１３日の金曜日

斑猫 ◆XMrov1pg　(2004/12/09(Thu) 21:33:02)

「これがあなたの死です。」
占い師が示す水晶玉のなかに何かが見える。
道をゆっくり歩く人影、そこへ暴走してきた車がぶつかる。
倒れる人間と流れる血、転がった古い懐中時計。
「今轢かれたのが私か？これだけでは何もわからない。」
「これはあなたの未来の姿。私ができるのはここまでです。」
血まみれの顔が見えた、これは私だ。
そして私の懐中時計、
見覚えがある文字盤の中に日と曜日の表示窓が・・・・・・。
「あっっ」水晶玉の中の時計をよく見る。秒針が動いている。
時刻は１２時２分。日付は（１３）と（Ｆｒｉ）。１３日の金曜日！？
「あなたの死はこの時計とともにある。
あなたは今見た自分の死までこの時計を手放せない。」

占い師と別れた私は試しに懐中時計を海に投げ込んでみた。
次の日、時計はポケットの中にあった。
金槌でこなごなに壊してみた。やはり時計はポケットに戻った。
家に置いて外出してもいつかポケットの中にある。
盗まれた時も、やはりすぐ戻ってきた。
そして時計が動くのも止めることが出来ない。
時刻、日付、曜日を変えても、何日か過ぎると正しく戻っている。
占い師の予言は本物に違いないようだ。
この時計が私の死とつながる特別な時計なら、
せめて正確に動いてもらうしかない。
毎日忘れずに時刻を合わせる。
日付と曜日も毎日確認することにする。
安物なので小の月の終わりには日付を（３１）から（１）に
進めるのも忘れない。

私の時計が正常に動きつづけるならば問題は１３日の金曜日だ。
その日さえ気をつければいい。
１００年先までのカレンダーを調べて１３日の金曜日をチェックした。
時刻の１２：０２は一日に２回ある。
万全を期して１３日の金曜日とその前後をふくめた３日間、
自宅から一歩もでない。
自宅を出るのは時計が（１５）（Sun）と表示したのを確認してからだ。

問題：この話の語り手は重大な見落としをしていたために
　　　　車にはねられて死にました。その見落としとは何か？
　占い師の予言は本物であり、
　　　　占い師を信じた彼の判断は正しかったとします。



>安物なので小の月の終わりには日付を（３１）から（１）に
進めるのも忘れない。
全ての月が３１日で終わるわけではないから？


ベタですが。
時計が戻ったりしたのは、占い師が忍び込んで代わりのをおいといたからでは？
で、ミスってのは、占い師が（１３）（Fri)にしてたのに気づかなかった。
つまりすべて占い師の策略ってことで。


「13日金曜日12時2分に死ぬ」とは占い師が言っていないところがカギですかね。

自信ないのですが回答。
・金曜日から13日だと思い込んでしまったけど本当は13じゃなくて8だった
・部屋にトラックが突っ込んで来た


>そして時計が動くのも止めることが出来ない。
>時刻、日付、曜日を変えても、何日か過ぎると正しく戻っている。
より、実際は時計の指す時刻の進度が変えられないだけで、それを男は、正しい時刻に戻ると勘違いしたため、小の月に１〜３日ずれた。
てか普通気づくかｗ



時刻が１２：０２というのが曲者ですね。
日付が替わったばかりならば、日付と曜日の表示がずれることがありえますね。
だから１３日の土曜日になったばかりだったということではないでしょうか。


2月で日付けが狂ったのではないでしょうか？
28日や29日で終わるのに、30日まで計算してしまった？


単に、赤信号を見落として事故にあったのではないですか。


斑猫さんはじめまして
さっそく
1年の中で31日までない月は2月・4月・6月・9月・11月と5つあるため日にちが少しずつずれてきてしまったのではないでしょうか？


毎度で〜ス。
答えはきっと、
閏年を忘れたのでしょう。曜日も、日にちも２日ずれてますから。
多分そういった事ではないでしょうか？


斑猫さん、どうも。（まだらねこさんでいいのでしょうか？）

重大な見落としは場所かな？
例えば海外に行って、時差の調整をしていなかったとか。



検索したら蝶の食べ方を説明しているサイトを発見世間の広さを感じてます

電池が切れたか、ぜんまいを巻くのを忘れて時計が止まったからかとも思いましたが、それだと部屋の中にずっといることになりますね

ということで家は通りに面した所にあり、たまたま一階にいたところ車が突っ込んできたということではないかと思います


すばらしい回答が1つありますたが
まずそれには触れず

ポケ さん
>全ての月が３１日で終わるわけではないから？
ceiling-walker さん
>実際は時計の指す時刻の進度が変えられないだけで、それを男は、正しい時刻に戻ると勘違いしたため、小の月に１〜３日ずれた。
海人 さん
>2月で日付けが狂ったのではないでしょうか？
>28日や29日で終わるのに、30日まで計算してしまった？
鷹 さん
>1年の中で31日までない月は2月・4月・6月・9月・11月と5つあるため日にちが少しずつずれてきてしまったのではないでしょうか？
TK4 さん
>閏年を忘れたのでしょう。曜日も、日にちも２日ずれてますから。

