頭の運動 〜クイズでIQ&右脳を鍛えよう!〜

No. カテゴリ タイトル 投稿者 投稿日時
016271 暗号 多分すぐ解かれる暗号文【TWO】 チョリ 2003/08/03(Sun) 20:55:15
016292 未選択 消えたルビー ビンズ 2003/08/04(Mon) 20:40:46
016304 暗号 多分すぐ解かれる暗号文【THREE】 チョリ 2003/08/05(Tue) 12:21:08
016308 未選択 脅迫状・雑学知識ちょっと要 岩名 杏奈 2003/08/05(Tue) 17:35:36
016327 未選択 DM 3 岩名 杏奈 2003/08/06(Wed) 18:10:30
016347 未選択 石川警部の悲劇 アシヴィン 2003/08/08(Fri) 16:23:43
016358 未選択 Yhey aer morment Bob 2003/08/08(Fri) 20:57:34
016362 未選択 登山家の謎の死 北ロゥドン(鬼太郎丼) 2003/08/10(Sun) 06:04:33
016373 未選択 一本のタバコ 960 2003/08/11(Mon) 10:36:42
016375 暗号 簡単な暗号です。 マッキー 2003/08/11(Mon) 13:49:20
016387 推理 ぶんぶん最後の事件簿 ぶんぶん 2003/08/12(Tue) 01:05:13
016389 未選択 ある将軍 くぅぅ 2003/08/12(Tue) 06:24:12
016421 未選択 陽介からの問題2 ゼロ 2003/08/14(Thu) 03:58:49
016425 未選択 閉じられた密室 ふらっと 2003/08/14(Thu) 06:48:00
016433 未選択 いえおあう スマイリー 2003/08/14(Thu) 13:56:37
016503 未選択 お気軽にどうぞ ボン 2003/08/20(Wed) 22:43:45
016509 暗号 暗号…かな? ボン 2003/08/21(Thu) 17:28:25
016512 未選択 NO TITLE ふらっと 2003/08/21(Thu) 22:29:37
016521 暗号 暗号…かなかな? ボン 2003/08/22(Fri) 22:59:12
016525 未選択 NO TITLE やじろべー 2003/08/24(Sun) 00:26:30
016539 未選択 偽者探し? ゼロ 2003/08/25(Mon) 03:18:31
016545 暗号 暗号…かな×3? ボン 2003/08/25(Mon) 16:55:16
016549 未選択 音楽家をさらった犯人の特徴は? 江戸川コナン 2003/08/27(Wed) 16:29:01
016572 推理 女友達殺人事件 岩名 杏奈 2003/08/30(Sat) 14:50:47
016591 未選択 コロッケ刑事 キョロロン村 2003/09/01(Mon) 01:33:36
016598 推理 雨の日の殺人 ふらっと 2003/09/01(Mon) 22:21:37
016616 未選択 難易度★ 制限時間15秒 今泉左衛門 2003/09/02(Tue) 17:43:08
016619 暗号 暗号…かな×4? ボン 2003/09/02(Tue) 18:44:17
016657 未選択 クイズ番組にて・・・ 雷明 2003/09/03(Wed) 22:14:34
016658 未選択 私の人生を変えた授業(大学院)のアレンジ むた 2003/09/03(Wed) 22:29:59



問題No.016598

雨の日の殺人

ふらっと (2003/09/01(Mon) 22:21:37)

1993・病室にて 


 病院の白く清潔なベッドの上で、自分は夜闇に恐怖していた。日に日に衰えゆく身体の機能。今すぐにでもこの場所から消えてなくなりたかった。


起こしてしまったかね。
――いいえ、寝付けずにいましたから。こんな夜分になんの御用ですか?

もう知っているかもしれないが、今回のミスは……私の過信が招いたものだ。本当に済まないと思ってる…
――どうぞお気を病まれないで下さい。難しい手術だったのでしょう? それなら仕方がありませんよ。手術を受けなければ遅かれ早かれ、こうなっていたのですから…

今回のミスで私もこの病院を離れることになった。君と顔を合わせるのも、今夜が最後になるだろう。非常に残念だ。
――父から聞きました。貴方は自分の後任として、非常に腕の良いと評判のドクターを主治医にあてて下さったそうですね。その件では本当に有難う御座いました。

いや、こんな事では罪の償いにはならんと思うが…
――誰にでもミスはあります。もうそれ以上何も仰らないで下さい。

――この病院を離れるそうですが、これからはどうするのですか?
…ん? あ、ああ。以前からとあるK大学から鞭を取らないかと誘いが来ていてね…

それじゃあ、そろそろ私は行くよ…手術がこんな結果に終わって非常に残念だった。君は本当に賢い子だ。それだけ今回の医療ミスは罪深いよ。
――さようなら、先生。お身体に気をつけて…


――どうやら自分は、竹中 和男先生のことを許せそうにないらしい。
___________________________________
2003・8・28


「…遅かったね。あまりに暇だったから雨音を聴いてた…それにしても凄い雨だ。明日には晴れると良いけど」
「…不思議。どうして貴方は人のいる場所が判るの?」
「足音と空気の流れだよ。ま、もっとも外部に開かれた空間で人が歩いている気流を肌で感じとるのは難しい。今のは君が歩くときに生じる振動を、床を通して感じたんだよ。ホラ、こうやって手の平を地面に当ててね」
「…凄い」
「僕はこうなってから長いからね。そうでもしないと今まで生きてはこられなかった」
「ご、御免なさい…」
「いや、こちらこそ御免よ。わざわざ荷物を運んで貰っておいて……重くなかった?」
「あれくらい全然平気よ。なんなら貴方も抱っこして運びましょうか?」
「そこまで甘えられないよね」
「はい、手を出して。旅館の中を案内して上げるわ」
「ちゃんとエスコートしてね」
「…なんだか立場が逆ね。まず何処から案内すれば良いのかしら…?」
「浴場とトイレかな?」
「それは貴志君にお願いして下さい。じゃあ、まずは取敢えず貴方の部屋まで行きましょうか」
「慎重に頼むよ。306号室だ。……おっと、ここから階段かい? 玄関から8歩ね」
「…もしかして、全部そうやって覚えているの? …本当に凄いんだね、貴方って」
「第八講義室の前から右手に15歩、左手に25歩行くと里山サンの研究室だよ、知ってた?」
「…参りました」


