自殺？他殺？

ピッポ　(2002/02/19(Tue) 10:46:11)

女性の死体が見つかった。
その女性の自宅のガレージの中、エンジンがかけっぱなしの車の中で彼女は死んでいた。
足元には微量に毒薬の残った注射器が転がっており、腕には注射器による穴も見つかった。死因はその毒による中毒死なのは明らかだった。少なくとも死後５日は経過している様だ。死体は検死官によって車内から運び出されて行った。
警察は自殺の線で捜査を始めた（女性には多額の借金があった）

現場に到着したベテラン刑事Ａはその車の前に立ち、若手巡査Ｂに話し掛けた。
Ａ：「死体を運んでから、だれか車内のどこかを触ったかい？」
Ｂ：「いえ、検死官が死体を運び、エンジンを切ってから誰も何も触っていません」

女性が死んでから５日は車内に放置されたままだったので、
当然ながら車内に染みついた死臭はひどい物だった。
Ａはエンジンをかけ、手元のスイッチで窓を開け換気をし、捜査を始めた。
その後Ａは車内をくまなく捜査したあと、ふとあることに気付きＢに
Ａ：「これは自殺じゃない、殺人事件だぞ！おそらく誰かに殺された後この車に運ばれた　　　んだ。」と言った。

さてＡは何を根拠に殺人事件だと断言したのでしょうか？

どーもです。
この女性は死後５日（以上）たって発見されたのなら、
発見時には車のエンジンはガス欠状態になっているはずです。
ところが、エンジンがかかったということは、発見される
少し前に誰かがエンジンをかけ、自殺に見せかけたという
ことではないでしょうか。



脳みそウニ丼さん御見事！正解です。
５日もエンジンをかけっぱなしで放置すれば、
仰る通りガソリンは無くなりますし、バッテリーも切れますよね。
って事で刑事Ａは他殺だと見抜いたわけです。

１時間はもたせたかった（笑）


横槍入れるようですみません。
｢死後、誰かがエンジンをかけた」という事はわかりますが、
それが｢他殺｣の決め手にはならないと思うのですが。
「自殺」したのに、｢自殺だと思われない細工」を、第三者がしたとも考えられませんか？


う〜んそうかもしれませんね。
昔どこかで読んだ問題をうろ覚えのままアレンジしてみたんですが、
つめが甘かった様ですね、申し訳ない。
今後とも精進します。


※　問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実在に存在するものを示すものではありません。