答えのない悩み

むた　(2003/09/10(Wed) 15:33:39)

　この間読んだ漫画にこんなストーリーがありました。読んでいて一番後味の言い解決策を考えているのですがまだ考えつきません。できればお知恵を拝借したいのですが・・・。

ストーリー
「主人公は巫女さん。除霊やモンスター退治が得意と言うか仕事。彼女の親友に恋人ができたのですがこいつはモンスターが人間に化けた者でした。親友はこのことに全く気づいていません。
　ところがこのモンスター君は悪意は全くない存在です。ただ、人間と一緒にいると人間の生命（エネルギー）を自然と吸い取ってしまうのです。このままだと親友は衰弱死してしまいます。」

　で、このストーリーでは主人公は親友の生命を優先してモンスター君を殺してしまうのですが、もっと良い解決策はなかったかと考えてしまいます。みなさんはどう思いますか？


こんにちは♪

親友さんとモンスター君を別れさせてあげる
手助けをすれば良かったんですかね！？
だったら、誰も死ななくて済んだ訳ですよね！？

モンスター君よりも付き合いが長いし、
誰かが死ななければならないとしたら、
こうなってしまったって感じなんですかねぇ〜…。
命に優先順位をつけるなんて、
血も涙もないですね（＞＿＜；
ん〜〜〜。。。（悩）





うーん、むずかしいですね・・・。
親友にしてみたら、自分の命を引き替えにしてもいいと
思っていたかもしれないですからねー。
幸せってそれぞれ違いますからね・・・。

このモンスターは悪意がないとのことですが、
「自分と一緒にいたら親友さんは衰弱死してしまうから
　私は身を引きます」
という考えはなかったのでしょうか？
そういう考えを持たないこと自体、悪意がなくても悪意なのかも。
あくまで人間の理屈でいえば、ですけど。

このモンスターは親友さんが衰弱死してしまったら
また別の人間と恋をしますよね。
そしてパワーをもらって自分は強くなり、相手はまた衰弱死。
それを繰り返していくとしたら、このモンスターにとって
恋をするというのは相手を食べることとイコールかもしれません。

ただ、そう考えてみても、それが是なのか非なのかは
判断がむずかしいところですね。

単純に考えると、巫女さんは親友側の人で、人間ですから、
モンスターよりは親友さんを救う、というのは動物としての理に
かなった行為ではあると思います。


(余談ですが、日経新聞の土曜版で「寄与分」についての記事が
ありました。あ、むたさんのあれだ、と思って興味深く読みました。
相続って大変ですね・・・)


岩名さん、Yukoさんレスありがとう。

岩名さんへ
　まあ、モンスターとは言え愛し合ってるのが前提なんで、「別れろ、死ぬぞ！」といっても無理ですかね‐。それで別れられりゃ、もう恋愛じゃないし。

Yukoさんへ
　彼は「身を引く」じゃなく「俺も死ぬ」と考えてます。身勝手だけど彼なりに真剣です。この身勝手さゆえに主人公は苦悩の末、決断してしまうわけです。（ある意味一番辛いのはこの主人公だと思いますけどね。）

　実は彼、もとは親友の持っているお守りについている宝石の霊なんです。で、孤独に苦しむ彼女をみてるうちに段々、心を持ってきて、彼女の理想の姿で目の前に現れた、というのが真相。だから、善意には満ちてますが視野が狭くなっています。


愛があれば障害なんか乗り越えられるんだ！

･･･すいません、こういうセリフは明らかに僕の管轄外です(^-^;)。

モンスターを説得するのはどうでしょうか。
単に別れさせるだけだと別の人が被害に合うかもしれませんし。
簡単に説得できるとは思えませんが、話し合いでどうしても解決できなかったら、
モンスター退治のプロ(？)の能力を発揮して、暴力的に殺さず解決。
これでめでたしめでたし(ではないですね、絶対。)


そうですね、ＢＢＱさんの書かれた通り、モンスターを
説得できればいちばんよかったなと思いますね。

以前、輸血が必要な子供に、某宗教の信者だった両親が
「輸血はさせない」と断った事件(?)がありましたよね。
それとちょっと似てる気がしました。
(そこの信者の方がいらしたらごめんなさい)

両親の信念と、医師の信念が違うわけですね。
でも、どちらも子供のことを真剣に考えていることには
変わりないわけで。

結局は、自分の信念に従って精一杯やるしかない、
ということでしょうか・・・。


う〜ん……難しいですねぇ……＾＾；
私でしたら……

親友に恋人がモンスターである事を伝える
別れたらそれまでの事、メデタシ(?)
別れなかった場合は自分が親友のエネルギーを補給してあげる

……ですかね
親友の生殺与奪も手中に収めて一石二鳥(違)
その漫画の設定に因るのでエネルギー補給が可能かどうか分かりませんが……
まぁ、不可能でしたら心中して貰いましょう(をい)
愛でしたら無理ですが、恋なら出来ます。恋なら(謎)


