連続首なし殺人事件
ロッキー (2003/03/17(Mon) 10:13:06)
不備のある問題になってしまいました。ごめんなさい。(後日談)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【問題編】
〜プロローグ〜
初めて暗証番号がわかったぞ・・・。
この青龍刀が父さんが命よりも大切にしていた名刀:幽聖(ゆうせい)か・・・。
これがあれば完全犯罪が成し遂げられる・・・。
◆◇◆
藤原家は古来より続く日本有数の資産家。成金ではなく、由緒ある家柄だ。
当代の藤原家当主は藤原頼乃介(ふじわら よりのすけ)。
「お父様、お一人で大丈夫かしら?」
頼乃介の妻、友紀子(ゆきこ)が子供達に尋ねる。
実は、母子で3泊4日の温泉旅行に行けと頼乃介が命じたのだ。
大事な来客があり、仕事上の込み入った話があるそうで使用人にも暇を出していた。
「道太朗(みちたろう)、どう思う?」
そこで長男道太朗の妹、美根子(みねこ)が口を挟む。
「お兄ちゃん宿題は本当に済んだの?いつもハッタリで後になって後悔してるよ」
「あ・・・やべ。母さん、俺取りに帰るよ。父さんの邪魔はしないから」
「いいわよ。でも2人とも言葉遣いに気をつけなさいね」
そして道太郎は1人だけ一度家に戻った・・・。
◆◇◆
「夫を殺したのは私じゃありません!しかも首を切断するなんて・・・。
あの人の生首が転がってるのを見たときの恐ろしさといったら!」
友紀子の悲痛な叫び声が空気を裂く。
「しかし現実に、あなたしかご存じないはずの暗証番号が解読され、
凶器と見られる宝刀からルミノール反応が検出されたんですよ。
そしてその幽聖とやらはおとなしくダイヤルロック式ケースに収まっていた」
田村警視の淡々としてはいるが決して温かくはない声が響く。
「確かにあなたにはアリバイがあります。宿泊先にも確かめました。
ここから車で少なくとも1〜2日はかかる距離ですね。
しかし今のところあなたしか考えられないんですよ。
この家でなくなったものはない。凶器になりうるものも含めてね。
そしてルミノール反応が検出されたのは幽聖だけ」
宿泊先が駅から近かったこと、携帯で連絡を取り合ったこともあって、
道太朗と次の日に合流して、予定の温泉に着くことが出来たのだ。
「で、でも・・・強盗殺人の可能性も・・・」
「それはありません。申し上げたでしょう、盗まれたものは無いと。
これに入り口の警備は解かれていなかった」
と、ここで田村警視が口ごもる。
「しかしですね、腹部を刺されて首を切断されるなどということが有れば、
その凶行の最中、断末魔の悲鳴が警備の者に聞こえても良いと思いますねぇ」
道太朗と美根子は戦々恐々だ。
「まあ、鑑識の結果を待ちましょう。今日はこのくらいで。お疲れ様でした」
鑑識の結果では、死因は腹部の刺殺による失血死でもなく、
首を切断されたことによるものでもなく、絞殺による窒息死だった。
◆◇◆
蘇我馬史(そが うまふみ)が死体で発見されたのはそれから数日後。
彼の妻が人里離れた借家に帰宅したときに発見した。
頼乃介は蘇我の連帯保証人になっていた。
しかし蘇我の死亡推定時刻には、友紀子は監獄の中。鉄壁のアリバイである。
そして、殺害現場である自室には血まみれの斧があり、凶器と断定された。
◆◇◆
どちらの事件も被害者の身元がすぐに分かったのは、
切断された首がすぐそばに捨ててあったからだ。
そして、警察捜査本部では手口から同一犯の犯行とされたため、
幽聖のルミノール反応は悪い偶然ということで友紀子は釈放された。
◆◇◆
田村「犯人は当然道太朗です。
?@彼はなぜ暗証番号を手に入れられたのでしょうか?
?A凶器が違ったのはなぜでしょうか?
?B首を切った本当の理由は何でしょうか?
?C以上を踏まえて、道太朗の目指した完全犯罪とは?