「珍しい組み合わせだったな」
「そうだね。確かにキスの天麩羅とチーズ・フォンデュが一緒に出てくるとは思わなかった。あれは流石に予想してなかったなぁ…まあまあ美味しかったけど」
「馬鹿、夕飯の話じゃない! …お前と里中さんのことだよ。さっき一緒に部屋に来ただろ?」
「里中さんがどうしたの?」
「もしかしてお前。その、彼女に気があるのか…?」
「…なんだ、そういう事か。向こうからエスコート役を買って出てくれたんだよ。君は気持ちが悪いから一人で部屋に行ってしまうしね。…シャンプー借りても良い?」
「ああ、シャンプーは右のボトルだ。悪かったな、車に少し酔ったんだよ。…ということは、彼女がお前に気があるってことかな…」
「どうかなぁ… 一概にそうとは云えないんじゃない?」
「そ、そうだよな! まだ希望はあるよな!」
「…貴志は昔から単純で良いよね。君には好感が持てる」
「ど、どういう意味だよ! 馬鹿にしてんのか!?」
「…少し声を落としなよ。恥ずかしいヤツだなぁ…」
「べ、別に恥ずかしいく無いだろッ! 第一俺が里中さんに想いを寄せようと、お前には関係無いじゃないか!」
「確かに僕はどうでも良いけどさ…」
「なんだよ! ゴニョゴニョ云ってないで、男ならハッキリ云えよ、ハッキリと!」
「そんなに公然と話しても良いの? …女風呂と上繋がってんだよ、ここ」


「なんや顔赤いで? どないしたんや、里中さん?」
「…大丈夫、ちょっとお湯につかり過ぎて逆上せちゃっただけ」
「……? それなら別にエエけど…」
「駄目よ。一応用心のために風邪薬飲んでおいた方が良い。ホラ、風邪薬。旅行先で風邪なんて引いたら最悪だよ」
「あ…有り難う御座います。先輩」
「へぇ〜、流石に薬屋の娘はちゃうなぁ。もしかして酔い止めとか持ってる?」
「…アンタ、何処で酔うつもりよ? 明日は山登りだから酔い止めは必要無い」
「別に今すぐくれなんて云うてないやん! …なんや里中さんの扱いとえらい違いやな。この差別主義者め!」
「馬鹿な事云ってないで、敗者は黙ってトランプ配りなさい。…里中さんもする?」
「二人は何をなにやってたの?」
「トランプ麻雀!」
「そう由香里が勝手に呼んでるだけだろ…」
「ご、御免。麻雀よく判らないし、読みたい本もあるから…」
「そっか、それは残念。じゃあ、要領得るまで横で見といて。本なんて読んでも退屈やろ?」
「う、うん。じゃあ、横で見てるね…」 
「…御免ね、里中さん」


「あれ一人? 相方は?」
「眠たいから今日は早めに床に着くそうだ。アイツも謝ってたよ。…それより、なんだよ相方って?」
「まぁ、似たようなもんやん。…それより入場料は持ってきた?」
「あのな、どうして俺が…」
「里中さんもおるよ」
「な、なんでお前が知ってるんだよ!?」
「うわぁ…マジなんや…」
「カマ掛けたのか!」
「ちょっと、そんな廊下で大声出したら他のお客さんに迷惑やろ? キミの相方サンから聞いたんや」
「あの野郎……」
「それでどうする? 出すもん出さな、部屋の中には入れられまへん。キャッシュも可。まぁ、現物支給がラクなんやけど」
「…云われたとおり下で買ってきたよ。ホラ」
「おお、良し良し。ほなブツを早速拝見〜。…あれ、氷は?」
「備え付けの冷蔵庫にあるだろ?」
「え〜? アレ使ったらうちの部屋に料金が加算されるやん。やり直し。下で買うてきなさい」
「…分かったよ。出すよ、氷代くらい! 幾らだ!」
「それじゃあ、ついでに肴代も所望します」