おじゃまします(＾＾；)
もし、彼女が孤独に負けないでいたら
モンスターはでてこなかったかもしれませんね。
人間誰だって孤独には弱いものです。
ただ、それをどう受け止めるかによって生き方も
変わってくると思うんですよ。
誰でも一度は経験あると思うんですけど(あるよね？)
寂しさに負けてしまうと自分がわからなくなって暴走して
しまったり、なんでこんなことしてるんだろう？
って自分で自分を責めて落ち込んで。。。の悪循環。
そんな時に出会った人にすがりつきたい気持ちはわかりますけど。。。
悲恋は最初から決まっていたんでしょうね。
親友さんはこれでまた孤独に逆戻りなわけですが
今度こそ負けないで本当の自分を見つけてほしいと思います
(って続編作るな　オイッ！)
つたない文章で失礼しました。。。




BBQさん、Yukoさん、蒼鉛さん、@yunocchiさんレスありがとう。

BBQさん
　愛さえあればって、愛想のものが障害なんですけどw

Yukoさん
　そうなんですよね。この話って悪人がいないのに悲劇が起こってるんです。ある意味現実的なストーリーかな。

蒼鉛さん
　エネルギー補給はこの話を読んだ範囲では、無理そうですw。

@yunocchiさん
　このストーリーを読んだあとならその感想が正しいでしょうね。こうなったら自力で親友さんに立ち直ってもらうしかないですもんね。

　説得は難しいでしょうね。モンスターだといっても信じてくれるかわからないし、信じても愛し合った二人が別れるとは思えない。別れさせることがいい方法かも実際にやる場面では疑問を感じて説得力もなくなるでしょうしね。なんかみんなから意見もらって否定ばかりしている私。こんなに歯切れの悪い気分はめったにありません。

　この話のモンスター（トモロヲ君）と主人公みこちゃんの対決シーンを再現してみます。

みこ「あなたと一緒にいると彼女が死ぬの、だからあなた死んで」（印をふむ）
（どかっとトモロヲがみこを上からのしかかって抑える）
トモロヲ「頼む・・・俺たちを・・・放っておいてくれ・・・（トモロヲくんの目から涙が一粒）」
みこ「あなた・・・信じられない・・・愛してるのね・・・」
（トモロヲ手を離す）

　ここで、なぜ自分が生まれてきたか、親友の孤独感をトモロヲくんは語ります。迷うみこちゃん。

トモロヲ「責任はとるつもりだ・・・俺たちはもう離れられない・・・彼女が死んだら俺もあとを追うつもりだ。だから・・・。」
みこ「それを・・・許すわけには・・・・（目をそらしながら、かなり迷ってる様子。）」
トモロヲ「どうしてわかってくれないんだ！（泣きながら逆上してとびかかる。とっさに印を踏んで殺してしまうみこちゃん）」

（消えていくトモロヲ「彼女を頼む・・・」）

　でも本当に重い問題だなー。愛し合ってるんだからほっときゃいいというのもありかもしれませんが、親友を見殺しにするのは後味悪いでしょう。
　モンスターだと架空の話ですが、これがたとえば密航してきた無国籍のボートピープルと恋したらいくらその人が善人でもやはり悩ましいことになるでしょうね。生活が苦しくなることはもう明らかだし、そう考えると「衰弱死」という設定はかなりよくできたたとえ話だなと思います。なんだかすごい踏絵を突きつけ（られ）てる気分です


　俺もやっぱり、めでたくはないけど、モンスターと親友を別れさせられない限り、モンスターが死ぬのが最善だと思いますね。
　相手を本気で好きなら、相手が好きだという『自分の想い』より、相手のことを大事にできると思います。シビアですけど、結局相手より自分の方が大事だったんですね。そうであって当然ですし、決して悪いことでもありませんが、相手が好きなあまり相手を殺してしまうのであれば、エゴ以外の何物でもないでしょう。
　悪意の無い純粋な想いは、えてして危険なものです。自分に非が無いと思っている以上、自分を否定する意見は全て『悪』になるのですから。狂信者的な発想になりやすい。


KIUさんレスありがとう。
　確かにエゴなんですよ、トモロヲも、親友も、みこちゃんも。でも恋愛も友情もこの程度のエゴはあってしかるべきでしょうね。人間なんだからしょうがないと私は思います。
　でも多分すべてが丸く収まる話はないでしょうね。やっぱりKIUさんの言うとおりモンスターが死ぬのがベターなのかなー？


