後継者は誰?
三原ジュン (2004/04/19(Mon) 14:35:10)
ある喫茶店のマスターはそろそろ引退を考えた。
店には3人の従業員がいるが、マスターはその中のひとりを
後継者として迎えたいと考えている。
そこで、マスターは抜き打ちで試験を行うことにした。
彼らには試験と伝えず、交代で客の注文に応じてもらい
それをマスターが従業員にわからないように
厳しくチェックするというものである。
最初の客は従業員Aが担当する。
注文はスパゲティだ。
Aは沸騰したお湯の中へ麺を入れて茹で始める。
ソースも同様に作り始める。
アルデンテに仕上げるため、規定の茹で時間より少々早めに火を止める。
しかし、ソースがまだ出来上がっていない。
仕方なくAは麺を氷水に入れる。
ソースが出来上がったのち、麺を絡めて客に提供した。
次の客は従業員Bが担当。
注文はアイスティ。
汲み置きの水があったが、彼はそれを使わず
あらためて水を汲みなおして沸かし始めた。
2人連れの客なので、ポットにアールグレイの葉を3杯入れる。
ポットにお湯を入れ、別の容器へ注ぐ。
少し冷めてから氷の入ったグラスへ注いで提供した。
Bが担当した客がその日の最後の客だったので、
従業員Cには明日のポテトサラダの仕込みをしてもらった。
切ったジャガイモを水にさらし、水から茹で始める。
竹串がスッと通るくらいのやわらかさになったら
一度ザルにあけ、再び鍋に戻し、水分をとばす。
ジャガイモをつぶして、充分に冷めてからマヨネーズなどの
調味料で味付けをして完成させた。
さて、マスターの後継者になれたのは誰でしょう?
黒ラベル (2004/04/19(Mon) 20:07:50)
知識というより教養問題でしょうか。
1は論外ですね。
2は、正しい作法です。汲み置きの水では空気が抜けてしまってますからね。
3は、熱いうちに味付けしないとダメでしょう。
ということで、Bに決めたのでしょう。
三原ジュン (2004/04/20(Tue) 22:26:44)
瞬殺でした。お見事です(^^)
よくご存知ですね〜
ちなみにAはお湯に塩を入れなかったのが失敗です。
麺が伸びるのを防ぐために氷水に漬ける方法は
お店でも実際にやってるそうです。
※ 問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実在に存在するものを示すものではありません。