?D(追加しました。Re[10]にあります)」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
トリック物は初めて作ったのできっと穴だらけだと思います。随時修正します。
質問も増減するかもしれません。
古○任三郎っぽくなったのは、名前付けるのが面倒で使い回ししたからです。
回答は順番に1つずつ1人1個そのままズバッと言ってください。
↓
答えられる質問をいくつでも答えてください。ただし1つの質問につき回答は1個。
疑問点や質問点は答えられる範囲内で答えますしヒントも出します。
ただ、論理展開が成立しているかの見極めができるかどうか心配です。
※問題文修正しました。
どら (2003/03/17(Mon) 12:42:36)
どもども
登場人物の行動が良くわからないので、
質問させてください。(特に道太朗)
>そして道太郎は1人だけ1足早く一旦帰途に着いた・・・。
から、はじめの家族の会話は、温泉でされたものですよねぇ。
で
>宿泊先が駅から近かったこと、携帯で連絡を取り合ったこともあって、
>道太朗を次の日に拾って、予定の温泉に着くことが出来たのだ。
ここがよくわかりません。
できれば、家族の行動を整理していただけるとうれしいです。
Q.E.D (2003/03/17(Mon) 13:36:46)
こうゆう問題は好きです(^^)
?@初めてとゆう言葉も気になりますが、暗証番号キーの指紋をとった。
?A幽聖にこだわらせないため。
?B幽聖に目を向けさせお母さんを疑わせるため。
?Cまず最初の殺人で容疑をお母さんに向けておいて第二の殺人でお母さんの無実を証明する。
大まかな感じですいません(^^;)
緑茶 (2003/03/17(Mon) 19:08:01)
ルミノール反応…というと、血に反応するやつでしたっけ?うろ覚えですが(汗
?@わかりません…
?A父の殺人では母に警察の目を向けさせる必要があった。なぜなら、蘇我の殺人の際に動きにくくなる可能性があったから。
?B幽聖にルミノール反応を残すのがこの犯行のポイントだから(絞殺してしまったのは切羽詰った状況だったから?)首を落としたのは、同一人物の犯行と思わせるには手口に特徴的な類似点が必要だと考えたから。
?CQ.E.Dさんに同じ
アバウトですいません(^^;)
Yuko (2003/03/17(Mon) 22:37:49)
ロッキーさん、皆さん、こんばんはー。
うーん、なんで一旦家に帰ったはずの道太朗じゃなく
アリバイのあるお母さんが監獄へ入れられたのかな…?
田村さんの作戦?
それと、警備からの人の出入りに関する情報がほしいです。
よく理解できていないままの推理なのですが、
>?@彼はなぜ暗証番号を手に入れられたのでしょうか?
一旦帰宅したら、お父さんが首にひもをかけて自死なさっていて、
遺書があった。そこに暗証番号も書いてあった。遺書は道太朗が処分した。
>?A凶器が違ったのはなぜでしょうか?
これは、斧と刀ということでいいんでしょうか?
蘇我さんを殺す時、刀は証拠として警察お預かりになっていたから。
>?B首を切った本当の理由は何でしょうか?
お父さんのは、首の絞まった痕跡を隠せるかな?と思ったから。
「完全犯罪」にそれはじゃまだった。
蘇我さんのは、お母さんの嫌疑を晴らすため、同じ手口にした。
>?C以上を踏まえて、道太朗の目指した完全犯罪とは?
「カギのかかった金庫に入っている刀で人が殺された」
というプチ密室殺人トリックをやってみたかった。
ロッキー (2003/03/17(Mon) 22:43:25)
大変遅くなりましてすみませんm(__)m
回答方法が思っていたのと変わっているようですね。
全部答えろといったわけじゃないんですよ。
まず?@を1人につき1個、それが誰か正解したら?A、?B、?Cというつもりで書いたのですが、
変えます。答えられる質問をいくつでも答えてください。ただし1つの質問につき回答は1個。
※解決編で出すつもりだったんですが、問題文に犯人の動機になりうるものを加えます。
警察の捜査で2人の接点が見つかったことにして下さい。
◆どらさんへ
>登場人物の行動が良くわからないので、
>質問させてください。(特に道太朗)
答えられる範囲で誠心誠意答えます。
ただし道太朗については犯人と明かしているので、
全てを開けっぴろげに答えるわけには行きません。何卒ご理解の程を。
>>そして道太郎は1人だけ1足早く一旦帰途に着いた・・・。
>から、はじめの家族の会話は、温泉でされたものですよねぇ。
それが違うんですよ。これはひとえに自分の文章表現力不足によるものです。
「帰途」は「帰り道」ですから「温泉帰り」と取るのが当然ですよね。
「次の日に拾って」という表現も不適切でした。
問題文も訂正しますし、このあと家族の行動を整理します。すみませんでした。
基本的には、家族の行動は
・父、頼乃介を残して、母子3人が電車で旅行に出掛ける
・息子、道太朗が目的地に向かう途中で、
妹に宿題の事を気づかされて単独で帰宅
・道太朗は新幹線などを使って翌日母、妹と合流
・予定通り母子3人で温泉旅館にいくつか泊まる
・帰宅すると父の分断死体を発見、母、友紀子が通報、警察の家宅捜索
・ダイヤルロック式ケースにしまわれた青龍刀のみから血痕反応。
その他に盗まれたものはないことから母が連行される
・友紀子が監獄にいる間に斧で頭部を切断された別の被害者が出る
・同一犯の犯行とみられ、友紀子は釈放
という流れです。
お分かりいただけましたか?
簡潔にすると簡単かなあと思ってひねってみたんですが、
裏目に出て分かりにくい問題になったみたいですねm(__)m
◆Q.E.Dさんへ
正誤判定。
?@
>初めてとゆう言葉も気になりますが、暗証番号キーの指紋をとった。
率直に言うと違う・・・と思います。下記の通り、
>そしてその幽聖とやらはおとなしくダイヤルロック式ケースに収まっていた
青龍刀(三国志とかに出てくるやつ)が入っていたのは頑丈な大きい箱で、
10桁くらい?の暗証番号の数字を入力するんですよ。
だから「暗証番号キーの指紋」は存在しないと思います。
?A
>幽聖にこだわらせないため。
え〜と、よく分かりません。できれば解説してください。
?B
>幽聖に目を向けさせお母さんを疑わせるため。
次の?Cから判断すると別にお母さんを犯人にしたい、
という意味ではないようなのでOKです。ただし合ってるのは半分くらい。
?C
>まず最初の殺人で容疑をお母さんに向けておいて第二の殺人でお母さんの無実を証明する。
これはほとんど正解ですが「絞殺」はどうなりますか?
