5枚のコイン
AA (2004/12/15(Wed) 18:55:59)
またもや友人に難解な問題を出されてしまいました。
もしかしたら簡単なのかもしれませんが、私にはさっぱりです(涙
5gの金塊から1枚1gのコインを5枚作った。
ところが、1枚は軽く、1枚は重く、そして残りの3枚は正しいコインができてしまった。
目盛りのない天秤を用いて、軽い金貨、重い金貨を選び出すには何回量る必要があるか。
という問題です。
どうぞよろしくお願いします。
star (2004/12/16(Thu) 18:43:39)
一つ質問ですが、偽のコインはどれだけ軽いか重いかはわからないんですよね。
もし具体的な重さが分からなくても、同じだけ軽いか重いということなら、話しはだいぶ、簡単になるんですけどね。
問題のほうは、ただいま考え中です。
Apollo ◆jH/9X4QY (2004/12/16(Thu) 18:48:54)
ちゃーす。結論は、3回です。
まず、五枚の金貨をA・B・C・D・Eとします。
そしてAとB、CとDをはかりに載せて、重さを比べます。これではかりを2回使ったことになります。
そうすると、同じ重さの金貨は三枚しかないので、
1回目も2回目もつり合わない、もしくは1回目か2回目のどちらかがつり合わない、ということになります。
1回目も2回目もつり合わない場合について
この場合、AとBのどちらかと、CとDのどちらか一枚ずつが、重さの違う金貨だということになります。
この時に、1回目の重かった方と2回目の重かった方をはかりに載せてみて、
重かった方が重い金貨、軽かった方と前に比べたものが軽い金貨、ということになります。 ☆実例1
↓
実例1: 仮に、重い金貨がD、軽い金貨がBとすると、
A > B ……1回目
C < D ……2回目
A < D ……3回目
D > A=C > B であることがわかる(消去法から、EはA・Cと同じく1グラムの金貨)
1回目か2回目のどちらかがつり合わない場合について
この場合、つり合わなかった回の2枚とEを合わせた3枚のうち2枚が重さの違うものということになります。
この時に、つり合った回の金貨とEをはかりに載せてみて、
つり合えば、つり合わなかった回の金貨2枚が違う重さの金貨で、 ☆実例2
Eの方が重ければ、Eが重い金貨で、つり合わなかった回の軽い方が軽い金貨で、 ☆実例3
Eの方が軽ければ、Eが軽い金貨で、つり合わなかった回の重い方が重い金貨、ということになります。 ☆実例4
↓
実例2: 仮に、重い金貨がC、軽い金貨がDとすると、
A = B ……1回目
C > D ……2回目
E = A ……3回目
C > A=B=E > D であることがわかる
実例3: 仮に、重い金貨がE、軽い金貨がAとすると、
A < B ……1回目
C = D ……2回目
E > C ……3回目
E > C=D > A であることがわかる(消去法から、BはC・Dと同じく1グラムの金貨)
実例4: 仮に、重い金貨がB、軽い金貨がEとすると、
A < B ……1回目
C = D ……2回目
E < C ……3回目
B > C=D > E であることがわかる(消去法から、AはC・Dと同じく1グラムの金貨)
よって、3回はかれば分かる。
宮月 ◆3ILlFsxk (2004/12/18(Sat) 15:59:08)
>5gの金塊から1枚1gのコインを5枚作った。
ということから「5等分にしたが2枚失敗した」と考えられる。
という条件ならば2回です。
コインを順にA・B・C・D・Eとします。
以上の条件では軽いものは1−x(g)、重いものは1+x(g)と変化分は同じとわかる。
理由:(1−x)+1+1+1+(1+x)=5
1:Aが軽い、Bが重い。またはCが軽い、Dが重い。
AB=CD
AC<BD
2:Aが軽い、Cが重い。またはBが軽い、Dが重い。
AB<CD
AC=BD
3:Aが軽い、Dが重い。
AB<CD
AC<BD
4:Bが軽い、Cが重い。
AB<CD
AC>BD
5:Aが軽い、Eが重い。
AB<CD
AC<BD
6:Bが軽い、Eが重い。
AB<CD
AC>BD
7:Cが軽い、Eが重い。
AB>CD
AC<BD
8:Dが軽い、Eが重い。
AB>CD
AC>BD
軽いと重いが逆転したら不等号も逆転。
AA (2004/12/23(Thu) 15:44:21)
みなさん、ありがとうございます。
友人に聞いたところ、正解!でした。
また何かありましたら、よろしくお願いします。
※ 問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実在に存在するものを示すものではありません。