「…こんばんは、大前先輩」
「いらっしゃい。…なんか疲れた顔してるね。どうしたの?」
「…どっと疲れたました…これ土産です」
「あれ、由香里は?」
「アイツなら下にツマミ買いに行きましたよ。冷蔵庫借りますね」
「あ、それは開けちゃ駄目…」
「良いんです! 俺が金払うんだから!」
「そうなの? なんか悪いね…」
「あの、里中さんはどちらに…?」
「里中さん? ああ、麗しの君なら…」
「ちょ、ちょっと待ってください…」
「なに?」
「…由香里から聞いたんですか…? 聞いたんですね!?」
「あのね、君の顔見てたら嫌でも分かるの。もしかして気付いてないの?」
「…風呂場でも同じようなこと、アイツから云われました」
「でしょう? それに、なに? あの、行きの車中での猫なで声は? 隣に座ってた信彦君と笑いを堪えるのが大変だったよ」
「ね、猫なで声なんて上げてませんッ!」
「『里中さ〜ん、ここの窓際の席空いてますよ〜。え、いい? そっちに座る? そ、そうですか〜』」
「…そんな変な声は出してません」
「でも、内容はおおむね一緒でしょう?」
「…………」
「まぁ、後輩イジメはこれくらいにしておこうか…彼女なら奥で本読んでるよ」
「…そうですか」
「ところでさ、貴志君は明日登るの?」
「…ええ、登りますよ。でも、雨が止まない限り登山は無理ですね。天気予報では夜半ごろまでには止むっていってましたけど」
「そうね。晴れてくれたら良いのだけれど…」
「…そういう大前先輩は、登らないんですか?」
「私は喘息持ちだからね。明日登るのは一部が活火山でしょう? 火山ガスを吸ったら不味いから今回はパスするよ」
「喘息ですか…大変ですね」
「小児からやってるからね…流石にもう慣れたよ。発作さえ起きなければ、日常生活には問題ないし」
「それなら今回の登山は見送った方が良さそうですね。大前さんを見習って、信彦のヤツも大人しく留守番してれば良いのに…」
「…え? 彼、明日登るの?」
「聞いてませんか? アイツ、若いうちに一度くらいは山に登っておきたいからって、教授を無理矢理説得して今回の旅行に参加したんですよ。俺はアイツのアシスト役で付いて来たってわけです」
「…そう。なんだ…信彦くん登っちゃうのか…それは計算外だったな」
「……?」
「貴志君、MD持ってきてる? 持って来たのあらかた聴いちゃってさ。悪いけどあるだけ貸してくれないかな?」
「ええ、持って来てますけど…? でも、なんで?」
「…どうやら一人でお留守番する羽目になりそうだからね」


「こんばんは、お邪魔してま…す? …あの、里中さん?」
「…………」
「ホラ、里中さん。貴女にお客さんよ!」
「きゃっ!」
「…確かに彼はコワモテだけど、肩に手を置かれたくらいで悲鳴を上げるのはいくらなんでも失礼よ」
「あ、別にそんな意味は無いんですよ! 本を読みふけっていたときに声を掛けられたから、つい…」
「…いえ、別に気にしてませんから。はは…」
「貴志君、顔の筋肉が引きつってる」
「本当にご免なさい…」
「…ホント気にしてませんから。そ、それより、凄い集中力ですね。僕には真似出来ません」
「……僕?」
「私の悪い癖なんです。この前なんて歩きながら本を読んでて、危うくバスに引かれそうになったんですよ。あの時誰かに呼び止められなかったら、大変なことになってましたよ」
「由香里がそれ聞いたら、里中さんに首輪付けるって云い出すよ? 今度からは注意しなさい」
「…はい」
「それはそうと、こんなに沢山の本を三日で読むんですか? 凄いですね。僕にはこれだけの本は一ヶ月掛かっても読みきれませんよ」
「それは一日分よ」
「…え?」 
「はい、ここにあるのは今日読んでしまった分です。明日と明後日の分はこちらに…」
「やけに荷物が多いと思ったら、このコは…」
「…ホントに真似出来ません」
「そういえば、信彦君は一緒じゃないんですか?」
「アイツはオネムだから来れないって。ガキなんですよ」


「…どうやら由香里が帰ってきたみたいね。
「それじゃ、お喋りはこれくらいにして、里中さんも一緒にお酒飲みましょう。ウイスキーはイケますか? あ、駄目なら下で別のものを…」
「…いえ折角ですけど、私はそろそろ寝室に引き上げます。あとは皆さんで楽しんで下さい」
「良いじゃない、少しくらい付き合いなよ」
「でも、明日に備えて深酒は避けるようにと、教授からも云われてますから…」
「確かにそう云われたけど…」
「私、登山って初めてだから、明日は万全のコンディションで臨みたいんです! 楽しみですよね、貴志さん」
「…そ、そうですよね。明日寝不足で怪我でもしたら大変ですからね…」


「でも残念だったね。せっかく新渡戸まで由香里に引渡したのに」
「大前先輩、もう止めてくださいよ。悲しみが加速するだけだから…」
「仕方ないやん。…あのコ、対人恐怖症って噂やし。今回は随分頑張っとる方やと思うよ」
「…やっぱり、そうなのかな?」
「どうやら噂は本当だったみたいだね…大学でも周囲の輪の中に入ろうとしないで、本ばかり読んでるらしいし」
「一人二人と会話するのは平気みたいだけど、集団の中に入ると途端に自己発言が出来なくなるんだよ」
「へぇ、やけに詳しいやん。どうして?」
「…知り合いに同じような症状の人が居てね」
___________________________________

――夜分遅くにお邪魔します。
誰だね? …なんだ○○○君じゃないか。どうしたんだいこんな夜更けに…

――少し先生にお話ししておきたいことがあります。お時間の方は宜しいですか?
…ああ、少しくらいなら構わないよ。それに拒否権は無さそうだ。どうぞ。そこの椅子に掛けたまえ。
――失礼します。

他の皆は如何してる?
――彼らならお酒を飲んで深い夢の中です。
そうか…

お茶を入れたんだ。君も飲むかね?
――頂きます。……これはカモミールですか? あまりお茶には詳しくなくて…
正解、カモミールだよ。それにパッションフラワーを少々ブレンドしてある。…最近眠りが浅くてね、知り合いから勧められるまま飲んでる。

