旧友の依頼
Listendant ◆9mLxYj8o (2005/01/16(Sun) 22:48:17)
私立探偵アンは、問題が発生して困っているという高校時代の親友リーナの家へ向かいました。以下の文章は、それに続くものです。次の長〜い文章を読んで一番下の問題に答えてください。
角を曲がると、リーナの家が見えました。塗装は新しいようでしたが、庭は手入れが必要だと思われました。
呼び鈴を鳴らす前にリーナはドアをあけました。
家は記憶のままでした。今年の早いうちに死んだことは知っていましたが、それでもリーナのお母さんが出てきて歓迎してくれることを期待しそうになりました。今はリーナが一人で住んでいました。
私はあたりを見回しました。家具は昔のままでした。壁にかかった絵もすべて。
ちょうどその時、列車が通り過ぎる音が聞こえました。私はひとりほほえみました。あの頃20分ごとに列車が通り過ぎていたことを思い出したのです。
「何も変わってないわね」と私は言いました。
いろいろ雑談したのち、リーナは依頼内容を話しました。
「9ヶ月ほど前に母が死んだことは知っているわよね」と彼女が言い、私は頷きました。
「母は生前いつも遺言状を書くとは言っていたのだけれど、実際に書いたことはないの。死ぬことなんか考えたくないって言ってたわ。私もそれを考えたくなかったから、何も言わなかったの」
「でもある土曜日の昼に、母は私を自分の部屋に呼ぶと、テープレコーダーを持ってきてというの。どういうわけか、遺言を書くのではなく、テープにとっておきたいと言うわけ。1時間ぐらいテープレコーダーに向かって話したと思うわ。いい忘れたものはなかったわ。銀行預金・宝石・車・家といった具合に。私のおじたちにはちょっとしたものをいくらかやり、残りは全部私に残したいという母の意図は明白だったわ。」
「問題は、テープは本物ではないとおじが信じていることなの。私がだまそうとしているって考えてるわけ。それが本物だとどうやったら私に証明できるのかしら?そういうわけで依頼したの」
「テープを聴くことはできる?」アンは訊きました。
リーナは頷いて「長いわよ。およそ1時間。でもあなたの役に立つと思うなら、ぜひ聴いてちょうだい」
リーナはテープレコーダーを持ってきて、私はイスに深く腰かけました。目を閉じたら、リーナのお母さんが目の前に立っているように思えたことでしょう。録音の音声はとても明瞭でした。何の雑音もありません。お母さんの声だけです。1時間はあっという間に過ぎました。
テープが終わって、私はリーナを見つめてこういいました。
「力になれないわ」
<問題>アンが「力になれないわ」といったのは何故でしょう?
SHO ◆wZvmj0BI (2005/01/16(Sun) 22:58:46)
まず、すみません。
似たような問題を自分が出してしまっているのです。過去問から。(笑)
そんな自分が解答してもいいでしょうか?
・録音が明瞭というのと、20分おきに列車が通過するのが矛盾するから。
結局解答してしまいました。
本当にすみませんでした。m( _ _ )m
駅弁 (2005/01/17(Mon) 20:23:02)
こんばんわ。
えっと、20分おきに列車が通過する音が聞こえないから…?
なんだか前の方と同じ意見ですね…。
すみません。
※ 問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実在に存在するものを示すものではありません。