探偵事務所:未来からの依頼
越智月久 (2004/07/15(Thu) 06:07:30)
「あなたは美しい未亡人であると同時に、時空警察の婦人警官でもある人」
「いかにも説明的な台詞ね」
「何だ、僕はちゃんと140年の刑を終えて晴れて釈放されたんだぞ」
「あなたって、本当にこすい人ね。でも今回は依頼なの」
「俺に用があるのか」
「ええ、あなたは人格はともかく、かなり難しい暗号について解き続けて
いるという実績があるの」
「そうだろう。暗号についてはちょっとうるさいんだ。それも、誰の手も
借りずに、私一人で全て解決しているんだ」
「それで、頼みがあるの。あなたの隣の部屋で起こっているタイムスリップ」
「ああ、空海の柩(ひつぎ)」
「それを言うなら空間の歪み(ひずみ)よ。それを直す人がうっかり400年
ほど間違えて、戦国時代当たりに行ったの。彼は自分のいる場所を書き残して
いるのよ」
「時間を自由に行けるんだから、その人がいなくなる前の時間へ行って連れて
くればいいのに」
「あんたね、そういう物事がややこしくなる発言をしないでちょうだい。はい、
これが残された暗号よ」
国
9口川
河
「おや、画面の都合で普通の文字に見えるが、本当は国の字だけが上下逆さま
ですね。点が左上にある……なるほど、易しい暗号ですが、ちょっと部下に
裏付けを取らせるのでお待ち下さい」
もちろん、本当は分からないのだ。誰か解読してくれ。
LOCKY (2004/07/15(Thu) 19:46:44)
□は三ですね。三国、三川、三河、三9=サンキュー
戦国時代だから三河だと思います。
鈴 (2004/07/15(Thu) 21:25:34)
ん〜俺もLOCKYさんと一緒で三かな?
このシリーズ好きなので楽しみです♪
はりいぽったあ (2004/07/16(Fri) 09:37:09)
本当にお久しぶりです。
あ、名前変えました。(昔は、ほにゃという名前で投稿していました)
えっと・・・答えとしてはわからないのですが、
多分、□川、□河、□国、□9となるように
すればいいのでは?お返事お待ちしています。
ころ (2004/07/16(Fri) 11:02:50)
こんにちは。
昔のお金(寛永通宝とか)と同じで、
上下右左の順に「国(逆)河川9」と読むやり方を試みましたが、
何も出てきそうにありません。
やはり、みなさんの言うとおり、
真ん中の口の穴埋めの方向が正解なのかな。
oil (2004/07/16(Fri) 11:49:27)
手元の小さい紙に暗号を書いてー、
9はこのフォントを忠実に写してー、
あとひとひねりしてー、
そしたら正解は三河の国。
ころ (2004/07/16(Fri) 12:16:03)
こんにちは。
穴埋めにしては国が逆さまなのが気になっていましたが、
> あとひとひねりしてー、
> そしたら正解は三河の国。
なるほど。普通に時計周りでよかったんですね。
越智月久 (2004/07/16(Fri) 13:45:31)
「真ん中の口は『くち』という漢字ではなく、『□=四角』なのです。
昔のお金の形を想像して下さい。回りをぐるっと回って、外側から
読むのです。「川」に見えるのは「三」です。「9」に見えるのは
平仮名の「の」です。つまり、「三河の国」とそのまま書かれている
だけなのです」
今回も私の見事な推理で事件は解決した。
謝礼の金は送って来たのだが……お札は見たことのない人物の肖像、
コインは聞いたこともない年号が入っている……そう、未来のお金
なのだ。その紙幣が発行され、コインの年号が来なければ使えない
……骨董屋へでも売ろうか……しかし、未来の物を骨董屋に売るのは
おかしいような気がする。どうしよう……「教えて・作って」に出そう
か……苦労の割に収入の少ない探偵事務所の運命やいかに……
※ 問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実在に存在するものを示すものではありません。