――如何して不眠症に?
それは……
――意地の悪い質問でしたね。取り消します。

――そういえば、最後に先生とお会いしたのも、こんなじっとり熱い夏の夜でしたね。覚えていますか?
…それで君の話は一体
――先生、顔色が悪いですよ。まるで汗が滝のよう…
なんだかこの部屋は酷く蒸すな……窓を空けても良いか?
――先生、外は雨ですよ? …そのままで座っていて下さい。窓は自分が開けますから。
ああ、頼むよ…

もう十年になるのか…早いものだね。
――そうですね。
君には本当に済まないことをしたと思ってる。
――そうですか。
生返事だな。…君は何を考えてるんだ?
――障害者として周囲から蔑まれた、この十年を振り返っていました。
…拳銃を仕舞いなさい。頼むから…
――頭の良い先生なのだから、こうなることを薄々予想していたのでしょう? 初めて大学で会ったときの教授の顔ったら…
…も、目的は私に対する報復なのか? わ、私を殺して…
――勘違いしないで下さい。小さい頃からお世話になった先生を手にかけるなんて、そんな…

そ、そうか… わ、私は…私はてっきり… 


――それで済ませるつもりはありませんよ、センセイ。

____________________________________
・竹中 和男の遺体は、彼のゼミが宿泊していた旅館の一室から発見された。使われた凶器は銃。死因は腹部裂傷による失血死であった。
・旅館の壁の防音性能、かつ、殺害現場の窓は開け放たれていた事を鑑みても、使用された拳銃は消音器付きであることは明白。殺害に使用された拳銃本体は旅館付近の雑木林から発見された。
・残された血痕から、被害者はテーブル付近で咽喉に一発、その後逃げ込んだとみられる浴室にて肩、腹部、胸部、頭部に四発の弾丸を受けている。これは現場に残された血量と、被害者の悲鳴を聞いた人物がいない事から検察官はそう判断した。
・テーブルの上にはティーポットと、二つのカップが置かれていた。どうやら被害者は犯人と思しき人物を招き入れた後、その人物から攻撃を受けたらしい。
・部屋のいたるところに銃創が見られる。その数は32箇所。そのうち命中したのは僅か四発だった。
・発見時、部屋では、ブルックナー 交響曲第4番『ロマンティック』が大音量でかけられていた。隣室の客が文句を云おうとドアをノックしたとき、中から帽子を目深に被った不審な人物が出てくるのを目撃している。ちなみにオーディオ機器のコントローラはテーブルの下で見つかった。
・部屋の扉には鍵は掛けられていなかった。この部屋の鍵は被害者の寝間着のポケットに、マスターキーはホテルの受付にあった。マスターキーが持ち出された様子はない。


容疑者リスト

竹中 信彦(18)      K大学1年 被害者の息子(養子)
石田 貴志(19)      K大学1年 竹中 信彦の親友
大前 智子(20) K大学2年 被害者の教え子
宮崎 由香里(20) K大学1年 被害者の教え子
________________________________________________________________________

 三回目のカキコです。<(_ _)>深々
 前回ほど凝ってない(時間やフェイク等が無い)ので、即答覚悟のカキコです。前回より幾分字数は多いものの、書き上げるのに30分掛かっていませんし、使用してるトリック自体が使い古されたクラシカルなものです。
 
 
 …でも、モデルが居ると書き易いなぁ( ̄ェ ̄;)似非大阪弁はイタイけども(汗

 
KIU (2003/09/02(Tue) 09:08:41)

どうもこんにちは。新作ですね。今回も普通に読み物として楽しませていただきました。ありがとうございます。キャラが立ってておもしろかったです。

推理の方ですが、自分の推理では宮崎由香里です。

関係ないですけど、里中が最初だけ里山になってますよ?

 
カリン (2003/09/02(Tue) 11:54:10)

かかりんかかりんかかりんか

 
ふらっと (2003/09/02(Tue) 19:08:15)

一応その結論に至った経緯と根拠を簡単にで構いませんからカキコして下さい(^_^;)>KIUさん

> 関係ないですけど、里中が最初だけ里山になってますよ?
 
 や、やってもうた…( ̄ω ̄;) ブヒ〜<まぁ、ハッキリ云うと別にどちらでも構わないのですが、コレを放置しておくと後々メンドーな事になりそうな予感がしますね…。ご報告、有り難う御座いました。<(_ _)>感謝!>KIUさん

 
 ざっと見直した結果、本文に登場した里山:里中の比率は1:15…ですか。
 多数派を社会全体の意見と見るのが民主主義の常ですが、民主主義が最終的に多数決原理で決まるのなら、民主的な社会は、ある意味でマイノリティを迫害する社会だと云えます。マイノリティを考慮する事は、人間を人間として扱う事なのです。…などと読み手を混乱させる駄文をダラダラ書くことは非常に心地良く楽しいのですが全くの無意味なのでそろそろ止めます。…徹夜2連チャンという荒行は人間の自我さえも…云々。…ぷりーず惰眠睡眠。せめてもの贅沢に帰りに化粧水買って帰ろう…また休みくれないかな…無理かな…ああ…今回勝手に名前を拝借させて頂いた宮崎先輩が、隣のデスクで遮二無二キーボードを叩いてる…またそのキーを打つ音が小気味良くて……

 
 …上の文を要約すると、今回は『里中』で統一します、となります(嘘)

 …うわ、容疑者リストから『里中』の名前が消えてる( ̄Д ̄;)見直しすべきでした<見直ししててヤなもの見つけちゃったなぁ…(ー∇ー;)掘り返したら他にもワンサと出てきそう……あまり無闇に掘り返さないで下さい(汗)
 
 では、誠に申し訳ありませんが、容疑者リストに『里中 優子  K大学1年 被害者の教え子』という情報を追加しておいて下さい。<(_ _)>ご容赦を

 
Yuko (2003/09/02(Tue) 22:44:14)

うーん、ざっと見ると、竹中信彦のように思えますが。
手術失敗→失明→養子→殺害、という流れで。
単純過ぎるでしょうか?

