嘘の写真
たき (2002/01/20(Sun) 17:42:24)
奈良に住む一人の男性が胸にナイフを突き立てられて、亡くなった。
名前は三島。警察死亡推定時刻は、昼3時から〜4時まで。
部屋からは金品を物色した後があり、強盗の仕業とも考えられた。
第一発見者は三島の恋人の片山。東京の方に住んでいた彼女は
ゴールデンウィ―クを利用して、遠距離恋愛の相手、三島の所に遊びにきていた。
調べるにつれて、片山は三島とうまくいってはおらず、別れたがっていた事がわかる。
三島に慰謝料を請求されていた事もわかってきた。
警察が片山を追求する。しかし、片山はあの時間は奈良公園の鹿苑にいたと言っている。
その時、撮ってもらったという写真を見せてもらった。
その写真は、角を立派に生やした鹿と一緒に写っている物で、後の方には時計があり、
時間は3時20分を示していた。彼女はカジュアルな格好をしていて、左手の薬指には
指輪がはめてあり、空は青々としている。
この写真を見た、刑事は「うそをつくな。」といい、彼女を逮捕した。
この刑事は何を根拠に片山を逮捕したでしょうか?
ともくん (2002/01/20(Sun) 18:19:57)
普通左手の薬指の指輪は婚約指輪か結婚指輪、そうじゃなくても
相手の男性をとても好きでないとしない。別れたがっていた片山
がするわけがない。だからあの写真は鏡に映した状態で撮ったと
思われる。すべてが逆になるので3時20分は本当は8時40分
だったのだ。(朝のです)いかがでしょう?
それかもっと単純にその日の3時20分頃はくもりか雨だった。
黒ラベル (2002/01/20(Sun) 18:50:17)
ゴールデンウィークは5月。
鹿が立派な角を生やしているのはおかしいと思ったから。
M小林 (2002/01/20(Sun) 19:00:52)
鹿の角は冬に生え変わる、特に奈良公園の鹿は10月に角切りの行事もあるので
5月の時点で角を立派に生やした鹿は居ない筈。
ですからこの写真は前年の秋とかに撮ったものと考えられるから。
たき (2002/01/20(Sun) 19:35:29)
M小林さん、黒ラベルさん、正解です。
ゴールデンウィ―クは5月、鹿の角は雄だけに生え、
立派な角になるのは、晩秋ごろ。5月に立派な角が生えているわけがない。
そんな嘘の写真を用意している片山には弁論の余地はないでしょう。
簡単でしたか? 一時間くらいで正解がでましたね。
黒ラベル (2002/01/20(Sun) 19:37:20)
定番のトリックなので、記憶の片隅にあっただけなんです。
たき (2002/01/20(Sun) 19:36:05)
済の押し忘れ
※ 問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実在に存在するものを示すものではありません。