消える死体
古畑 (2004/01/15(Thu) 18:13:15)
今回は簡単で申し訳ないですが・・・
ある夜、1人の男がある芸術家のアトリエで死体を発見した。男は携帯電話を持っていなかったので、近くの警察まで走っていった。目撃してからまたそこに到着するまでおよそ10分。
まもなく警察が到着し、そのアトリエの持ち主である芸術家に話を聞いた。
しかし、死体なんてないという。怪しんで警察は、彼のアトリエを調べた。
トイレ、台所、居間、屋根裏部屋まで探したのだが死体は見つからなかった。
警察は一応彼が今製作に取り掛かっているという壁画にも目をつけた。しかし、ここに警察がくるまで多くとも12分程度しかかかっていない。石膏はすでに固まっていたのでこれに死体を入れていたら、まだ石膏は固まっていないはずであるとして捜索から除外した。
しかし、警察が後に調べるとその石膏は特別ですぐに固まってしまい、半永久的に持つので死体を隠すには十分と思われた。深夜また警察は彼の家を訪ね、例の壁画を探索した。
しかし、壁画の中にも死体はなかったのだ。どういうことだろうか。目撃者が嘘をついていたのだろうか。
三原ジュン (2004/01/15(Thu) 19:15:33)
芸術家は男が警察を呼びにいったスキに壁画の中へ死体を隠した。
警察が帰ったあとすぐに死体をどこかへ処分し、また壁画を
元通りに直した。
だからあとから警察が来たとき壁画の中には何もなかった。
何のひねりもない推理ですみません(^^;)
tata (2004/01/15(Thu) 19:22:40)
死体って人間のですよね?
もし、動物のとかだったら、
土に埋めて供養したりしてるんでは?
だから、アトリエの中を捜しても、
死体は見つからないというのはどうでしょ?
むた (2004/01/15(Thu) 20:44:36)
死体に見えたのは壁画だった。つまり壁画は死体の絵だった。
冥探偵 (2004/01/15(Thu) 23:45:49)
2つ同じ形状の石膏があって、1つ目には死体が入っていて2つ目には入っていなかった。
死体が目撃されたため元々失敗・訂正用として用意していた石膏に死体を隠して警察の第一陣を乗り切り
その後死体を処分して、元の壁画を準備した。
それとも死体と思われたのが芸術家本人だったっていうのは駄目ですかね。(^^;
芸術家はただ仮眠を取っていただけだったのに、芸術家だから服が汚れていて、暗がりで見たとき血まみれに見えた。
ふらっと (2004/01/16(Fri) 00:08:51)
わたしも三原ジュンさんと同意見です。
警察が引き上げたあと死体を掘り出して、それで膠(にかわ)でも精製すれば証拠隠滅にもなるし………なんか想像してたら怖くなってきた(汗)
Yuko (2004/01/16(Fri) 12:29:04)
死体を石膏で固めて
・壁画でなく家の壁に塗り込めた
・死体を彫像のように飾った
とかはどうでしょう。ゾゾ。。。
古畑 (2004/01/17(Sat) 13:42:27)
皆さん、いろいろな推理をありがとうございました。こうして考えてみると別解がいくつもあるのに気づきました。冥探偵さんやふらっとさん(膠はちょっと怖いですが)の推理には特に納得しましたし、私が本来好きなひねた問題だったらむたさんやYUKOさん、tataさんのユーモアのある推理はぴったりだと思います。今回の問題は前述した通り、簡単ですのでひねりはありません。よって三原ジュンさん、ふらっとさんの推理がほぼ正解です。僕が考えていたのは、最初に警察が来たときは、壁画に死体を隠しておき、次に警察が来たときには、死体を壁画から、屋根裏部屋などのあらかじめ調べられたところに隠しておいた。そして警察が帰った後、また死体を壁画の中に入れるつもりだったというものでした。今回は何も制限がないので、「死体を処理した」でも良いと思います。解いていただき、本当にありがとうございました。できれば、もう一つの「論理の報酬」もよろしくお願いします。こちらのほうは少々ひねっています。(逆にひねりすぎて簡単になったので正解は皆さんがお怒りになるようなものになるかもしれないですが。)
※ 問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実在に存在するものを示すものではありません。