競争！

今泉左衛門　(2003/09/22(Mon) 17:02:13)

こんちわ
簡単と定評がある今泉左衛門の問題にようこそ
今回は期待を裏切らない仕上がりです。
―――――――ここからが問題――――――――
サウジアラビアのムハマド大王が二人の王子を呼びました。
王子の名前はムハドとイマドである。
ムハマド大王は二人にこう言いました。
「明日、二人には馬でオアシスまで競争してもらう。勝ったものには王位を譲ろう。
　だが、只の競争ではないぞ。
　オアシスに遅く来た方が負けじゃ。つまり、先に来た方が負けなのじゃ。
　わかったかの、この宮殿からオアシスまでじゃぞ。
　では、二人ともがんばってくれ！」
「ははっ」
二人の王子は首をかしげながら翌日、レースを始めました。
ですが、ゴールは砂漠のど真ん中のオアシスです。
二人は半死半生の体になってしまいました。
そこへある一人の知者が通りかかりました。
そこで、二人は相談をもちかけました。
知者は二人にあるアドバイスをしました。
そこで二人はアドバイスを聞いていちもくさんにオアシスに向かいました。
さて、知者はどんなアドバイスをし、二人はアドバイスを聞いてどんなことをしたでしょう？






答えは今週の水曜日発表！


> 　オアシスに遅く来た方が負けじゃ。つまり、先に来た方が負けなのじゃ。

これは難しい。
どうあっても負けですか？

遅い馬の持ち主が勝ちになるという形式であれば、お互いの馬を乗り換えて
勝負するってのが、あったような気がします。




「遅く」の意味が一つしか考えられないが、
「先」というのを「オアシスの先端部分」と考えてみた。
つまり知者は、相手より早く、オアシスの先端部分を避ければ良いとアドバイスした。
そこで二人は、オアシスに入る直前で助走をつけて、ジャンプした。


こんにちは。

ふたり同時にゴールする、っていうのはどうでしょう？
どちらも、遅く来ていないし、先に来てもいないので、両方勝ち。


問題には書いてないですが、タブン高卒ルーキーさん
のが正解なんじゃないかと予想。


「明日、二人には馬でオアシスまで競争してもらう。勝ったものには王位を譲ろう。
　だが、只の競争ではないぞ。
　オアシスに遅く来た方が負けじゃ。つまり、先に来た方が負けなのじゃ」

　王位継承という重要な問題を競争という方法で決めようとし、あげくこんな無茶な要求をした王様を速攻暗殺する。


オアシスに行かなきゃ勝ち！
でも二人とも行ってしまった。
ひそかに王は譲る気ないんじゃ・・・


皆さんも気づいてますが、「遅くきたほうが負け、つまり、先にきたほうが負け」
この文の「つまり」って全然つまりになってないですよね。
私もむたさんにまじめに同感。こんな理不尽な王は国外追放すべき！


「大王は借金まみれですよ」
と言った・・・


問題文に誤りがないとしたら
＞知者はどんなアドバイスをし、二人はアドバイスを聞いてどんなことをしたでしょう？
半死半生なのだから、早くオアシスに行って休みなさい。
そして、他の国へ亡命しなさい。
王は、貴方達を殺そうと今後も難題を吹きかけてくるのですから。




> オアシスに遅く来た方が負けじゃ。つまり、先に来た方が負けなのじゃ。

とありますので、遅くオアシスに着いた「人」が負け。んで、一番先に着くのは実は「馬（の首）」ってことになる…

というのはいかが


すいません！
「遅くきたほうが勝ちです！」


かの有名なサム・ロイドの問題は、
＜遅く到着した「馬」の持ち主が勝ちだ＞
ってんで、馬を交換して急いでゴールに向かうものです。
この問題では「遅く来た方が勝ち」なのですから、違いますよね？


うーむ。
「遅く来た馬」の持ち主が勝ちというなら、
「馬を取り替える」という古典的な答えなのだが・・・。
問題文からは「遅く来た王子が勝ち」としか読めないから、それはないだろう。

とすると、

知者は、二人の王子に対し、
実はまもなく革命が起き、王位継承者は死刑になるだろうと告げた。
二人の王子は死刑になりたくない一心で、
全速力でオアシスに向かった。

というのはどうでしょう。


　今泉さん、いっそここから新しい物語を作ってみては？


だから、私の問題は簡単ですから考えすぎないようにしてください。　
これは馬での競争ですから「馬を乗り換えた」が正解です！
みなさん、すごい！


俺の問題簡単だなぁ!



済？


※　問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実在に存在するものを示すものではありません。