そして追加した条件で第2の殺人を犯した理由も考えてください。
◆緑茶さんへ
>ルミノール反応…というと、血に反応するやつでしたっけ?
僕自身よく知らないんですが(苦笑)、血痕にかなり鋭敏に反応するらしいですよ。
専門的なことは抜きにして、幽聖に目に見える血はついていなかったものの、
血痕反応があったということで。
?@
>わかりません…
冒頭でも書きましたが、全部無理に答えなくていいですよ。
?A
>父の殺人では母に警察の目を向けさせる必要があった。
>なぜなら、蘇我の殺人の際に動きにくくなる可能性があったから。
確かに理に叶ってますが、蘇我を殺すことだけが目的、ということですか?
?B
>幽聖にルミノール反応を残すのがこの犯行のポイントだから
ポイントとは?
>(絞殺してしまったのは切羽詰った状況だったから?)
よく分かりません。できれば解説を。
>首を落としたのは、同一人物の犯行と思わせるには手口に特徴的な類似点が必要だと考えたから。
これは正解です。
?C
>Q.E.Dさんに同じ
Q.E.Dさんへのレスを見てください。
みなさんの回答に押され気味なので破綻しないように気をつけます。
質問の意図がかぶっていたら減らします。
トリックモノは反論するのが大変・・・(冷や汗)
ヤマト (2003/03/18(Tue) 00:02:06)
?Bはおそらく、同一犯と見せるため。
そうでなければ母親が逮捕されたままですから。
か、血で何かを隠そうとしたため。
ロッキー (2003/03/17(Mon) 23:51:22)
◆Yukoさんへ
かなり苦しくなってきました〜〜〜。
>うーん、なんで一旦家に帰ったはずの道太朗じゃなく
>アリバイのあるお母さんが監獄へ入れられたのかな…?
この時点では道太朗がやったという証拠がないからです。
上手く誘導されて、「この暗証番号は自分と主人しか知らない」、
と言ってしまったら道太朗が自分は知ってるとかいう訳ないし・・・。
>それと、警備からの人の出入りに関する情報がほしいです。
使用人は出入りしていません。
道太朗は1〜2時間ほどで出てきました。
?@
>一旦帰宅したら、お父さんが首にひもをかけて自死なさっていて、
>遺書があった。そこに暗証番号も書いてあった。遺書は道太朗が処分した。
大正解です。
まだ遺書の処分はしてません。
?A
>これは、斧と刀ということでいいんでしょうか?
青龍刀というのは、ご存知だと思いますが古来中国で使われたなぎなたのようなもので、
その重量と重力に任せて斬れば斧と同様かそれ以上の破壊力があると思います。
大して差はありません。
>蘇我さんを殺す時、刀は証拠として警察お預かりになっていたから。
そういえばそうですね。考えてませんでした。
でも一応不正解とさせていただきます。
かなり無理がありますが数日間のうちに青龍刀の鑑識が済んで、
返却されていたということにしてください。
?B
>お父さんのは、首の絞まった痕跡を隠せるかな?と思ったから。
これも大正解です。
>「完全犯罪」にそれはじゃまだった。
プチ密室殺人トリックという意味の完全犯罪ではないので不正解。
>蘇我さんのは、お母さんの嫌疑を晴らすため、同じ手口にした。
これは正解。
?C
>「カギのかかった金庫に入っている刀で人が殺された」
>というプチ密室殺人トリックをやってみたかった。
不正解です。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
みなさんの回答を総合するとほとんど全問正解に近いです。
?@はズバリ正解で、?BはQ.E.Dさんと緑茶さんとYukoさんのを合わせると正解。
あとは、?Aと総括問題の?C。
?Aはなぜ家に青龍刀があるのに使わなかったか?
(?Bとほとんど同じですけど)
そして?Cです。
道太朗の考える完全犯罪とは何か?
追加した「犯行動機になりうるもの」も含めて考えて、
道太朗は目的地に向かう途中引き返し、父の首吊り自殺死体と遺書をみて、
どのような犯行計画を立てて実行したのか、それをお答えください。
Q.E.D (2003/03/18(Tue) 01:14:38)
やっぱわかりにくかったですね(^^;)?Aは別の凶器をつかって幽聖のルミノール反応の件を偶然に見せかけるという意味です。
ではあらためて解答を→蘇我は頼乃介が払えないほどの借金を返さないまま人里離れた借家に逃げ隠れてしまった。
それを知った父は蘇我を家に呼んで説得しようとしたが失敗したので青龍刀を差し押さえられるのを防ぐため自殺。
父の自殺の理由をしった道太朗は自殺を隠すためと母に捜査の目を向けさせるために青龍刀で首を切断。
数日後、蘇我の借家に行き母を疑わせない為に斧で殺害。
ロッキー (2003/03/18(Tue) 00:29:51)
◆ヤマトさんへ
レスが入れ替わってしまったみたいですがお答えします。
?B
>おそらく、同一犯と見せるため。
微妙です。
>か、血で何かを隠そうとしたため。
首吊り自殺の痕を隠す、ということでしょうか?
