OLの嘘
SHO ◆wZvmj0BI (2005/01/16(Sun) 22:45:13)
またちょっとした長文問題です。突っ込み、瞬殺OKです。
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「昨日はすみませんでした!」私の目の前にいるOLはそう言って頭を下げた。
私は木ノ下樹里。この会社に勤めて10年になる。そろそろ三十路なので、身を固めないといけない。(涙)
私の前にいるのは、津田亜佐美。今年入社したばかりの新人だ。しっかり者で、いろいろな仕事をすぐ覚えてくれる。かなり優秀なOLだ。
「で?謝罪はわかったから、何で昨日は無断欠勤なんかしたの?」
そうなのだ。この優秀なOLが、なぜか無断欠勤をしたのだ。
「はぁ、それが、昨日起きたらなんかふらふらしたんですけど、大丈夫だと思って出勤したんですね。それで電車に乗って、30分くらいしたら気分が悪くなって、バタッって倒れてしまったんですよ。次の駅で、乗ってた人と車掌さんが私を駅員室まで運んでくれたらしいです。それで、病院からお医者さんも来て、今日一日は安静にするほうがいいっていうから、そのままタクシーで家に帰って、寝ていました。あまりにグロッキーだったから、会社に連絡するの忘れてました…。本当にすみませんでした!」亜佐美はもう一度深々と頭を下げた。
午後から雨が降り出した。傘を差した人々が、給湯室の窓の下から見える。
(今日天気予報で、東京は午後から雨って言ってたからなー…。)
その雨は退社時刻になってもやまなかった。社員の「お疲れー。」の声が響く中、私は亜佐美を探した。話をしなければならない。
と、亜佐美がコピー用紙を持って歩いてきた。
「亜佐美!話したいことがあるんだけど…。」
「先輩、は、話ってなんですか?」亜佐美はキョトンとしている。
「あのね…」私は言った。「あんた、昨日のことで、ごまかしてることない?」
Q.樹里の気づいた、亜佐美の話のおかしいところを見つけてください。
尊攘 (2005/01/16(Sun) 23:41:35)
推理系では、みなさん始めまして、最近、お腹の音が二時間おきになる尊攘です。
では、謎解きへ
?@ふらふらで倒れて、わざわざ医者まで来たのに、そのままタクシーで帰った点。
?Aふらふらなのに、駅までいけた点
?Bたとえ、疲れてても電話ぐらいならかけれる点
?Cふらふらの状況で、30分と正確に覚えていた点
?D実は昨日、木ノ下樹里は、家で安静にと言われた
亜佐美を外でみかけたから(どこで・・・
?E実は昨日、大雪が降って、列車が運行してないのに、
電車に乗ったといったから(ぇ?
鷹 (2005/01/17(Mon) 09:55:18)
お医者さんがわざわざ駅まで来ている。しかも「一日安静にしていたほうがいい」と言われているのにも関わらずタクシーで帰っている点かな・・・
・まず、お医者さんがたぶんその場で診療するはずがない!診療したとしても、詳しくは病院に行ってからとか、また薬を処方するためとか、代金を払うためとかで一回は病院に運ばれるのではなかろうか? また、一日安静にしたほうがいい人間であれば、病院で寝せたりするのかな?点滴うったり・・・あんまり病院いかんからわかりませんが・・・こんなところでどうでしょう。
ぶるぼん (2005/01/17(Mon) 14:09:49)
車掌さんは連れて行けないよね。
でも、言葉のあや(駅員さん→車掌さん)ってこともあるし。。。
駅員室ってのも、あまり聞かない表現だなぁ。
駅長室ならわかるけど。
SHO ◆wZvmj0BI (2005/01/17(Mon) 17:14:23)
皆さんの言うことは素晴らしくごもっともなわけですが、考えていた答えと違うので、別解ですね。(多すぎだろ)
タクシーは付き添いがいたとか、偶然時計を見たとか、大雪が降らなかったとか、いろいろな言い訳を考えておきますので、皆さんもがんばってください。m(_ _)m
おちゃ子 ◆ZgVz0xOA (2005/01/17(Mon) 18:00:29)
はじめまして(^v^)ノ
倒れてたくせに、次の駅で降りたとか言ってるから!?