ふむふむ・・
何か、文章を読ませていただくと、手塚　治虫の名作　『メトロ・ポリス』を
思い出してしまいました。
悲しみの記憶は、忘れぬように、しっかりと取っておいて、
笑顔で、未来に歩み出すのもいいかと・・。
↓
（超人とまで呼ばれる程、完成度が、恐ろしく高い、純真無垢なロボットが、
最後は、主人公をかばった傷で、壊れ、人間に対する敵意以外は考えられない、という、思考回路のループに陥り、そのために、危うく、超人ロボットが、人類を滅亡させかける・・・というストーリー）


おはようございます♪

このスレ、皆さんの意見に納得＼（⌒▽⌒）／で凄く考えさせられています。
結局、皆、思う気持ち＜エゴ、なんですよね…。
が、色んな事を考えている内に、思い付いたんですが、親友さんに、もっと良い男を紹介する、と言うのは駄目でしょうか？？？（汗）

私も、トモロヲ君が親友さんの元を離れたら他の所で同じ様な事が繰り返されて、解決には繋がらない！？とは思ったのですが、トモロヲ君は彼女と心中するつもりなくらい親友さんの事が好きみたいですし、そんな簡単に鞍替えはしないと思うのですが。。。（汗）

でもきっと反論されますね。。。（滝汗）

以上、汗かきレスでした（＞＿＜；



再びおじゃまします。

トモロヲ君は、彼女のもとにいるからこそ存在してるような気が。。。
彼女から離れたら消えてしまうんではないかなぁ？と思ったりするんですが。。。
最初に自分の正体を彼女に告げていたら、ストーリーは変わったかもしれません。
『君が本当の自分を見つけられるまで傍にいてあげるよ。』
やがて彼女の心に光がさし
『もう僕がいなくても大丈夫だね。』
っていうような別れ方なら、まだ納得できるかも？

もしくは、二人がハッピーエンドで終わるというのであれば
彼女の心の光が彼をモンスターから人間に変えた．．．みたいな。

なんか、映画の『マネキン』みたいな話ですが（＾＾；）　



大人の場合・・・というか私個人の意見ですが・・・

本当に愛しあってしまったら相手がモンスターとかそういうのは関係ないような気がします。恋人や配偶者がエイズ（仮に）だと判明したらすぐに別れますか？　別れをすすめられて「はい、そうします」とは言えないでしょう。相手の気持ちより自分の身を考えてしまうのは本当の愛ではないと思います。例え親友がモンスターによって死を迎えても無理矢理引き離されるよりはいいかもしれません。それはふたりの愛の深さによるでしょうけど。彼を失ったショックで身体を壊し、結局なんらかの形で死を迎えてしまったとしたらその方が不幸ではないでしょうか。

でも作家の作り話しと考えると@yunocchiさんのご意見のようにするのがやはり理想ですよね。ありきたりとはいえ本の中では多少の理想的現実離れ（モンスターという時点でかなりか・・・）があってくれた方が救われますね。

不適切な表現があったらお許しを。。。



この話を聞いてるとすごく胸にジーンときますね
出来ればこの漫画のタイトル教えてください（読みたいです《笑》）

自分の見解としては多少変な考え方かもしれませんがこのトモロヲ君に対する言い方が悪かったのではないでしょうか？
だって彼女の気持ちをちゃんと教えてあげれば例えモンスターであっても理解するはずだと思います。ただ優先順位な考えで死んでなんて言われたら逆上は当然ではないでしょうか？

でも漫画で結構ありますよね？こんな終わり方は嫌だなんて思う作品

Ｐ・Ｓちょっと前の漫画では週刊少年マガジンでやっていた「無頼伝　涯」ですね
物語はすごく面白かったのに終わり方が余りにしっくりこなくて読んでた僕の友達のほとんどがもうちょっと続けて欲しかったって言ってましたね


　岩名 杏奈さん、@yunocchiさん 、フォーチルさん、キョロロン村さんレスありがとう。


岩名 杏奈さん、
　別の男・・・、無理でしょう。なにせ彼女にとって理想の相手なんで。現実の男では太刀打ち不能ですw。あとは、相手を思う気持ち＝エゴみたいな印象を僕は受けました。あくまで個人的意見ですが。

@yunocchiさん 、
　実はあなたの意見が一番僕の頭に化学反応を起こさせてます。その件は後述します。

フォーチルさん、
　やっぱりそう思いますよねー。私は無国籍の人を例に挙げましたが、エイズの人も同じ趣旨でしょうね。

キョロロン村さん
　言い方・・・そうですね。ただ主人公も態度を決めかねてるうちに話が進んでしまった感じですよね。だって最初は殺そうとしていたんだから。そしたら相手は悪いやつでも、敵でもなかった、どうしようと迷ってたら事故がおきた、そんな感じです。