それとも床に落ちているものを隠すとかそういう意味でしょうか?
前者なら正解です。
※編集しました
ロッキー (2003/03/18(Tue) 03:07:31)
◆Q.E.Dさんへ
>?Aは別の凶器をつかって幽聖のルミノール反応の件を偶然に見せかけるという意味です。
このネタは使おうかどうか迷ったんですが・・・使ったほうが良かったかな〜。
>蘇我は頼乃介が払えないほどの借金を返さないまま人里離れた借家に逃げ隠れてしまった。
蘇我が頼乃介に借りたんですか?すみませんちょっと読解できないです。
>それを知った父は蘇我を家に呼んで説得しようとしたが
僕の解答では呼んでません。下のミニ問題を考えてみてください。
>失敗したので青龍刀を差し押さえられるのを防ぐため自殺。
連帯保証人って、借金を返さない相手に逆に差し押さえられるもんなんでしょうか?
そもそも連帯保証人の厳密な定義がよく分からずに使ってます。←僕の事です
今のところ蘇我がどのくらい借りたか頼乃介に申告していたということです。
そのあとはほぼ合ってます。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
犯行前、青龍刀の型を測ってあった方が、似た斧が用意出来ると思いますし、
「同一犯ゆえに母釈放」がスムーズかなと思います。
?Aはもう?Cに吸収します。
さらにミニ問題なんですが、家族のみならず使用人にまで暇を出したのはなぜか?
Kiro (2003/03/18(Tue) 06:19:13)
動機の面から考えてみます。
つまり、?Bの回答である、「自殺であることを悟られないようにする」必要があったのは何故か。そして、頼乃介の自殺の理由は?
これらを考えて僕の出した答えは以下のとおりです。
頼乃介さんは生命保険に加入していたのではありませんか?蘇我の借金を連帯保証人として肩代わりすることになった頼乃介は、その借金を自らの保険金で返そうと考えます。道太郎は死体を発見し、遺書により父の自殺の動機を知ります。そして、父を自殺に追いやる原因となった蘇我氏に殺意を覚えます。
まず、道太郎は、自殺では保険金が給付されないと思っていたか、或いは、保険加入後一年経過していなかった(*)ため、自殺を殺人に見せかけるため父の腹を刺し首を切断します。(*…自殺でも保険金が給付されるためには、通常一定期間の経過が必要とされます)ここで幽聖を使ったのは、一旦捜査の目を母に向けさせるためです。これは、皆さんが既に答えてらっしゃるとおりですね。
次に、蘇我氏殺害ですが、ここで幽聖を使わなかったのは、幽聖を使うと自分や妹・或いは使用人など、藤原家の関係者による犯行とほぼ断定されてしまうからだと考えます。幽聖と同等の切断力を持つ斧を凶器とすることによって、この危険を回避し、同時に、「頼乃介の事件も同じ斧が使われたはずだ→犯人は外部の人間だ」というミスリードを誘うのが狙いだったのでしょう。これが僕なりの?Aの答えです。
つまり、道太郎が目論んだのは、「父の自殺を隠すことにより保険金を得ること」「蘇我氏殺害と頼乃介氏殺害を同一犯による犯行に見せることにより、自分を含む藤原家を容疑者からはずすこと」の二つだと考えます。
<深読みするならば>
頼乃介の遺書には当然、遺産の分配についても書かれていたはずですから、もし、道太郎の取り分が妹より少なかったとしたら、それを平等に分配させるために遺書を隠し他殺に見せかけた、なんてことも考えられますね。
或いは、頼乃介の遺書にすべて指示が書かれていたのかもしれませんね。問題文からも、家族が第一発見者になっていることから、使用人が帰ってくるのが家族よりも後になるよう手配していたということでしょう。自分の死体と遺書を家族に最初に発見させ、保険金入手と蘇我氏殺害を家族に託した...なんてのは穿ちすぎでせうか...
長々とすみませんでした。
ロッキー (2003/03/18(Tue) 08:14:00)
◆Kiroさんへ
お初ながら熟考して頂いて感謝です。相応の返答をいたします。
>頼乃介さんは生命保険に加入していたのではありませんか?