 
北ロゥドン(鬼太郎丼) (2003/09/02(Tue) 22:47:37)

> 「…不思議。どうして貴方は人のいる場所が判るの?」
> 「足音と空気の流れだよ。ま、もっとも外部に開かれた空間で人が
> 歩いている気流を肌で感じとるのは難しい。
> 今のは君が歩くときに生じる振動を、床を通して感じたんだよ。
> ホラ、こうやって手の平を地面に当ててね」
>「…凄い」
>「僕はこうなってから長いからね。そうでもしないと
> 今まで生きてはこられなかった」


う〜ん・・
これが、二重人格者の独白で、
自殺だったら凄い筋立てなんですが・・・(^^
駄レス スマソw
(『血文字の謎』『空中を歩いた男』『暗闇の死』も、ヨロシコw)

 
Yuko (2003/09/02(Tue) 23:27:28)

すみません、前レスで信彦犯人説を書いたんですけど、
なんだか引っ掛けのような気がしてきました・・・。

手術で失敗したのは里中さんの耳かな・・・。
お風呂で赤くなったのが本当に逆上せてた、という前提に
なるんですけど。うーん。微妙〜。

>「…どうやら一人でお留守番する羽目になりそうだからね」
これがちょっと分かりません。なんだろな〜。
きっと手がかりなんだろうと思うんですけど。

(すみません、あとから編集しました)

 
KIU (2003/09/03(Wed) 08:42:01)

それでは詳しい推理をば。


 犯人の特徴について。
>――障害者として周囲から蔑まれた、この十年を振り返っていました。
>――先生、顔色が悪いですよ。まるで汗が滝のよう…
以上により、犯人は体に何らかの障害があるが、視覚障害ではないということが分かる。また、
>・発見時、部屋では、ブルックナー 交響曲第4番『ロマンティック』が大音量でかけられていた。
もし『大音量』が、被害者が部屋に来た犯人を気遣ってやったこと、もしくは犯人が勝手にやったことであれば、犯人の障害は難聴だと推察される。更に、
>・部屋のいたるところに銃創が見られる。その数は32箇所。そのうち命中したのは僅か四発だった。
難聴の影響で距離感がつかめなかった?

 竹中 信彦について。
全体を通して描写されているとおり、彼は視覚障害者。よって、犯人ではない。
 石田 貴志、大前 智子について。
>「貴志君、MD持ってきてる?」「ええ、持って来てますけど…?」
このことより、彼等は難聴ではない。よって犯人ではない。
 里中 優子について。
>「私の悪い癖なんです。この前なんて歩きながら本を読んでて、危うくバスに引かれそうになったんですよ。あの時誰かに呼び止められなかったら、大変なことになってましたよ」
何かに熱中していた時に『呼び止められた』ことで気付くことができるということは、彼女も難聴ではない。

 で、宮崎 由香里について。
>「なんや顔赤いで? どないしたんや、里中さん?」
>「……? それなら別にエエけど…」
彼女だけ男湯での会話に気付いていない。また、
>「でしょう? それに、なに? あの、行きの車中での猫なで声は? 隣に座ってた信彦君と笑いを堪えるのが大変だったよ」
大前と竹中はこの声を聞いたことにより、石田の想いを知っているが、
>「な、なんでお前が知ってるんだよ!?」
>「うわぁ…マジなんや…」
宮崎だけ知らなかった。ついでに、
>もしかして酔い止めとか持ってる?
三半規管が弱いということ?


とにかく、以上により、犯人は宮崎 由香里だと推理しました。

 
Yuko (2003/09/03(Wed) 12:35:41)

うおお・・・KIUさん、するどい・・・。
私はお風呂での会話は全員に聞こえてなくて、
バスにひかれそうになって呼び止められたのは
肩でもつかまれたんだろうと勝手に思っちゃってました。
ううう〜ん。参りました・・・。

 
KIU (2003/09/03(Wed) 20:57:01)

>うおお・・・KIUさん、するどい・・・。
いえいえ、色んなトコを都合良く解釈しておりますので……(苦笑)

 
ふらっと (2003/09/05(Fri) 19:57:18)

>北ロゥドン(鬼太郎丼)さん

 そ、そこまで凝った作品はとても…(つд`)無い知恵しぼってカキコしてます(汗
 確かに以前ここではない何処か(こう書くと、なんだかパラレルワールドみたいで素敵ですね)のサイトで多重人格ネタを使ったモノも書いたことありますが、そこで複数の方に軽いバッシングを受けて、かんなりヘコんだもので、暫くはそのテのトリックは使わないかと思われます……済みません。<フェア、アンフェアの境界を見極めるのはムズイですねぇ…α~ (ー.ー") ンーー

 なのでココに慣れるまではこんなヌルイ内容をお送りしたいと思います。とはいえ、勿論手を抜いているワケではなく、コレを書いてる人間は毎回頭をフル回転させて考えてます。
( ̄― ̄)(_―_)( ̄― ̄)(_―_)ゴロンゴロン (゜ロ゜)キター!



>Yukoさん

 正解者に拍手!d(>_・ )よく出来ました!×2<平成●育委員会風(あの番組面白いのに…)
 一度目のレスを仕事場で拝見したときは、ディスプレイを前にして、ニンマリほくそ笑んでいたのですが、それから一時間もしないうちに再び届けられたカキコを読んで思わずその場に突っ伏してしまいました。o_ _)oパタ

d_(>o< ) ヨクデキマシタァー!