線分ft (2005/01/17(Mon) 18:27:54)
こんばんわ
何故か一日は欠席をして、常に皆勤賞を逃す線分ftです。
(まぁ、休んだ理由は「眠かったから」だったりしますが)
さて
・何故、電車ではなくタクシーで帰ったのか
(お金もかかりますし、タクシーを拾うのは大変かと……)
・駅に病院から医者が来るだろうか?
(おそらく、駅長室で休ませる程度ではないかと……)
・実は、会社まで三十分も懸からない
(これは論外ですかね^^;)
SHO ◆wZvmj0BI (2005/01/17(Mon) 18:59:38)
おちゃ子さん、線分ftさん、ども☆
残念ながら(考えていた答えと)違いますね〜。
どーも皆さんお医者さんに焦点を絞っているみたいですが、医者ではないです。
駅長が優しかったとか、結構会社は遠いのだとか言い訳しておきますので、ヒントをどうぞ。
hint.何故樹里にわかったのか?それは毎日会社に通勤しているから。
おちゃ子 ◆ZgVz0xOA (2005/01/17(Mon) 20:39:28)
再度挑戦っ(>□<)ノ゛
会社から、「何で来ないんだね〜?」みたいな電話がきたはずだから!
自信なし・・・。
斑猫 ◆XMrov1pg (2005/01/17(Mon) 20:47:12)
朝の満員の通勤電車の中で
バタッって倒れることはできないのでは
SHO ◆wZvmj0BI (2005/01/17(Mon) 22:20:47)
ども。正解出ました!てことで解決編!
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「ご、ごまかしてること…ですか?」亜佐美は明らかに動揺した。「そ、そんなことないですよ。なんであたしが…。」
「じゃあ聞くけど、あんた昨日電車に乗ったのいつ?」
「そ、そんなの、朝に決まってるじゃないですか。」
「ということは、朝の東京の電車にあなたは乗ったわけね?」
「当たり前じゃないですか。何言ってるんですか、先輩…。」
「としたら、あなたは嘘をついてるわ。」
「何がですか?」
「通勤ラッシュよ。」
あ…と亜佐美が声を上げた。口を覆ったが、時すでに遅しだ。
「あんな通勤ラッシュの中で、倒れるなんて不可能だわ。せいぜい誰かによっかかるくらいが精一杯よ。違う?」
もはや亜佐美はしどろもどろだ。
「何か隠してるわね?その気になれば、駅や病院に連絡して、真実かどうか確かめるけど…?」
「いや!やめてください、先輩!」亜佐美は叫んだ。
「実は昨日、お昼過ぎまで寝ていたんです…。目覚ましが壊れてて…。仕事も忙しくて疲れていたのもあったし…。正直に言ったら、一生馬鹿にされると思ってついあんな嘘を…。」彼女は涙目になっていた。
「…わかったわ。上司には言わないから、涙をふいて。」私は言った。
「どう?私が知ってるおいしいイタリア料理店行こうか?もちろん私のおごりで!」
「せ、先輩…。いいんですか…?」彼女はまだ少し涙ぐんでいる。
「何言ってるのよ。サービスよ、サービス!」
「は…はい!」亜佐美は笑顔で答えた。
雨はいつの間にか上がっていた。
「あら?」私はつぶやいた。「天気予報外れたわね。」
…というわけで正解は斑猫さん!「通勤ラッシュで倒れることはできないから」でした!お付き合いくださいましてありがとうございました!
では、済!
線分ft (2005/01/18(Tue) 19:19:21)
こんばんわ
一応東京二十三区内に住んではいますが
埼玉県民と言った方が良さそうな線分ftです。
(埼玉県民の方、スミマセン)
さて、ちょっとした悔しさを言いたかっただけなので無視されて結構です
その悔しさとは
「東京都民で、しかも毎朝乗るのは山手線なのに
いつも朝早く出るからラッシュに当らず
答が思いつかなかった……!」
まさかこんな所で裏目に出るとは……^^;
※ 問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実在に存在するものを示すものではありません。