それはそうかもしれません。入っていてもおかしくはないと思います。
では、入っていたことにしましょう。
>蘇我の借金を連帯保証人として肩代わりすることになった頼乃介は、
>その借金を自らの保険金で返そうと考えます。
蘇我の借金を肩代わりしなければならなくなったというところは正解です。
そしてその後の展開もこの方が自然ですね。
しかし僕の用意した解答は、当主として家名を汚した責任を取ったと言うか、
自殺はそういう動機なんですよ。なにせ名家ですから。
どのようにして蘇我に汚されたのかは、まだ推理の余地があると思います。
>道太郎は死体を発見し、遺書により父の自殺の動機を知ります。
>そして、父を自殺に追いやる原因となった蘇我氏に殺意を覚えます。
自殺の動機は違いますが殺意を覚えた経緯は同じです。正解です。
>まず、道太郎は、自殺では保険金が給付されないと思っていたか、
僕が知りませんでした。変な動機を付け加えるところでした。どうも。
>ここで幽聖を使ったのは、一旦捜査の目を母に向けさせるためです。
その通りですね。
>次に、蘇我氏殺害ですが、ここで幽聖を使わなかったのは、
>幽聖を使うと自分や妹・或いは使用人など、
>藤原家の関係者による犯行とほぼ断定されてしまうからだと考えます。
使用人は切り捨ててもいいですが、大まかには合ってますね。
>つまり、道太郎が目論んだのは、「父の自殺を隠すことにより保険金を得ること」
これは違います。
自分自身の「保険」を手に入れるためなのです。そのつもりなんだけどな(汗)
>「蘇我氏殺害と頼乃介氏殺害を同一犯による犯行に見せることにより、
>自分を含む藤原家を容疑者からはずすこと」の二つだと考えます。
こちらはほぼ合ってます。使用人に罪をなすりつけられるかどうかは考え中。
> <深読みするならば>
> 頼乃介の遺書には当然、遺産の分配についても書かれていたはずですから、
>もし、道太郎の取り分が妹より少なかったとしたら、
>それを平等に分配させるために遺書を隠し他殺に見せかけた、
これはないです。そこまで深読みしないで下さい。金に卑しい犯人ではありません。
> 或いは、頼乃介の遺書にすべて指示が書かれていたのかもしれませんね。
>問題文からも、家族が第一発見者になっていることから、
>使用人が帰ってくるのが家族よりも後になるよう手配していたということでしょう。
>自分の死体と遺書を家族に最初に発見させ、
>保険金入手と蘇我氏殺害を家族に託した...なんてのは穿ちすぎでせうか...
指示はないです。その他についてはミニ問題を間違ってしまったということです。
ミニ問題の答えは、自殺するための人払い、です。
いくら重要な仕事上の話があるといっても、そのセッティング、つまり、
客に出すお茶や菓子まで名家の当主が自分1人で用意することはないでしょう。
そこに不自然さを感じていただきたかったです。
>長々とすみませんでした。
いえいえ、お気になさらずに。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
質問?D
遺書(遺言)は、内容ごとに1枚1枚分けられていました。
このことも、完全犯罪への「保険」となりました。
どのように利用すればよいでしょう?
これも考えてみてください。
ロッキー (2003/03/18(Tue) 11:41:30)
整理してみたところ、?@?A?Bはみなさんの回答をあわせると3つとも完全正解です。
?@は、遺書に幽聖を寄贈するよう暗証番号とともにある1枚に書いてあったから。
?Aは、特別品である名剣を2度も使ってその場に放置すると、
藤原一族の中に犯人がいると露呈してしまうので、
なるべく型の近い斧で同じ手口をすることにより、
藤原一族(特に留置中の母、友紀子)と関係ないと思わせたかったから。
?Bは、父、頼乃介が絞首自殺したことをなるべく長く隠したかったのが第一。
次は殺人をするのを念頭において母への容疑を向けたりそらしたりする為。
こうなってます。
ロッキー (2003/03/18(Tue) 12:18:36)
?C完全犯罪の全貌といっても、
ほとんど色んな方が端々で正解されているので、
答えて欲しいところで残っているのは少ないです。
まず、道太朗はどういう状況で犯行を思いついたのでしょうか?
つまりどの時点で、どのような動機による犯罪なのか?突発的?計画的?
本当の首なし死体にした方が絞首の痕跡は残らないのになぜ頭部を残したのか?
なぜ蘇我を狙ったのは数日後(一週間近く)だったのか?
蘇我は藤原家当主頼乃介を自殺に追い込むほどどんな借金の借り方をしたのか?
そして何より、父の自殺を隠したのはなぜ?(一部?Dとかぶる)
この中から分かるところだけでいいのでお答えくださると嬉しいです。
?D
Re[10]の下のほうにあります。
遺書が内容ごとに分類されていて何枚かあったというのは重要です。
どら (2003/03/18(Tue) 12:55:57)
どもども
この問題の最大の謎は
「なぜ遺書に暗証番号を書く必要があったのか」
だと思っていました。
文中では、妻は暗証番号を知っていることになっていますよね。
なので、わざわざ記す必要はなかったんじゃないかなぁ〜って
考え込んでしまっていました。
?Cは、全く分かりません。(^_^;)
ロッキー (2003/03/18(Tue) 14:01:43)
◆どらさんへ
>この問題の最大の謎は
>「なぜ遺書に暗証番号を書く必要があったのか」
>だと思っていました。
がっかりさせてしまってすみません。
暗証番号を引き出す必然性が作れなかったので遺書にしましたごめんなさい。
>文中では、妻は暗証番号を知っていることになっていますよね。
>なので、わざわざ記す必要はなかったんじゃないかなぁ〜って
>考え込んでしまっていました。
出題者の自分も今だに記す必要ないなぁ〜って考え込んでますよ。
?@⇒?A⇒?B⇒?Cと難しくなって行く予定だったんですけどね。どうだか。
>?Cは、全く分かりません。(^_^;)
?Cも?@と同じくらい肩の力を抜いて考えてくださったら大丈夫ですよ。
きっと「な〜んだ」って思われる程度のことですから。
Q.E.D (2003/03/18(Tue) 15:15:21)
>蘇我は頼乃介が払えないほどの借金を返さないまま人里離れた借家に逃げ隠れてしまった。
> 蘇我が頼乃介に借りたんですか?すみませんちょっと読解できないです。
これは頼乃介が肩代わりする事になった場合払えないとゆうことです。
> 失敗したので青龍刀を差し押さえられるのを防ぐため自殺。
> 連帯保証人って、借金を返さない相手に逆に差し押さえられるもんなんでしょうか?