あと最後に。…良い夢を見させてくれて有り難う…(TロT)一片の悔い無し!



>KIUさん

今回も弓で的を射るように正確な鋭い推察でした。d(>_・ )ズドーラヴァ!
エイッヽ(≧∇≦)ノ }----- → 。。。。。(ノ>_<)ノヒィッ

でも、これだけコチラの目論みを見抜かれると、今回の事件のなにから説明すれば良いのか判らなくなりますねぇ…(^_^;)<それほどKIUさんが的確な推論を広げられたということです。



 では、簡単に(と云いつつも、毎回長文になるのは必至ですね。高校時代から要約とか苦手でして…)事件背景を説明させて頂きます。上で申し上げたように、多分にKIUさんの推論と重複してくるとは思いますが、どうかご容赦のほどを…


 まず犯人が何らかの障害を抱えていることは以下の引用文から明らかになっています。<ホントは教授と犯人との会話部分は全て省略しても良かった(最初にコレを書き上げたときは二人の会話はありませんでした。一応その部分が欠けても解けるだけの材料は用意していたつもりでした)のですが、敢えてその部分を繋ぎ足すことで、目に障害を抱える信彦に読み手の注意を向けてるという狙いがありました。

> ――障害者として周囲から蔑まれた、この十年を振り返っていました。


また、このような点からも犯人が障害を持っていることが予測されます。加えて、その障害が何なのかも…


> ・部屋のいたるところに銃創が見られる。その数は32箇所。そのうち命中したのは僅か四発だった。


 部屋がどの程度の広さだったのかは判りませんが、室内での犯行ですから被害者と犯人との間は、4メートルと離れてはいなかったでしょう。これより至近距離から発砲されたと考えられます。
ですが、実際に命中したのは32発も発砲して、たったの4発。これは不自然です。<KIUさんから、犯人は難聴のために命中させ難かったのではないかと推測して頂きました。確かに三半規管等が侵されたのならば平衡感覚を失って命中率が落ちる可能性もあるでしょうが、そうすると日常生活にも支障が出ると思うのでそれは無いかと…。だからと云って、KIUさんの意見の可能性も完全否定は出来ません。今度知人に聞いてみます。なので今回はお許し下さい…

 しかし、こう考えると、それらの疑問が解決されます。
犯人の目が見えていなかったのか、もしくは意図的に外したのか…

 
 まず前者の可能性があるのか考えてみましょう。果たして信彦に犯行が可能だったのか… 

> 「…不思議。どうして貴方は人のいる場所が判るの?」
> 「足音と空気の流れだよ。ま、もっとも外部に開かれた空間で人が歩いている気流を肌で感じとるのは難しい。今のは君が歩くときに生じる振動を、床を通して感じたんだよ。ホラ、こうやって手の平を地面に当ててね」

> ・旅館の壁の防音性能、かつ、殺害現場の窓は開け放たれていた事を鑑みても、使用された拳銃は消音器付きであることは明白。

> ・発見時、部屋では、ブルックナー 交響曲第4番『ロマンティック』が大音量でかけられていた。隣室の客が文句を云おうとドアをノックしたとき、中から帽子を目深に被った不審な人物が出てくるのを目撃している。ちなみにオーディオ機器のコントローラはテーブルの下で見つかった。

> ・残された血痕から、被害者はテーブル付近で咽喉に一発、その後逃げ込んだとみられる浴室にて肩、腹部、胸部、頭部に四発の弾丸を受けている。

 上の4つから信彦には犯行が不可能であったことが判ります。
 犯行現場は閉じられた空間でもなければ、足音を聞き取ることの出来る状況ではなかった。<窓は開いていたし、オーディオ機器からは音楽が流れていた。
 信彦が捜査かく乱のために犯行後にワザとそうしたとも考えられません。犯人は消音器を使っています。窓を開ける程度ならまだしも、大音量で音楽をかけることは誰かが部屋に駆けつけて自分と顔を合わせる危険性もはらんできます。もし誰かに現場を押さえられたら目の見えない彼が逃げ切れるとは思えません。

 そう。もうお気付きかもしれませんが、上で述べたように、消音器を使用して内密に事を運ぼうとしている犯人がオーディオ機器から垂れ流される音をそのままにしておくのはおかしいのです。何故犯人はすぐさま電源を切らなかったのでしょうか?

> ちなみにオーディオ機器のコントローラはテーブルの下で見つかった。 
> ・残された血痕から、被害者はテーブル付近で咽喉に一発、その後逃げ込んだとみられる浴室にて肩、腹部、胸部、頭部に四発の弾丸を受けている。

 暗殺しようとしている犯人がオーディオをかけるとは思えません。かけたのは被害者本人でしょう。コントローラの位置からいって、被害者は初撃を受けた前後で音楽を鳴らし始めたと考えられます。ということは彼を殺すまでの間、ずっと耳を劈くほどのクラシックが流れ続けていたことになります。しかも、犯行を終えた後でもその電源を切っていない。
 勿論、その場から直ぐに立ち去りたい一心で、それを無視して外に飛び出したとも考えられますが、直ぐに音楽を切り、誰かが訪れても部屋の中でやり過ごす方が幾らか安全でしょう。なのにしなかった。…なのに出来なかった。

  
 以上のことから鑑みても、皆さんがお考えのように被害者が目ではなく、耳の方の機能を失っていたと考えるのが妥当でしょう。とすると、犯人は故意に無駄玉を撃ったことになります。これは偏に目の見えない信彦君に罪をきせるためのものと考えられます。<もし聴覚障害を持たない人物が信彦に罪をきせるのならば、オーディオを切ると思うので、それも無い。
 

では、一体誰が…?