皆さん回答ありがとうございます
これらのカレンダー錯誤説は不正解とします

『月の切り替わりに、
主人公が日付を勘違いして間違った日付を時計に入れる
「何日か過ぎて」時計は正しい（13）（Ｆｒｉ）を表示する
まさにその日、主人公が事故で死ぬ』
時計の修整機能が発動する「何日か過ぎる」が
13日ちかくあれば、確かに成立する答えです
修整機能を「何日か」とぼかした私のミスです
「２〜3日」で正しく戻ると理解ください

主人公は「日付と曜日を毎日確認」しています
この意味はどうか素直に解釈してください
主人公は１３日金曜以外は
普通に生活しているでしょうし
無人島に住んでる訳でもないので
10日以上も日付を間違い続けるのは不自然です
ceiling-walker さんの言うとおり「普通気づく」でしょ

「小の月の終わりには日付を（３１）から（１）に進める」
これは間違いではありません
4月・6月・9月・11月の終わりには（31）をひとつ進め（１）にする
平年2月（２９）→（３０）→（３１）→（１）と進める
閏年２月（３０）→（３１）→（１）と進める
問題の時計が旧式のアナログ時計ですから
「小の月の終わりには日付を（３１）から（１）に進める」
このとおりです

自分の死を避けるためカレンダーを調べた主人公です
あまりばかげたミスはしないはずです



うふふふふ・・・ニヤリ
解っちゃったかもですよ〜。
そうか、そう言う事ですか。
も〜斑猫さんのいけず〜♪
（解ったかも知れないので暴走中ｗ）

と言う事で、ここには罠が有りました。
それは、一つに死因。二つ目に時間。最後に場所。

死因は交通事故。それは、
＞そこへ暴走してきた車がぶつかる。
＞倒れる人間と流れる血、転がった古い懐中時計。
＞「今轢かれたのが私か？これだけでは何もわからない。」
＞「これはあなたの未来の姿。私ができるのはここまでです。」
＞血まみれの顔が見えた、これは私だ。
このように、間違い有りません。
しかし、その他の外傷については不明です。

次に、時間。
これに関しては、車に撥ねられる時間はハッキリしています。
＞時刻は１２時２分。日付は（１３）と（Ｆｒｉ）。１３日の金曜日！？
この通り。
しかし、その前後は不明です。

最後に、場所。
事故にあう場所は、屋内では有りません。それは、この部分によって証明されています。
＞道をゆっくり歩く人影、そこへ暴走してきた車がぶつかる。
つまり、屋外で事故に遭います。

ですが、被害者は屋内に篭っていました。
＞万全を期して１３日の金曜日とその前後をふくめた３日間、
＞自宅から一歩もでない。
＞自宅を出るのは時計が（１５）（Sun）と表示したのを確認してからだ。
この様に。

所で、この話にはとても「時間に関する記述」が多いです。
いえ、「時計に関する記述」とでも言いますか･･･
それゆえ、私も含め回答者の多くが、「時間」に関するトリックを回答しています。
―そう、それが罠とも気付かずに！！

死亡したのは、道路。
時刻は、１２時２分。
日付は（１３）と（Ｆｒｉ）。
そして、車との接触事故。
それらは揺ぎ無い物と、改めて定義されました。

つ・ま・り！
ここで考えるべき点は、ただ一つ!!
「なぜ、被害者（語り手）は道路上に出たのか？」
ここです。

それを私なりの推論を重ねてみましょう･･･
おそらく、被害者は出ない事には執着していたが、人が入ってくる事には執着しなかったのではないでしょうか？
そして、自分の家で殺されそうになる･･･
重症を負った被害者は、命からがら家から逃げ出します･･･
家の中に居たら、とどめを刺されてしまいますからね。
そして、そこで事故に遭うのです･･･