これも蘇我が借りた相手に差し押さえられるとゆうことです。
説明が毎回、雑ですいません(^^;)
?Dの解答→もし母への疑いが晴れなかった場合に警察に遺書の自殺したとゆうことが書かれていて更に自殺の理由がかかれていない一枚を送る。
PS・すいません、一番初めに解答方法を間違えたの僕ですね。ご迷惑をおかけします(^^;)
どら (2003/03/19(Wed) 00:00:23)
どもども
?Cについて
『完全犯罪』の定義は難しいですが、
2つの殺人?(一方は自殺ですが)が同一犯であると断定されれば
その死亡時刻の一方だけでもアリバイがあれば無実になるかと考えます。
父親は自殺だったわけですから、
その時間にはアリバイがあるのでしょう。
(時間的に無理だったと考えるのが自然でしょうか)
つまり、2つの犯罪を同一犯であると見せかけることによって
自分への疑いをさけることができるわけです。
?Dについて
Q.E.Dさんと同じです。
父親が自殺だとわかれば、母親の容疑は晴れます。
…うーん、矛盾してますね。(^_^;)
?@母親が取調べを受けるくらいですから、
自分への疑いを回避することはできそうもありません、
?A父親が自殺だと判明した時点で、
自分のアリバイがなくなってしまいます。
もうちょっと考えます…
ロッキー (2003/03/19(Wed) 08:29:12)
自信のある作品ではないのであまり引き伸ばすのも気がひけてきました。
でも体調を崩してすぐには模範解答を出せないので皆さん引き続きお願いしますm(__)m
>本当の首なし死体にした方が絞首の痕跡は残らないのになぜ頭部を残したのか?
これについては参考にしたもの自体に穴があったことに僕が気づかなかったのですが、
批判はしたくないのでそれに関する記述は削除しました。
名剣の話を削除したのはもう必要ないと判断したためです。
答えを言いましょう。
頭を捨てることによりすり替え殺人だと誤解されたくなかった、それだけですが、
状況を分析したところ家人が1人だけ惨殺されていれば、
頭部がなくても指紋や血液などを照合して、その人から当たっていきますよね。
無理のある犯罪方法でした。
>なぜ蘇我を狙ったのは数日後(一週間近く)だったのか?
これはYukoさんの回答から思いついたものです。
他のはどうぞ。
◆Q.E.Dさんへ
>これは頼乃介が肩代わりする事になった場合払えないとゆうことです。
資産家なので痛手は受けたでしょうが払うことは出来ます。
それよりも蘇我は、藤原家の名を盾にあちこちから多額の借金をしていました。
そのことの方に責任を感じたのでしょうね。
>蘇我は藤原家当主頼乃介を自殺に追い込むほどどんな借金の借り方をしたのか?
