おいらはジャック・オー・ランタン様だ
むた (2005/11/04(Fri) 06:39:22)
10月31日はハロウィンでしたね。皆様いかがお過ごしでしたか?私は決算の後始末に追われて、家でぐったりしてました。で、あのカボチャのジャック・オー・ランタンの由来をこの間知ったのでクイズ形式にしてみます。楽しく読めたら幸いです。
昔、アイルランドに嘘つきのジャックと呼ばれる男が住んでいました。今なら虚言症とやらで通院を余儀なくされるでしょう。そんな彼にある日、悪魔が寄ってきて言いました。
「願い事をかなえてあげるよ。その代わり死んだら地獄に行ってもらうけどどうだい?」
気軽に言ってますが、内容は結構深刻。ジャックは考えます。
「本当かい?大体、君が悪魔だ何て信じられないな。」
そうです。21世紀の日本でさえ、自分が何者かを証明するのはなかなか大変。ましてこの時代なら戸籍も免許証もありやしません。
「どうすりゃ、信じてもらえるかい?」
悪魔も何だか気弱です。それとも悪魔や妖精は信じてもらえなければ力が発揮できないのでしょうか?
「じゃあ、この木のてっぺんに立てるかい?」
その木は数十メートルはあろうかという巨大な木。こんな気が民話に出てくるところはさすがにアイルランドです。
お安い御用と悪魔はドロンと煙を立てるときのてっぺんに瞬間移動、その瞬間、ジャックはその木に十字架を掘り込みます。
「ああ、動けない!」
何十メートルもある木の上で硬直してしまうなんて人事ながら・・・いや悪魔事ながら同情してしまいます。
「頼む助けてくれ!」
何十メートルもある木の上からどのように意思の疎通を果たしたかはいいっこなしね。民話の悪魔はすごい能力を持っているんです。なのに十字架ごときに勝てない。大体村に十字架があるはずなのになぜ活動できるんだ・・・・?まあそれはいいや。本筋からずれる。んなわけでジャックは言い返します。
「よし、俺が地獄に落ちないですむなら解放してやる!」
動けなければ悪魔もどうにも出来ません。結局、悪魔は彼の願いをかなえてやるのに魂は地獄に送り込めないという最悪の条件で解放されました。
この後ジャックは生涯にわたり散々飲んだくれ、お代は全て悪魔に払わせたということです。オー、マリーシア!めでたし、めでたし。
問題:ジャックは寿命が来てこの後大変困ることになります。それはハロウィンの由来になる難題なのですが、ジャックの身にどのような難題がふりかかったのでしょうか?
かむ (2005/11/04(Fri) 13:11:39)
こんにちわ〜
去年までトリックorトリートすら知らなかったので
ジャック・オー・ランタンと聞いて
からくりサーカスを思い浮かべてしまうサンデー愛読家の
かむです。よろしくお願いいたしますm(_ _)m
実は上が書きたかっただけなので^−^;
深く考えずにパッと思いついた内容で書きます。
ジャックのみに降りかかった難題は
「地獄に落ちるほどの悪行を重ねたのに、
地獄に落ちることができないため
死んでは生き返り、死んでは生き返りと
死んだときの苦しみを永遠に繰り返すはめになった」
でいかがでしょうか?
線分ft (2005/11/04(Fri) 18:18:59)
こんばんは
"Trick, Treat, or Money"と知人に言ってみたけれど、何も貰えなかった線分ftです。
(いや、むしろお菓子は要らないからお金を……)
さて、何やら現実的な事を言いつつ回答。
・天国に入るほど善行もしていないが、地獄には行けないので、天国の門前で生殺し。
・天国にも地獄にも行けずに、魂が肉体に宿った儘、火葬される。(お薦め)
・天国にも地獄にも行けずに、亡霊となって彷徨する。
・天国にも地獄にも行けずに、酒樽に憑いて酒浸りになる。
・天国にも地獄にも行けずに、交霊会に出没して崇められる。
下手な鉄砲数撃てば当る(をい)
ルナ (2005/11/04(Fri) 19:40:33)
むたさん、こんばんは。
ふと思ったのですが、ゲーム「FF」に出てくる『ドンベリ』というモンスターは
ジャック・オー・ランタンを参考にしているんですかね?
さて、謎の前置きはこのぐらいにして、本題に入って回答します。
・天獄に連れてかれた。
・ゾンビとして現世を彷徨うことになった。
・天国にも地獄にも逝けないので、彼はのちに切り裂きジャックとして世界を震撼させた。
これは難題なのだろうか…。それにしても、難題と聞くと『5つの難題』を
思い浮かべてしまいます(某STGより)
前置きと後書きがゲームネタになってしまいましたが、分かる人だけ
分かってくれれば幸いです。
Vega (2005/11/04(Fri) 22:00:35)
こんばんは〜。
私も他の方々と同じく
・地獄行きは免れても天国行きの確約もないので、どっちにも行けず現世を彷徨う羽目に
というのが有力と思われるのですが、それだとつまらないので別解狙いで。
・生前の悪行がたたって、天国へ行くためには神にたくさんのお菓子を献上しなければならなくなり、夜な夜なお菓子を集め回る羽目に
・天国で門前払いを食らった上「お前なぞ現世で永遠にイタズラして暮らせ!」とカボチャ頭にされてしまった
・その後サンタに憧れてクリスマスの国を乗っ取ったりしながらも最後はハロウィンの国で平和に暮らす
ボケきれてない上に映画ネタも混じってしまいました(−−;
ちなみにトンベリはモグラなのでジャック・オー・ランタンとは何の関係もないと思われ・・・
ていうか私はジャックと聞くとジャック・オー・ランタンよりもジャックフロスト(ヒーホー君)を思い浮かべてしまうメガテン好きです。
(と、ゲーム話を引き継いでみる)
むた (2005/11/04(Fri) 21:58:32)
一番近いのは線分ft君です。ルナさんも惜しい。カム君の残酷さも民話的です。
んで、正解は「天国の入国を拒否された」です。僕の読んだ民話では理由は「悪魔とつるんでいたため」だそうですが、何か言い訳くさいですな。とはいえ私でも入国は拒否しますな。悪魔をだましたりパシリにするような奴が天国の善男善女にどんな悪影響を及ぼすかと思うと・・・。まあ、おかげでジャックは天国にも地獄にもいけず、現世を徘徊する羽目になったのです。
んで、日本風に言うと中有の闇をさまよう彼の道を照らすために、アイルランドの人々はカブやジャガイモの中をくりぬいてランプにしたのがジャック・オー・ランタンの始まりといわれています。カボチャになったのは、アメリカにわたってからです。ヤンキーは何でもでかいものが好きなんですな。きっとその灯りを頼りにジャックは今日もどこかの飲み屋で飲んだくれてるに違いありません。あったらいっぱいくらいおごってやろうかと思っています。ではでは。
むた (2005/11/04(Fri) 22:11:45)
おや、Vegaさん、すれ違い。ジャックみたいな愉快な奴は天国にはもったいない。やっぱり彼には永遠にいたずらをし続けてもらいましょう。しかし、悪行とはいえ飲んだくれたり、お菓子を取ったりしているだけで、何だか憎めない奴ですな。Vegaさんもそんなジャックに会ったらいっぱいくらいおごってあげてください。ほいじゃーねー(^^)ノシ
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