3人の泥棒
有瀬 (2002/04/07(Sun) 12:03:07)
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大富豪の大俵 権造(おおだわら ごんぞう)は、財産の一部を山の中に隠そうと思った。だが、彼の財産を3人の泥棒が狙っていることを知ると、特別な仕掛けを作って財産を守ろうと考えた。3人はそれぞれ凄腕の泥棒である。彼らに出来ないことはない、と言われている。しかし、大俵の部下の阿多間 切夫(あたま きれお)の調べによって、実は3人の泥棒にはそれぞれ究極的に苦手なものがあることがわかったのだ。
一人目の赤井(あかい)は、究極の閉所恐怖症で、大きさが8立方メートル以下の密閉された部屋には入ることができない。二人目の青木(あおき)は、究極の高所恐怖症で、足元の幅が1メートル以内でかつ、高さが10メートル以上の所を歩くことができない。三人目の黄田(きだ)は、究極の水恐怖症で、洗面器の水で顔を洗うこともできないほどである。大俵は次のような仕掛けを作るように、部下の一人の緒間 貫夫(おま ぬけお)に命じた。
『隠し部屋までの道は、道幅50センチメートルでかつ、切り立った崖の高さが30メートルのところにある。財産を隠してある部屋は6立方メートルである。この部屋は、水が枯れることのない水深30メートルのプールの中ほどに、おもりと浮きを使って固定されている。』
緒間は指示通りに隠し部屋を作り、財産をその中に隠した。しかしながら、財産は見事に盗まれてしまった。犯人は3人の泥棒の一人である。犯人は誰なのだろう?またどのようにして仕掛けを突破したのだろうか?
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お気軽にお考え下さい(笑)。
おばさん (2002/04/07(Sun) 12:25:27)
気楽に考えて、犯人は、青木です。
> 『隠し部屋までの道は、道幅50センチメートルでかつ、切り立った崖の高さが30メートルのところにある。財産を隠してある部屋は6立方メートルである。
ここが、ポイントですね。
切り立った垳の上に作ったとは書いてないので、がけの下の方(谷ですね)に作ってしまったのでしょう。だから、高所恐怖所の弱点以外ない青木が犯人です。
たこちゅう (2002/04/07(Sun) 14:03:53)
犯人は黄田ですかね?
冬になるのを待って水が凍ったところで財宝を取りに行ったとか。
うーん。
だめですかね?
らい (2002/04/07(Sun) 14:24:48)
部屋が水の中だと水圧でドアあかないんじゃ…?
あ、スライド式ドアとか?
やっぱり青木かな?
有瀬 (2002/04/07(Sun) 15:20:51)
-> おばさん(さん)
大正解です!理由も完璧です。
崖は崖でも崖の底に道を作ってしまったため、
高所恐怖症の青木も歩くことができたのです。
♀
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│ │ こ │ │ │
│ │ の │ │ 30?b
│ │ 違 │♀│ │
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50?a 50?a
一応参考までに、
プールの中での隠し部屋の様子を。
浮き
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│ 水 │宝│ 水 ││30?b
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-> たこちゅうさん
一応舞台は日本ということで。
隠し部屋辺りまでプールの水が凍ると仮定すると、
水深13〜15メートルまで凍ることになりますが、
通常屋外でもそれほど厚い氷はできないと思います。
海水プールなら間違いなく凍りませんね(笑)。
-> らいさん
水圧のことは考えていませんでした(苦笑)。
一応潜水艦と同じような構造の扉とお考え下さい。
仕組みは判りませんが(爆)。
それか、部屋の底には扉も床もなかったかもしれませんね。
空気があれば部屋の中に水は入らないはずですから。
おばさん(さん)、たこちゅうさん、らいさんをはじめとして、
考えて下さった全ての皆さん、有難う御座いました。
※ 問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実在に存在するものを示すものではありません。