の答えはこれです。
>?Dの解答
これが出題者として全く自信無いんですよね・・・。
>→もし母への疑いが晴れなかった場合に
>警察に遺書の自殺したとゆうことが書かれていて
>更に自殺の理由がかかれていない一枚を送る。
確かに。この回答を採用した方がいいかもしれませんが、
母には完全なるアリバイがあるので、わざわざ助けてあげる必要もないでしょう。
僕が用意したかったのは、道太朗が容疑者になった場合の保険です。
◆どらさんへ
>?Cについて
>『完全犯罪』の定義は難しいですが、
あくまでも自分が捕まらないと思った、というだけの話です。
>2つの殺人?(一方は自殺ですが)が同一犯であると断定されれば
>その死亡時刻の一方だけでもアリバイがあれば無実になるかと考えます。
今回の事件では、犯人である道太朗には両方ともアリバイはありません。
ただ、1度目の殺人もとい凶行を「不可能」と言い張って切り抜ける・・・、
というだけのものです。
(実際には捕まるかもしれませんがその辺はご容赦ください)
>父親は自殺だったわけですから、
>その時間にはアリバイがあるのでしょう。
>(時間的に無理だったと考えるのが自然でしょうか)
警察が自殺に気づかず絞殺に囚われていたなら、
死亡時刻からするとアリバイはあるかもしれません。
一応設定では道太朗は家に帰って父の部屋の隣りを通ると、
ロープのこすれる音と梁のきしむ音に気づき、
異変を感じて父の部屋に入っていった、ということにしてあります。
>つまり、2つの犯罪を同一犯であると見せかけることによって
>自分への疑いをさけることができるわけです。
基本的にはどちらの犯罪もアリバイがないから無理ですよね・・。
>?Dについて
ここから自信無いんですよ^^;
>父親が自殺だとわかれば、母親の容疑は晴れます。
Q.E.Dさんへのレスを見てください。
>?@母親が取調べを受けるくらいですから、
> 自分への疑いを回避することはできそうもありません、
いずれそうなるでしょう。そのための保険です。
>?A父親が自殺だと判明した時点で、
> 自分のアリバイがなくなってしまいます。
その通りですが、犯人は父親の自殺はいずれバレるだろうと計算済みです。
つまり、自殺を隠そうとしたのは、自分の身を守るためだった
(というつもりなんですが矛盾があるかも知れません)。
「整理された遺書」を上手く活用してください。
もちろん家宅捜索の際に旅行カバンや衣服、持ち物は検査されてますから、
旅行に戻ってから家族で帰宅したときまでずっと持っていたというのは無しです。
もちろん最初の単独帰宅のときに隠した、ではモロバレです。
母が釈放されて自分の風向きが悪くなると遺言(の残り)を出して、
「確かに遺言は見つけて持っていたが、まだじっくり読んでない。
父は自殺したのち猟奇殺人が起きたのだろう」と開き直ります。無理がありますね(汗)
遺言はまだ処分してないと言いましたが、これは全部処分という意味であって、
ある一部は捨ててますよ。
ロッキー (2003/03/20(Thu) 00:37:13)
遅れてすみませんでした。
ブレンドやアレンジしたこと自体は別にいいんですが(これについての記述を削除)、
出来上がったものを色んな角度から検討する「推敲」が不十分だったようです。
これを反省して次回からはより完全に近いものを作るよう心がけます。
期待してくださっていた方々に、まずお詫び申し上げます。
申し訳ありませんでした。
しかし穴だらけなものの、全体的には問題として破綻しているわけではないので、
一応当初予定していた模範解答を載せます。
?@?A?Bはもう答えを出しているので、?Cと?D、つまり「自称完全犯罪」の全貌です。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
蘇我は連帯保証人である頼乃介に申告していた以上に、
藤原家の名を笠に着て色んなところから膨大な借金をしていた。
ついにその事を知った頼乃介は、一族の名誉を汚した自分に責任を感じ、自殺を決意。
自殺するため使用人も含めて人払いした。
母子で旅行先に向かう途中で道太朗が別行動。単独で帰宅し、
父の部屋で梁(はり)がきしむ音に気づき道太朗が入っていくと死体を発見。
そこで遺書も見つけた。
読むと中には幽聖を寄贈して欲しい、との記述があり、ケースの暗証番号もあった。
もちろん自殺の動機も書いてあった。道太朗に蘇我への殺意が芽生える。
早速計画を練って青龍刀を取り出し、型を測っておく。
刺殺に見せかけるため青龍刀で腹部を刺してから、
自殺と思われないため首を落として捜査をかく乱。
頭は転がしておく。そうでないとすり替え殺人と思われるから。(穴です)
実は父の自殺を隠したのはあとで自分が疑われた時にバラすため。
そこで一度容疑を母に向けた。
母、妹と合流して帰宅、一緒に死体発見。
母は連行され自分は動きやすくなる。
母にはアリバイがあるのだからそう長く留置しておけるものでもない。
幽聖は家にあるのだから、
↓
【幽聖の鑑識が済んで返却されたら、】
真の殺人を実行。
(返却されたらというのはYukoさんのレスで気づかされました)
父を自殺に追い込んだ虎の威を借る狐、蘇我を斧で殺し、頭は放置。
測ってあった型に近い斧なので、同じような手口から同一犯の犯行とされ、母は釈放。
こうして母を一度疑わせてから容疑を晴らすという計画により、母を犠牲にせず、
もし自分が疑われても1度目の殺人を盾に切りぬけることが出来る。
ではその言い訳とは。
旅行中家に舞い戻った日、見つけた遺書は内容ごとに1枚1枚分かれたものだった。
封筒に父の指紋をつけておいて、切手は水道水で貼る。
その遺書を旅行に戻るついでに持っていき、暗証番号の個所を捨てる。
残りを自分宛で封筒に入れて自宅近くの郵便ポストに投函。
それは翌日あたり自宅に着く。そのころ自分は高飛びしている。
母子で帰宅したらいち早くそれを回収して家宅捜索前に隠す。
差出人はないが例え家族に見られても自分宛なので不審に思われないし、
母と妹はまず間違いなく父の部屋に直行するのでその時か、
死体発見後のドタバタの隙を突けば隠せる。
あとは自分に疑いが掛かりそうになったらそれを出して、
父の死亡日と集配、消印が同じなので父が生前投函したものだと言い張れば、
物的証拠がないので自分は暗証番号を知らないと立証でき、
遺言が届いていることを(さらに言えば自殺を)知っていたものの、
その後侵入者があって密室猟奇殺人が起きたのだ、との往生際の悪い言い分。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
以上です。
どうやってトリックを見破るかまでは説明できませんがまずバレバレでしょう。
言い訳は全部自分が考えました。単なる屁理屈ですね。
プロローグは、旅行中一旦帰宅して遺書を読んで名刀を取り出したときの、
道太朗のセリフ(思考)でした。
時間軸からずれて前に持ってきたのはここだけで、あとはそのままです。
場面や時間が移行したことを◆◇◆で表しました。
かなり穴だらけなのは途中で自分でも分かりましたが、
みなさんがたくさんレスをしてくださったので問題文本文を削除はしません。
名剣についての話を削除したのは伝えたかった方から次のレスがあったからです。
やはり暗号の方が簡単ですね。
初心者が「完全犯罪」などと大見得を切ってしまい、すみませんでした。
再度言いますが、今回のことを糧にもっと穴のないものを作ります。
出直します。すみませんでしたm(__)m
できれば勉強のため、無駄や無理な手口、展開など、ご指摘いただけると嬉しいです。
緑茶 (2003/03/20(Thu) 11:22:28)
難しかったですねぇ。
私的にはとてもいい感じの問題だと思いました(って何様だよ!)