・竹中 信彦の線はこれで綺麗に消えました。

・里中 優子

>私の悪い癖なんです。この前なんて歩きながら本を読んでて、危うくバスに引かれそうになったんですよ。あの時誰かに呼び止められなかったら、大変なことになってましたよ」

 声を掛けられても返事をしなかったりと、一番疑わしい彼女ですが、上の引用文から難聴ではないと判断されます<この点が弱かったですね。Yukoさん、済みませんでした。
 
・宮崎 由香里
> 「ちょっと、そんな廊下で大声出したら他のお客さんに迷惑やろ? キミの相方サンから聞いたんや」

 彼女は貴志の発する声を聴いています。
 もう皆さんが暗黙の了解としてお話してきましたが、犯人は読話『読唇術』を使って仲間とコミュニケーションを取っています。目の見えない信彦と気付かれる事無く会話を交わせるのは、この方法しかありません。
 では、唇の動きと咽喉の震えから声の大小を判断出来るのでしょうか? 
 それは難しいと思います。事実、失聴者は音の大小を把握するのが非常に困難と言われています。それは自分が声を発するときも同じ事…
 
 こんな経験はありませんか? ヘッドフォンで音楽を聴きながら周囲の人と会話していると、自然と自分の声が大きくなりますよね。完全に音から遮断された中で生活していると、同じような事が起こります。普段は声の大きさをセーブ出来ても、感情的になると途端に声が大きくなったり…


・石田 貴志と大前 智子

>「貴志君、MD持ってきてる? 持って来たのあらかた聴いちゃってさ。悪いけどあるだけ貸してくれないかな?」
> 「ええ、持って来てますけど…? でも、なんで?」

 二人はともにMDウォークマン等を所持しています。しかし、この中にちゃんと犯人はいます。
 では、なぜ耳が聞こえない者がウォークマンを持ち歩いたりするのでしょう?
 
 …想像して下さい。耳の聴こえない貴方は、周囲にその事を隠しながら生活していました。勿論、自分をこんな身体にした医師に報復するためです。
 被害者の言うとおり、貴方はとても頭が良かったので、すぐに読話を身に付けました<しかし、話し手の唇や舌の動き、顔の表情から話の内容を読みとり、読話だけそれを理解するには訓練と天性の勘だと言われています。
 
 あるとき貴方が道を歩いていると、通りの向こうから、貴方を呼ぶ者がいました。しかし、耳の聴こえない貴方は知らん顔をして通り過ぎてしまいます。仕方ありません。だって、その人の声は貴方に届かないのですから。
 しかし、このような事が度々重なると、周囲の人が不審に思うかもしれません。
このままでは周囲の人に気付かれる恐れがあります。
 では、死角から声を掛けられても返事しないで済む方法は何か? それがウォークマンなのです。<以前、後天的に難聴になられた方とお話しする機会があったのですが、彼もこのテを使ってハイスクールを卒業するまで自分が障害者である事を隠し続けたそうです。彼は突然性疾病により10歳で失聴者になられてから、必死で読話を習得したそうで、現在では淀み無く他人とコミュニケーションを取る事が出来るそうです。それでどの程度の会話を交わせるかというと、工学専門用語や工学マテリアルの名称をこちらが述べても、それを正確に読み取り、返答を返してくれました。今回のお話は彼からの影響を多大に受けている事は云うまでもないですね。

 では、一体どちらが犯人なのでしょう? それを見極める材料は…?

> 「まぁ、後輩イジメはこれくらいにしておこうか…彼女なら奥で本読んでるよ」

> 「…どうやら由香里が帰ってきたみたいね」

 この二つから大前 智子が犯人ではない事が判ります。<一度目の会話は入り口付近で交わされたものですが、その位置から里中の姿は見つけることが出来ていません。しかし、二つめの文では『奥の部屋』から帰宅した由香里を確認する事が出来ています。これは大前が視認したのではなく、『由香里の声、またはドアを開ける音』から判断したと考えて良さそうです。

 以上のことから消去法を使って導き出される犯人は、『石田 貴志』になると思います。









 
ふらっと (2003/09/05(Fri) 19:57:57)

忘れてました(* ̄Θ ̄*)オハズカシイ

 
KIU (2003/09/05(Fri) 21:18:24)

はあ〜! またやられました!
>「ちょっと、そんな廊下で大声出したら他のお客さんに迷惑やろ? キミの相方サンから聞いたんや」
これを見落としてましたね。次こそ完全解答してみたいものです。
また何か思いつきましたら、どうかこちらに書き込んで下さい。マヂで楽しかったっス。
それでは。

 
Yuko (2003/09/05(Fri) 23:05:59)

おつかれさまでした〜。今回もおもしろかった〜。

>一度目のレスを仕事場で拝見したときは、ディスプレイを前にして、ニンマリほくそ笑んでいたのですが

うひーん。お恥ずかしい。見事に引っ掛かりました・・・。

貴志が大声を出している所に気づかなければいけなかったのですね。
MDもポイントでしたね。

信彦がシャンプーを借りる台詞があったので、
「信彦を壁に向かって下を向いてシャンプー、貴志は真横か湯船」
という場面をぱっと思い浮かべてしまい、そこで止まってました。
読唇は正面から顔を見て行う、という勝手なイメージが何となくあった
のかもしれません。

だけど、信彦は目が見えず、お湯や石けんが肌に触れていますから
貴志がかなり(鏡や本人の顔に)近づいて唇を読んでも気づかれなかった、
という推論が成り立つわけで、なるほどなぁ〜と思いました。

今回も脳をぐるぐる使わせてもらいました。
ありがとうございました。
もっともっと論理的に考えなければ、と反省しきりです。
またぜひ挑戦させて下さいね。

(KIUさんも真相に肉迫してましたね〜)

ところで、
>「…どうやら一人でお留守番する羽目になりそうだからね」
この大前さんの発言の真意は?

