カレンダーの問題
斑猫 ◆XMrov1pg (2004/12/19(Sun) 17:41:01)
今回は知って得する真面目な問題
この季節みなさんもカレンダーを買ったり貰ったりしていますね
カレンダーをじっくり見ながら考えてください
-----------------------------------------------------
「5年前のカレンダーが出てきたよ。」
「この3月の夜にあなたがプロポーズしてくれたのよね。」
「たしか月がでない新月の夜だったね、あれ何日だった?」
「あれ?私もわからなくなっちゃった?」
そこへ探偵が声をかける。「そのカレンダーを見せてください。」
探偵はある日付を指さす。「3月の新月はこの日です。」
「まあ。5年前のことを覚えているのね。」
「月の周期から暗算したんですね?すごいなぁ。」
「いいえカレンダーをよく見ればわかるんですよ。」
「このカレンダーに月齢は書いてないのに。」
「旧暦の日付も満潮干潮も書いてない。」
「実は・・・・」
「あっ待って、当てさせてください。」
「そうね2人で考えましょう。」
「なにか月を基準に決めた日って無かったかな?
天気予報士が言うよね、今日は啓蟄(けいちつ)とか大暑とか。」
「二十四節気ですね。あれは月齢ではなく太陽との公転位置で決まります。
春分や立冬も二十四節気です。」
「八十八夜とか二百十日とか、御彼岸はどう?」
「立春から数えて八十八日目と二百十日目の意味です。
彼岸の入は春分秋分の3日前です。」
「わかった!9月に十五夜(仲秋の名月)がある。この日はもちろん満月だ。」
「2月には旧正月があるわ。これは旧暦の元旦でしょ。新月の日ね。
それに8月に旧盆がある。これは旧暦の7月15日だから満月よ。」
「月齢周期約29.5日で計算すれば、3月の新月はすぐわかるね。」
「でも探偵さんはカレンダーの3月しか見なかったわ。」
「3月は、3日雛祭りで耳の日、8日国際婦人デー、14日ホワイトデー 、
あとは啓蟄があって、春分の日が祭日、
春分の日の前後に彼岸の入りと彼岸明け。これだけだね。」
「えっそれだけ?よく大きなお祭りや古い行事の日がカレンダーにあるわよ。
ああいうのは旧暦に合わせてるから月齢もわかるのよ。」
「雛祭り耳の日国際婦人デーホワイトデー、啓蟄・春分の日・彼岸の入りと明け。
このカレンダーの3月に書いてあるのはこれだけだ間違いないよ。」
「先勝とか仏滅とかは書いてあるわよ。」
「六曜か。でも月齢とは関係ないだろ。」
「曜日はそれこそ関係ないわよねぇ。」
問題 探偵はどうやって新月の日がわかったのでしょう?
BBQ ◆ldOOTsV6 (2004/12/19(Sun) 20:43:35)
間違っているのを覚悟で答えます。(いつものことですが)
3月のカレンダーの隅に2月のカレンダーが小さく載っていて「旧正月」と書いてあった。
ライオン丸 (2004/12/19(Sun) 20:56:54)
はじめまして、ライオン丸です。
残念ながらうちには六曜入りのカレンダーがなかったのでネットで調べちゃいました。
ちょっとずるかったかな(><)
答えは六曜から、ですかね?
旧暦の各月朔日(一日、新月の日となる)にはそれぞれある六曜が決められていて、その後二日目からは順序に従って六曜が繰り返される。でも旧暦と新暦では当然日数が違うため、旧暦での月の変わり目(つまり朔日)には順序が不自然になる。順序でいくと大安なのに先負がきて、そこからまた順序に従って繰り返されている、といったように。そこを探せばわかる、と。
どうでしょう?
斑猫 ◆XMrov1pg (2004/12/20(Mon) 17:59:22)
ライオン丸さん 正解です。
六曜については、わかりやすく解説しているサイトが
たくさんあるので、ここでは簡単に。
来年のカレンダーの3月で、六曜を見てみましょう。
先負仏滅大安赤口先勝友引先負仏滅大安友引先負仏滅大安赤口先勝・・・・・・
途中で順番がおかしくなってますね。
そこで旧暦の月が変わっているのです。
だからこの場合は2番目の「友引」が旧暦の2月1日です。
つまり新月だとわかります。
ひと月が一枚で、十五夜・旧正月・六曜がのってるカレンダーがあれば
この問題を友達にやらせてみましょう。
「9月の満月の日はどれか判る?」「簡単だよ。」
「正解。じゃあ次、2月の新月の日は?」「えーと・・・・・ああこれだ。」
「すごい、正解です。よく知ってるね。」(必ず誉めて油断させること)
最後に見せるのは3月じゃないほうがいい、2月の新月から計算できてしまう。
8月以外なら大丈夫だと思いますけど、ヒントになる歳時記がないか
最初にカレンダーを自分でよくチェックしてください。
※ 問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実在に存在するものを示すものではありません。