>どうやってトリックを見破るかまでは説明できませんが
某ホラー小説で読んで知っただけなので詳しいことはよく分かりませんが、縊死の場合、それが他殺か自殺かどうかは頭をみるだけで判断できるそうなんです。
自殺の場合、単純に重力によって血が頭まで回らないので、次第に顔色は青ざめてゆきます。
それに対し他殺の場合、首に無理な力がかけられ、血がせき止められるので顔中が鬱血して真っ赤になるそうです。
首が置いてあったなら警察も一見するだけで自殺だと確信できるはずです。
>封筒に父の指紋をつけておいて、切手は水道水で貼る。
封筒に指紋がついているにも関わらず、切手に父の唾液がついていないのは不自然なのでは?父の首を切り落としたときに唾をとっておけばいいと思います。
どら (2003/03/20(Thu) 11:55:14)
どもども
第一の殺人が、実は自殺だった…
というのは、とても面白いストーリーだと思います。
「死因が絞殺」というヒントが出ていますので
問題としてもいい感じですね。d(^_^ )
とても楽しめました。
ただ、「完全犯罪」部分については
ちょっと苦しいかなぁと感じました。
旅行中、アリバイのないのは「道太朗」なのですから
真っ先に容疑が向けられるのは「道太朗」だと思います。
暗証番号を知っているか知らないかという問題は
アリバイがあるかないかという問題よりも瑣末ですね。
また、遺書が保険になるとも思えません。
むしろ墓穴を掘ることになりような気がしますが
いかがでしょうか?
えらそうなことを言って、申し訳ありません。m(__)m
この手の問題は、本当に難しいですよねぇ…
ロッキー (2003/03/20(Thu) 16:24:40)
感想レスありがとうございます。
◆緑茶さんへ
頭部を見るだけで縊死の場合絞首自殺か、他人による絞殺かが分かる。なるほど。
なおさら穴ですね。検討してませんでした。
>>封筒に父の指紋をつけておいて、切手は水道水で貼る。
>封筒に指紋がついているにも関わらず、
>切手に父の唾液がついていないのは不自然なのでは?
>父の首を切り落としたときに唾をとっておけばいいと思います
おっしゃる通り。浅慮でした。勉強になります。
またよろしくお願いしますm(__)m
◆どらさんへ
一部楽しんでいただけたようで何よりです。
>ただ、「完全犯罪」部分については
>ちょっと苦しいかなぁと感じました。
はい、自分でも苦しいと思っております
不快な思いをさせてしまったのなら申し訳ありません。
暗証番号が二の次で、まず道太朗のアリバイを確保すべきだった、
(もしくは母と妹のアリバイも無くすべきだった)
ということは問題作成時にはあまり気づいておらず、
みなさんのラッシュを受けるうちにだんだん気づいてきました。
>また、遺書が保険になるとも思えません。
>むしろ墓穴を掘ることになりような気がしますが
>いかがでしょうか?
その通りだと思います。穴だらけです。
しかしなるべく「当初予定していた模範解答」を載せようと思ったのと、
自殺を隠した動機は問題発表時は、
頭部を持ち去らなかった理由をそのまま使おうと思ってたんですが、
あとで(元が)ダメだと気づいて急遽変更して?Dを付け足したので、
「自殺を隠したのは自分のアリバイを確保するため」などという
無理のあるものになったわけです。
>えらそうなことを言って、申し訳ありません。m(__)m
自分が無理のある点の指摘をお願いしたのですから全くもって普通のことですよ。
えらそうでも何でもありません。
今後もよろしくお願いします。
>この手の問題は、本当に難しいですよねぇ…
そうですね。(フォローありがとうございますm(__)m)
あらゆる可能性を検討しないといけませんし、
自分は心理的にも生理的にも人間(それ以外にも)の行動を読んで、
回答者にはそれを読まれないようにしないとダメですからね。
しかしこの手の問題を期待しておられる方が多い・・・。
推理小説を読むのは楽しくても作る方は大変ですよね。
では、またレベルアップしたらよろしくお願いします。
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