地獄への切符

＃サイン　(2005/02/04(Fri) 19:51:03)

この話は全体的に架空です。
ある日、とても雪が積もった。
しかし、電車はいつも通り走ることになった。
一つ目の駅はすぐにつく。
その駅を過ぎて
１分後
な・・ぶ・・ブレーキがきかない！！
凍結した線路と、摩擦で熱くなる車輪から出る、水蒸気、この二つで、ブレーキがきかない（摩擦の熱では、凍結した線路は溶けません）
次のカーブで、事故は起こった
キキードゴンガガガガガガガー・・・・・・プスン。
列車は全両脱線横転しており、運転席は、木に衝突し、見るも無残な列車になっていた。
しかし、この事故で、奇跡的に生還者が３人いる。しかし、この中で、一人が、この列車を事故に見せかけて、脱線させた犯人だ！！あなたは、刑事だ、この謎を解いてくれ！！
証言
一人目「僕が乗っていたのは最後の両です。僕は、外を見る癖があって、外を見ていたんです、そー言えば、前のほうの車輪は、水蒸気が出ていなかったな〜、いま思うと、ぞっとするよ（事故が）」

二人目「私は鉄道マニアで、この電車は大好きでした。毎日車庫から追いかけて、最初の駅で乗って、最後のえきで降りるぐらいですから。でも、あのカーブはいい写真が取れたのに・電車の側面もあそこはカーブが鋭くて、電車も取れたのに・・・残念です乗る両はバラバラです」

三人目「私は物理学者です。（男）ブレーキがきかないと言うことと、その理由を電車内で、放送されたんですが、水蒸気と凍結じゃ、滑らないで、ブレーキはきくはずなんですよ、氷と氷、電気と冷たいもの、水蒸気と冷水のうち、どれかの組み合わせならすべると思うんですけど・・」
現場検証
う〜ん相当すごい事故ですね、車輪が吹き飛んでいます、この車輪ぬれていますね。
三人目の証言者「だからぁ、水蒸気が出てるって放送したって言ったでしょ」
どうも、そのような気がしない。別の理由だと思うんですよ
さぁ、犯人とトリックを当ててください。
ポイント
１誰も嘘はついていない
２目撃証言は、正確
３この三人以外は、死亡
４列車の状況も見落としはなく、書いてあるとおり
５警察は、現場検証を、証言を元にして行った
６刑事の「別に理由だと思うんですよ」のとおり、別の理由




失礼します。ちょっと質問してもいいでしょうか。
３人のうちの誰かが、列車を脱線させた犯人なんですよね？


はい。なお、解答の仕方は色々です。


あいすみません。
私の意見をお入れになった……と仮定してですが、
＃は半角でないと意味がないかと。

それと、ブレーキがきかないということは、つまり車輪が空回りしてた……と考えてよろしいでしょうか？
よろしいのなら、いきなり氷から水蒸気にはなりにくいですね。（もっと言っちゃうと、そもそも水蒸気は目に見えません。　目に見えるのは湯気です。）　
氷が滑るのは（コマーシャルじゃありませんが）濡れているからです。　端的に言うと濡れているんですね。　あんまり寒い日だとスケートが滑りにくいのもそのせいです。

申し訳ありませんが、それ以上はちょっと今はわかりません。
ごめんなさい。




どもようやく動機らしきモノがわかって事件のあらましが見えました

まず３人の証言を比べて見ると明らかに２人目の証言だけが事件に関しては何も伝えて無い事に気付きます。他の二人はちゃんと事故直前の電車の状態について喋っているのですが２人目だけがいかに残念かという事を言っているので事故に関して隠したい事があると考えられます。犯罪者の心理としてはできるだけ隠しておきたいはずですから
３人目の証言によって水蒸気と凍結の組み合わせではブレーキに異常を起こすことは考えづらい事が分かり、そして１人目の証言により前方では水蒸気が出ておらず３人目のあげたすべる組み合わせのひとつが関係していると考えられます。
そして現場検証で仮説が確かめられます、つまり水蒸気ではなく違う物がかけられたのではないかという。
皮肉な事に１人目の証言は２人目の証言によって確かめられます。カーブがきついため前方の車両が見えるというので最後の車両に乗っていた１人目は充分水蒸気の有無が見えるはずです
さて動機ですが、２人目が自分で言ってますね、マニアで写真を取るのが好きだと。多分事故の瞬間が取りたくなり事故を起こしたのではないでしょうか？（はっきり故意に事故を起こしたとなっている為。個人的には水蒸気に邪魔されずに電車を取りたかった為に水蒸気を出させないようにしたというのが良いかな？と思ってます）
そして事故は水蒸気の温度調節機に不良を起こし冷水を噴出させたから起きたのでは無いかと思います


するどいっ！！
正解です＞たまりんど様


※　問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実在に存在するものを示すものではありません。