味よりも語呂だと思います。
以下 編集
語呂っていうか、語感。
なおここ (2003/08/17(Sun) 22:10:45)
私もKIUさんと同意見です。
それに「習作」というのは、絵画でいうと、完成作品の前に描く下絵のことです。
今、手元に本が無いので、あってるか自信がありませんが、確か翻訳では
「白い糸の中にある緋色に染まった部分を、ほぐして解析して・・・」
みたいな表現があったように思うので、「研究」のがふさわしいんじゃないかなと思います。
でも、やっぱり一番の理由は語感、響きですよね。
余談ですが、「ツァラトストラかく語りき」が、「ツァラトストラはこう言った」という訳になってる本を見たときは、力が抜けました。ちなみに、読んだことは
ありません(^◇^;)
LOCKY (2003/08/19(Tue) 12:57:56)
なんか思ったよりも反響が無かったようですが、
レスを下さった方ありがとうございますm(__)m
ではまず親切に翻訳ソフトまで使って下さった北ロゥドンさん。
・どちらもダメ。自分で「赤き研究」と題す
それから語呂、語感重視のKIUさん、なおここさん。
・緋色の研究
(なおここさんは「習作」の詳しい定義と作品の内容を鑑みての意見でした)
なおここさんのおっしゃっている本文の記憶は確かです。
僕の持っている延原 謙 訳の本によると、
『人生という無職の糸かせには、殺人というまっ赤な糸がまざって巻き込まれている。それを解きほぐして分離し、端から端まで一インチきざみに明るみへさらけだして見せるのが、僕らの任務なんだ』ということです。
なんにせよ最近「決定版」と銘打たれたホームズシリーズは、
「習作」で出版される(された?)ようですが、僕も「研究」に1票です。
自分が慣れ親しんでいるからというのもありますが、
翻訳に語感というのは確かにあると思います。
最終的には個人の好みだと思いますが、それがあまり聞けなかったのが残念です。
◆なおここさんへ
>余談ですが、「ツァラトストラかく語りき」が、「ツァラトストラはこう言った」という訳になってる本を見たときは、力が抜けました。
「L'aiguille creuse」これはルパンの「奇岩城」ですが、これは意訳した邦題。
直訳すれば「空洞の針」「穴の開いた針」だそうですが文学作品としてはいまいち。
この場合「奇岩城」ですよね。
それでは。
ありがとうございました。
rimse the obsession (2003/08/20(Wed) 15:50:02)
北ロゥドン(鬼太郎丼)さんは答えを知ってるんですよね。
ここは答えを知らない問題を聞く場なので
出題する場合は「推理系」にお願いします。
※ 問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実在に存在するものを示すものではありません。