以上、証明終了です。


で、ここからはボツになった回答案です〜♪
実は、わたくしこの回答を書く途中まではまったく違った回答を考えておりました。ｗ
白状すると、ベースは同じく、
被害者の家に強盗侵入！
そして、殺される被害者。
で、時計をＧＥＴし、逃げる強盗。
そして、強盗車に轢かれる。

と言うものでした。だって、
＞道をゆっくり歩く人影、そこへ暴走してきた車がぶつかる。
＞倒れる人間と流れる血、転がった古い懐中時計。
＞「今轢かれたのが私か？これだけでは何もわからない。」
と言う部分で、実は別人ってオチか〜〜〜〜！！！
と思ったのです。ｗ
そして、
＞血まみれの顔が見えた、これは私だ。
＞そして私の懐中時計、
の部分は、実はまるっきり別画面なんだな！
と、勝手に解釈したものですからｗ
でも、よくよく考えたら、そうなると何か文書が変な気がしたので、
初めの物に替えたんです。
と言う事で、あたってるかなぁ〜？？


あまり推理系には手を出さない黒のMMです。

ちょっとしたおふざけ回答を。。。

一つ目。コレは懐中時計が「デジタル」（そんなものないですよねｗ）の場合。
>時刻は１２時２分。日付は（１３）と（Ｆｒｉ）。１３日の金曜日
と書かれています。
実は語り手は「デジタル」の懐中時計（デジタルのなんてあったら懐中時計じゃないですよねｗ）を　逆さま　に見ていたのではないでしょうか。
そうすればつじつまがう合うのではないでしょうか？（１００％合わないｗ
13を31（逆さまから見たらＥ１になるだろｗ）12時2分を2時21分（こっちは合う）
と、読み違えたのです！！（Friに関しては手を出さないｗ
でどうでしょう？

自分で突っ込んでみたけど・・・。文章がつまらなくなってしまった・・・。

二つ目
実は語り手が時間を直していた時計は違うものだった！！（だれかにすりかえられていたetcで。
そして語り手は最初に轢かれていなかった・・・。

最初に轢いた暴走車の運転手が語り手なのだよ！！

>な…なんだってぇー！！
よろしいｗ

そして自分が轢いてしまったので轢いてしまった人に謝る（？）or助けるために外に出た。
その瞬間！！

>（ここから何故かお話風。
もう一台暴走車が来た。。。
『轢いてしまった人を助けなければ！！』

助けようとした語り手はあろうことか近くにあった石ころにつまずいてすってんこロリん。轢いてしまった人の傷口に頭からダイビング！

「うぅぅわあぁぁ！」

ビチョっ！

立ち上がる語り手。顔面は血だらけ。

そこに暴走車が突撃！！

その後。。。

最初に轢かれた人は車の下を通って重傷だったが・・・。

語り手は。。。

タイヤに絡まりミンチになってしまったとさ。。。



この文章の中にありえない言葉が含まれています。。。
ご了承くださいｗ（二文字の言葉ｗ

正直分からないですね・・・。
今日はPSP発売日ですので仮眠を取って店に行きたいと思います・・・


こんばんは。
極度の怖がりなので、夜中にミステリーな文章を読むと背筋が凍ります…
全然推理的な答えではないですが一応。

?@１３日の金曜日、占い師から電話があり
「運命から逃れられる方法が見つかりました。今すぐ来てください！」
と言われて外に出たところ、轢かれてしまった。

?Aそもそも死をさけようとする意味がない。
> 占い師の予言は本物に違いないようだ。
> 問題：この話の語り手は重大な見落としをしていたために
> 　　　　車にはねられて死にました。その見落としとは何か？
> 　占い師の予言は本物であり、
> 　　　　占い師を信じた彼の判断は正しかったとします。
占い師の予言は本物で、彼が車に轢かれることは変えることの出来ない未来。
彼も予言が本物だと信じているんだから、前後３日間外に出ないなどしても意味がない。

もうちょっと考えてみます…



TK4 さんの重症後事故説がすばらしいので
問題文の訂正させてください

>事故にあう場所は、屋内では有りません。それは、この部分によって証明されています。
>>道をゆっくり歩く人影、そこへ暴走してきた車がぶつかる。
>つまり、屋外で事故に遭います。
そのとおりです　ＢＢＱさん たまりんど さん　よろしいですね

TK4 さんのボツにした　水晶玉映像切替り説も面白いが
　「あなたの死」といっていきなり別人の事故を見せるのは
占い師がいじわるすぎますね
これは黒のMM さんの本人運転説にもいえます

