盗まれた絵画

siu　(2003/05/10(Sat) 19:25:04)

ある夜、大庭真砂子（５０）さんの家から時価数百万の絵画が盗まれた。
以下は被害者大庭さんの証言である。

「ええ、その日はいつもどおり午後１１時ごろ寝ました。
ガシャーンというガラスの割れる音で目が覚めたんです。
ちょうど２時ごろでした。
おそるおそる寝室を出て居間に行ってみると、庭に面している窓の１枚が割れていました。
あわてて１１０番通報しようと電話まで急いだのですが・・・そこから先は覚えていません。
気が付いたときはもう朝で電話の前で倒れていました。
それからようやく警察に通報しました。」

大場さんは広い家に１人で暮らしており、いつも戸締りはきちんとしていた。合鍵などはなかったという。
大場さんが高価な絵画を所有していることを知っていたのは一部の親しい友人と親戚だけだったことから、
近所に住む被害者の甥、大井範人（２５）が容疑者として上がった。
彼はギャンブルのためにできた多額の借金に苦しんでいたそうだ。
しかし大井範人にはその日、自宅で午前３時過ぎまで友人たちと麻雀をしていたというアリバイがあった。


犯人は大井範なのですが、いったい彼はどのように犯行をおこなったのでしょうか？


どもども。

音の鳴らない方法で侵入→時計を操作し、２時頃に合わせる→
わざと窓ガラスを割り、被害者を起こす→薬品で気絶させる。

こんな感じでお願いします。。


大場さん→大庭さんですよね？
あ、あれ・・・・？


スマイリーさん、ほぼ正解です！

もう答え言っちゃいますね。
この問題のポイントは時間の証言をしてるのが被害者だということです。
寝ていた被害者が時間を確認するには時計を見るしかありません。
犯人はそれを利用しました。
犯人はマージャンが終わるとすぐに被害者の家へ向かいました。
マスクと手袋をつけた犯人は、音を出さないようにガムテープを使って窓ガラスを鍵のまわりだけ小さく壊し、鍵を開けて侵入します。
そして被害者の寝室に忍び込み、寝室の時計、それから居間の時計の時刻を２時（少し前）ごろに合わせます。
このときもし被害者が起きてしまったら、トリックはあきらめてこの時点で薬で眠らせてしまいます。
それから絵画を盗んで外に出してから、改めて窓ガラスを派手に割り、この音で被害者を起こします。
この音を他の家の人に聞かれてしまうとトリックは崩れてしまうのですが、被害者の家は広かった＋ガラスの割れるような高い音は遠くまで伝わりにくいということで、まわりには聞こえなかったこととします。（ちょっと苦しいかな？）
犯人は窓ガラスを割ってすぐ電話のそばに隠れ、被害者が警察に電話をかけにきたところで薬品で眠らせました。
そしてまた時計を正しい時間に戻し、すばやく絵を持って逃げました。
めでたし、めでたし。（ぉ

けっこう簡単だったのかなー。

あ、あとみかんさん。
大場さんは大庭さんの間違いでした。
でも叔母さんだからどっちでもいいんです。（ぇ

（ぉとか（ぇの使い方が合ってるか不安なsiuでした。済。


※　問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実在に存在するものを示すものではありません。