土日のお休みに
越智月久 (2004/02/13(Fri) 16:57:12)
1 パズルらしいものを一つ。
間に「=」を一つと、「+」をいくつか入れて、正しい
計算にしてね。出来ないものは出来ないと証明して下さい
って言ったら、本当の数学の問題になっちゃうからな……
a 12345
b 123456
c 1234567
もっとやりたい人はこの先もどうぞ。
2 本当の数学の問題になっちゃった。
次の計算をしなさい。
(1+tan1°)×(1+tan2°)×……
……×(1+tan44°)×(1+tan45°)
伊藤赤 (2004/02/14(Sat) 00:14:44)
とりあえず
a:12=3+4+5
b:12+3=4+5+6
で。
あとは土日に。
伊藤赤 (2004/02/15(Sun) 04:41:02)
2の答えは2の23乗ですね。
証明は長くなったので省略します。
tan1°とtan44°、tan2°とtan43°のように組み合わせます。
あとは公式とtan45°=1を利用すればよいです。
おとと (2004/02/16(Mon) 16:57:19)
なるほど。>伊藤赤さん
加法定理から
tan(a+b)=(tan(a) + tan(b))/(1-tan(a)tan(b))
ですが、 もしここで a+bが45度なら tan(a+b)=1より
1-tan(a)tan(b)=tan(a)+tan(b)
つまり、
2=1+tan(a)+tan(b)+tan(a)tan(b)=(1+tan(a))(1+tan(b))ですね。
おとと (2004/02/16(Mon) 17:07:52)
1.cは不可能です。
以下 数といえば 123とか45とか いわゆる数のことを指し、
数字といったら 一つの位の数字、つまり 0、1,2,、、9を表すこととします。
かりに等式が成立したとしましょう。
ある数を3で割ったあまりは その数の各位の数字の和を3で割ったあまりと同じ。
よって (左辺、右辺 含めて)等式全体に現れる数の合計を3で割ったあまりは
1から7までを足した28を3で割ったあまりと同じで、1。
ということは 左辺、右辺は ともに3で割って2あまらないといけない。
同様に、左辺の数の和を3で割ったあまりは
左辺に現れた数字の和を3で割ったあまりに等しい。
(たとえば 123+4+5 = 1+2+3+4+5 (mod 3))
さて
1
1+2=3
1+2+3=6
1+2+3+4=10
1+2+3+4+5=15
1+2+3+4+5+6=21
1+2+3+4+5+6+7=28
これらのどれもが 3で割って2あまることは無いから矛盾。
よって これは不可能なのです。
#この問題、すごい面白いですね!オリジナルですか??
越智月久 (2004/02/17(Tue) 12:24:56)
実は「1」の方が数学的だったので公開やめようかと思ったんですが。
数学が得意な人に「2」を教えてもらったんで、一緒に出しちゃいました。
この問題はこれにて!
※ 問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実在に存在するものを示すものではありません。