さて重症後事故説
暴漢に襲われる以外にも
洪水や地震やガス事故で自宅が壊れて自身が重症を負ってもよい

主人公が見落とした事は『自宅にいて危険に会う可能性』

または『ゆっくり歩く人影の不自然さ』を見落としたといえます
　　　　（走って逃げたいが怪我のためノロノロ前に進んでいた）

私の想定外の回答ですが正解として成立しているようです

（注）問題は水晶玉の人影がはっきり見えなかった事にある
　　しかし映像があまりはっきりみえてしまうと
　　主人公は　例えば「同じ服装をしないこと」で
　　自分の死を避けることができてしまう

問題文3行目をこのように変えさせてください
「道をゆっくり歩く人影、そこへ暴走してきた車がぶつかる。」
から
「道を歩く人影、のんびりと散歩している様子。そこへ暴走してきた車がぶつかる。」
申し訳ありませんが宜しくお願いします
重症後事故説は一応不正解の扱いといたします

実は私も別正解を思いついてしまった
本来　正解は1つだけであるべきで恥ずかしいかぎりです

あとyouさん
>?Aそもそも死をさけようとする意味がない。
おもしろい着眼です
ではyouさんが語り手だったらどんな行動をとりますか？

皆さん、いろんな可能性を考えつきますね〜〜。
感心すると共に少々あきれております。
私も別解を２つほど。

１．主人公はストレスのあまり二重人格、または夢遊病になり、
　　自宅から外に出てしまった。
　　精神障害は推理物としては邪道ですが、現実には可能性大かと・・・

２．こちらは文字通り天文学的可能性ですが、
　　現行の暦制が急遽改定されていきなり１３日の金曜日が発生した。
　　しかし、主人公は気づかず時計だけ自動修正されて事故にあった。
　　書いてて無理がありすぎるなｗ
　　キリスト教国で新興宗教の軍事革命でも起こったと考えてください。

わかんない！
と、世界の中心で叫んでみるTK4です。
と言う事で、ヒントをもっと下さい。
一つふと思ったのが、現代の話なのか？
と言う所です。自動車は昔から有りましたしね。
そして、もう一つ。日本なのか？
雰囲気的に怪しい気もするんですが・・・
と言う事で、仮解答。

これは実は、昔の日本。
太陰暦から、太陽暦に変った頃・・・
確か明治でしたっけ？
その頃にあったのなら、日にちはずれますから。
そこで、事故にあった！で如何でしょうか？
（あてずっぽ）


ども
これは文字盤の字に左右されますが日付の数字がデジタルのように角ばっていれば実は１３ではなく８であり、傷により１３に見えてしまったため８日の金曜日に何の注意も払っていなかったからとか

他には不幸な偶然が重なったからとか？前日に時計を無くした上に１３日の金曜日ではなかったため安全だと思い散歩にでたら、時間が狂い例の時刻となった懐中時計がポケットにあったからだとか

男の職業は実はスタントマンで安全にしているつもりだったからとか

一応３例あげときました
どうでしょう？


死ぬ時に二重人格・夢遊病だったとする小ばかさんの説は不正解とします
「自分が狂うことに気がつかなかった」は”見落とし”と言えないでしょう
語り手が精神異常になったでは、私は良くても他の回答者は納得しないよね

TK4さん　太陽暦施行は明治5年12月2日の次が明治6年1月1日になりました
参考までに

いきなり正解発表です
ＢＢＱさん
>「13日金曜日12時2分に死ぬ」とは占い師が言っていないところがカギですかね。
そのとおり　ここがカギでした
小ばか さん
>日付が替わったばかりならば、日付と曜日の表示がずれることがありえますね。
>だから１３日の土曜日になったばかりだったということではないでしょうか。
これが正解
時計が安物であることがポイントでした
ロレックスみたいな時計なら１２時ぴったりに表示が変わるけど
安物というか一般向けの時計は
曜日だけ先に変わったり、日付だけ先だったり
平気で１０分くらいかけて表示が変わったりします
では　結末１　突然の死をお読みください

しばらく書き込みを待ってから
後から思いついた結末２を書いてみます
結末２では語り手は昼に死にます
済はその時に
それまでに感想等も書いていただければ嬉しいです

結末２のポイントは結末１と同じ次の2点
?@占い師は『１３日金曜日１２：０２に死ぬ』とは言っていない
?A魔法の時計なんだから「いつでもどの瞬間でも必ず正しい表示。修正不可。」
　でもいいはずですが　そうでは無いことが重要です