　題名は忘れました。ごめんなさい。（実は成人雑誌の話だったりするw。なんかこの話だけHじゃなかったんですけどね。）

　で、私が起こした化学反応というか、新たな視点というのは、「この親友の女の子は何やってんだろう」ですね。ストーリーの構成上しょうがないのですけど、あまりに自主性がなさすぎです。孤独で苦しんでいたらそれを解消する努力を何かしたのか？という疑問を感じ始めています。サークルや部活がんばるとか、バイトに精を出すとか、勉強をするとかなどなど。（このスレたてなければ恥ずかしながら思いつきもしませんでした。やっぱりやってよかった。）
　恋愛中だって、エネルギー吸い取られてるのは自分なんだから自分の身は自分で守ってほしいと感じています。あげく、善意のモンスターは殺され、親友であるみこちゃんは親友の恋人を殺してしまう十字架を背負わせてしまった。彼女の弱さに今はいらいらしています。（なんか趣旨が変わってきたな。）


＞「この親友の女の子は何やってんだろう」
　これ、この話に限らず、漫画やドラマで俺がよく思うことです。
『強い者は、正しいながらも弱い者を守って当然』というのが俺の自論。但し、『正しいながらも弱い者は、強い者に守られて当然』だとは思いません。たとえ弱くても、弱いながらに最善を尽くす為に努力することはできるはず。けど、それすらも『弱さ』を言い訳にして怠っている。弱さに甘えるな。弱さは免罪符じゃない。けど、強い者はやっぱり強いから、そういう腑抜けを助けずにはいられない。そして強者が苦労する。
　強者が頑張ることはいいことだと思います。けど弱者も頑張らないと、と思うんですよね。皆が頑張った上で、強者が弱者の為に尽力する。それがあるべき姿だと思います。

『強者の義務』については昔から考えていたことですが、最近『弱者の責任』というものも少し突き詰めて考えてみようかと思う機会がございまして。その折に浮かんだ、現時点での自論を発表させていただきました。


おはようございます。。。
三度おじゃまします。
科学反応なんて言われたので、一瞬ビビりました（＾＾；）
まずいことを言ってしまったかなぁ？と．．．。

一度不幸に甘えてしまうと、次から次へと不幸がよってきてしまうと思うんですよ。そういう境遇の中、自分でなんとかしようとしない人を応援しよう！なんて思えませんしね。
逆に、不幸な境遇を笑い飛ばして、前向きに生きてる人をみると『何かしてあげたい！』って思ったりします。
実際、自分が役にたてるかどうかはわかりませんが．．．。





KIUさん、@yunocchiさん、レスありがとう。

KIUさん
　本当になんか実生活で精神病の人に振り回された経験（社会人サークルにいた人です）から「弱い」ことは本当に人に迷惑をかけることを実感しております。いや、大変です。この作品中でも、この親友は人を責めませんが、要求するだけの人物にかかれています。

@yunocchiさん
　とんでもない！感謝しています。いい意見入れてもらってるし（これは全員）、親友に着目してくれたのはあなたが最初でした。もしあなたの書き込みがなければ私の思考は堂堂巡りしていたと思います。いまだに解決策は浮かんでいませんが・・・。

　しかし、もはや当初と趣旨が変わってきていますが、何せもはやここは私が言い出しっぺというだけで、皆さんのスレになっております。そろそろ閉じたほうがよろしいでしょうか？意見募集します。答えがないだけにきり方難しいんですよねー。


こんばんは♪

こう言ったディスカッション形式（？）のスレ、面白いと思うので、いっぱいになるまで置いておいて欲しいです（＾▽＾）




１．なんとか、人間になるための方法をみつけ、ＨＡＰＰＹ　ＥＮＤに。
その間は、距離的にも精神的にも遠距離恋愛させといて、
かなり二人を追い込む。ありきたりなストーリーになってしまいました。

２．親友が誰からも憎まれるような悪さをしてから、モンスターと同化して
恋愛成就後は、秘境でこっそり余生を過ごせばとりあえず悲しむひとはいないかな

３．地球を爆破し全世界まきこむ無理心中！
悲しむひとは生き残ってない・・・むなしさだけ残る。


マンガなんだから
なんでもありということで

巫女さんが結界を張って友人を守ると言うのでいいかな？

それだと、モンスターのエネルギー源が、なくなると言うのなら
少しづつ分け与えることとして、丁度
モンスターの寿命も激減し人間の寿命と一致して
ふたりで末永く暮らした後、天国へ旅立ったと言う話にすればいいのでは？


　この問題の悩みは恋人同士だからですね。ちなみに似た問題を扱った私の過去ログで「若君を救え」では親子の問題として扱ってます。あれがこの問題の私の基本スタンスです。


※　問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実在に存在するものを示すものではありません。