 
ふらっと (2003/09/06(Sat) 01:46:03)

 本当にお疲れ様でした(^_^;) 

 〜(  ̄▽)旦~ 粗茶ですが〜


 まず最初にお詫びと感謝の言葉をお送りしたいと思います。
 
 
 こちらの都合で返信が遅れて済みませんでした。本当は直ぐにでもレスを返したかったのですが、色々な不幸(友人に貸したノートが紛失したり、徹夜が祟って肌が荒れたり、ミキサーを壊したり、同居人から飲めない酒を無理矢理飲まされて記憶を無くしたり、名前を勝手使ったことに良心の呵責を感じて止せばいいのにカミングアウトしてキツメの責めを受けたり……あれ? あまり、というか全然理由になってないですね…?)が重なってなかなか返事が……ホント済みません(汗
 
 それに毎回この長ったらしい文字の羅列に目を通して下さり、それにあまつさえ真剣に返事を返してくれたり……もう涙でディスプレイが霞んでこれ以上わッ!!<などと白々しいこと本能の赴くまま書いてますが、本人はとても感謝しています。ご容赦下さい。<(;_ _;)>地べたにオデコをグリグリしますから…



> ところで、
> >「…どうやら一人でお留守番する羽目になりそうだからね」
> この大前さんの発言の真意は?

 これは二度目の質問ですね♪(´ー`)ウフフ
 上手く撒けたかと思ったのですが……残念。チッ( ̄  ̄メ)ヾ(°∇°*)オイ
 
 まぁ、もう済んだことですから腹をザックリ裂いてお話ししますが、今回の登場人物は全て私の身近の人物から名前を失敬して使っています。<犯人と被害者は流石に自分で付けましたよ。一応念のため。(^_^;)
 それで…その…書いて良いのかな、ホント? あ、最初に云っておきますが、入れ知恵したのは優子ちゃん(里中のモデル)ですから…私は悪くないぞぉ〜!(゜ロ゜)
 
 さて、長くなりましたが結論を云いますが……今回登場した大前 智子のモデルがねぇ、竹中 信彦のモデルにアチチ(死)だったのです。(゜▽゜;)云っちゃった(汗
 
 あ〜、もうッ! こうなったら、もうタイピングする指が止まらねぇぞ〜!
 (ノ`△´)ノぬぉ〜!
 
 智子は大学一年の頃からその信彦少年を想っていたのですが、年が五つも離れている事に引け目を感じているのか、なかなかその想いを伝えられません。その癖に写メールで影から隠し撮りしたり、遠くから彼のバイト姿を見てウットリしたりと、ほぼ(というかアレは間違いなく!)ストーカー行為に近い行動を取っては周囲を困らせていたのです。それを横から見ていた私と優子ちゃんは、
 
 これはマジでヤバイかも…( ̄Д ̄;)×2
 
 と友人が悪の世界に堕ちていくのを恐れ、智子に内緒で信彦少年を呼び出して事情を説明しました。<こうやって書くと、なんか私達がキューピット役を買って出たみたいで、微笑ましい感じがしますが、それは否! 断じて否!! …アレはマジで、ま〜じ〜で〜犯罪すれすれの所まで来てましたから。こちらとしても必死でした(冷汗)
 
 まぁ、その現場でも色々…それこそ本当にイロイロあったのですが…それは割愛させて下さい…ストレスで胃がどうにかなる…(-_-;イタタ

 結局、信彦少年が良いコで『あの、自分で良かったら…』と自己犠牲により、全てが丸く収まりました。あのときは魂を悪魔に売り渡したような、そんな気分でしたよ…ψ(`ー´)ψ ウケケ
 二人は今も清い交際を続けているそうですが……もし、もしですよ? あの女が彼に手を出しているのでは…とか考えるだけで吐血しそうになります。ああ、信彦君のご両親に謝りたい…

 まぁ、仲が良いなら良いけどサ…( ̄ェ ̄;)怖や怖や

  
 ということで、物語の中は、そういう設定のもとで書いてますので、そう意識しながら読むと分かって頂けるかと思います(^_^;)>Yukoさん 

※『もうタイピングの指が止まらねぇ!』の後からのカキコは全てフィクションです。実在の登場人物・団体・事件などは、一切関係ありません。<(;_ _;)>ぺこ

 
Hisa (2003/09/05(Fri) 23:29:44)

聴覚障害でも平衡感覚は問題ないですよ!
自分も聴覚障害者ですが、
問題あれば、歩くことも辛くなりますから!
自分は後天性なんである程度、読唇は可能ですね!

最後にあったのが・・・の記述で、
息子・教え子を消去して「石田」だったんすが
障害がわかりませんでした。

済みなのに長々すみません!

 
/ (2003/09/08(Mon) 19:49:29)

この記事は削除されました

 
/ (2003/09/08(Mon) 19:55:23)

この記事は削除されました

 
/ (2003/09/08(Mon) 22:08:21)

この記事は削除されました


 
※ 問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実在に存在するものを示すものではありません。


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