結末１　突然の死

いきなり、はねとばされた。
頭と体にまた衝撃、地面？
唸るような音が小さくなっていく、車・・・・・
そうか車がぶつかったのか。
体が動かない、顔に流れてるのは血だろうか。
あれだけ１３日の金曜日には気をつけたのに
別な日に事故に会うとは情けないが
あの予言が確かなら今日は私の死ぬ日ではない。

転がった懐中時計が目にはいる。
・・・・（１３）（Fri）馬鹿な！？
今日は６月１３日で木曜だぞ
いや夜１２時を過ぎたから、えぇと・・・
（１３）がゆっくり上へ上がっていく。
下からせり上がってくるのは（１４）。
そうだ今日は１４日の金曜。
この安物の時計は先に曜日が変わる。
こんな一瞬だけの１３日の金曜日があるとは
まったく盲点だった・・・あぁ目の前が・・・暗く・・・・・
《END》



そういう結末だったんですね〜
確かに、安物って書いてある！見落としてました〜。

難しくて、ここ何日間か楽しめました！
もし私が語り手だとしたら。
やっぱり、１３日の金曜には外に出ないようにすると思います。
あとは時計のお祓いをしてもらったり、他の占い師に事故を回避する方法はないか聞いて廻ったりとか。
１２日木曜日には必ず、見られたら困る物を全て処分します（笑）
実際に人生で１度だけ「死ぬかも」と思ったときがあって（病気の疑いで）
その日はずっと身辺整理してました。
結局病気でもなんでもなかったんですけどね。



結末２（別解）もヒントから考えました。

３月１日の金曜日。そろそろ昼飯かと歩きながら懐中時計を見た。
すると日付が２９日になっている。今月はまだ日付を調整していなかったな。
そのまま歩きながら日を直していると２日になってしまった。この懐中時計は日を戻すことができない。仕方なく３日、４日と進めていった。１３日になった時、突然車が突っ込んできた。
「そりゃないだろ！」男は薄れゆく意識の中で叫んだ・・・

文体が違いすぎますが、こんなもんでどうでしょう。
しかし、トリックを考えついても無理の無い問題にするのは本当に難しそうですね。斑猫さん、今後も頑張ってください。


小ばかさん　結末２にも挑戦ですね
>この懐中時計は日を戻すことができない。
時計のネジ（竜頭）を少し引いて左右に回すと
針が動いて時刻合わせができる
竜頭をいっぱいに引いて
右に回すと日付が進む
左に回すと曜日が進む
日付を進ませることはできても戻せない
そんな時計は確かにあります

すごく惜しいですけど不正解にします
「歩きながら時計をいじっている姿」は
「のんびり散歩している様子」ではありません
事故直前に時計を操作していれば
語り手は水晶玉の中に
「歩きながら何かしている人影」を見たはずです
金曜だと気付かず、よりによって道を歩きながら
日付合わせをする語り手は頭が悪すぎますね

みなさん回答ありがとうございました
今回の問題はいくつか穴があったと反省しています

では結末その２　スリの独白です
語り手の重大な見落としは
「自分と占い師以外に
　時計の不思議に気付くことができた人間がいること」



結末その２　スリの独白

手の中の時計をよく見る。間違いない前にすった時計だ。
３０年スリをやってきたが同じ時計を２度すったのは始めてだ。
安物の時計に見えるが魔術的な品物に違いない。
前回、時計が突然消えたのには驚いた。
そして街でヤツを見つけると同じ時計を持っていた。
前をのんびり歩く男を見る。
ときどきポケットの中を気にしているが、困った様子は無い。

あれからヤツの事をしらべあげた。
１３日の金曜日の異常な行動。
３日もかけるのだ自宅ですごい魔術の儀式をしているはず。
その魔術にはこの時計も関係するのかも・・・・そうだ！
立ち止まって、時計の日付を（１３）に、曜日を（Fri）に変える。
さあ何か起これ、起これ、起これ・・・・・・。
キュィィィブロォォォォ　危ねぇ！
後ろから突進してきた車を必死によけた。
怒鳴りつけようとしたが車は走り去っている。ちくしょう。
時計も落とした・・・・あれっ・・・・・・無い、また消えやがった。
ヤツの姿も見失っちまった。どうするか。
なんか救急車のサイレンとか騒がしくなったし、
今日は帰るとするか。
《END》



ども。馬鹿な解答しかできなかったSHOです。（涙）
ちゃんと「盗まれた」って書いてある〜。ここが結末２とリンクしてるわけですね。
斑猫さんの問題もすごい凝ってますね〜。すごい〜。（感心）
「遠隔殺人」も考えてるのですが、なかなか解けません！けどがんばります！


※　問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実在に存在するものを示すものではありません。