停電の中の殺人

三原ジュン　(2004/01/24(Sat) 15:30:29)

ある日の夜に殺人事件がおこった。
現場には犯人の物と思われる懐中電灯が落ちていた。
ちょうどその夜は大雨で付近一帯は朝まで停電になっていたのだ。
容疑者は近所に住む若い女性と中年男性のふたり。
警察の取調べに対して彼らはこう述べた。

若い女性：
「あの日の夜はずっとうちにいました。
なんとなく眠れなかったのでラジカセでＣＤを聴こうと思ったのですが
停電でそれもできず、うどんを作って食べました。
そのあと友達から家に電話がかかってきたので３０分くらい話をしたあと、
本を読んで寝ました。
嘘だと思ったら友達に聞いてみてください」

中年男性：
「俺もあの夜はうちにいたよ。
停電だったから大好きなプロ野球も見ることができなくて
ラジオで聞いていたよ。
タバコ買いに行こうと思ったけど、ちょうど財布をどこに置いたか忘れちまって、
明かりがないから探すこともできやしねぇ。
しゃくだから風呂入って酒飲んで寝たよ。
次の日夕刊見てびっくりしたよ。うちの近所で殺人事件があったなんて。
俺が犯人？冗談じゃないよ」

「わからない…
電話なら携帯で受けたのかもしれないし、ラジオも持ち運びができる。
どちらの家にも懐中電灯はなかったし、一体どっちが犯人なんだ？」
刑事は頭を悩ませた。
ところが刑事がふたりと話をしていると突然ある事実に気がついた。
「そうか、犯人がわかったぞ！」
さて、犯人はどちら？ある事実とは？

用意しているのはひとつですが、
多分このテの問題は答えがたくさんあると思います。
いろいろな回答お待ちしています(^^)


若い女性のおかしな部分
暗闇でうどんを作って食べることは可能か、疑問。
本を読んだとあるが、灯りはどうしたか疑問。



中年男性説・・・停電中に風呂に入るのは危険である。こんなこと誰でも知ってい　　　　　　　　るので入る人はいないだろう。


中年男性。
二者ともに停電にも関わらず、明かりがないと不都合な行動をしているが、女性の方は蝋燭などを持っていた可能性が残るのに対して、男性の方は「明かりがない」と自ら発言している。


レスありがとうございます(^-^)
実は文章にはない、ある事実があるのです。
それをあてはめると一応つじつまが合うようになっています。
正解に一番近いのは令月さんですね。
すごくいいところに目をつけていらっしゃいます。
でも、女性のほうは蝋燭など明かりになるものは
持っていないという設定でお願いします。


若い女性が犯人だと思います。

うどん作ったり本を読んだり、停電の割りに色んなことしてますね。（中年男性と比べてかなり難解な作業だと思います。）
これは明かりがあったからだと思うんです。
でも家に懐中電灯は無かった。
これは犯行現場に落としたからではないでしょうか。

ちなみに電話は停電しても使えますが、留守電やＦＡＸなどの専用に電源を必要とするもの（つまり最近の電話ですね）は停電時は使えないものが多いです。
若い女性だから電話というのは携帯にかかったものだと思います。１０代〜２０代の女性の携帯利用率が最も高いため、ほぼ間違いなく携帯は持っていることでしょう。
この女性はなんとなく、家に居たというアリバイを作ろうとしているように思えます。
だいたい、アリバイのある人が犯人ということが多いですよね。（爆）



なんだか直感だけで推理してるな〜。(^^;


僕も参加させていただけないでしょうか？
★令月さん
＞女性の方は蝋燭などを持っていた可能性が残るのに対して、男性の方は「明かりがない」と自ら発言している。
とお書きになっていらっしゃいますが、
＞タバコ買いに行こうと思ったけど
と三原ジュンさんの問題文に記述させているように中年男性がライターを持っていた可能性は非常に高いのではないでしょうか。全く無意味な考察で申し訳ないですがそう考えると、令月さんの指摘通り中年男性の発言に疑問が残るのも事実です。これが三原ジュンさんの意図なのか、そうでないのか分かりませんが「なぜ中年男性はライターの存在を隠したのか。」というのは僕にとっては何か重要なことに思えてなりません。
また、もう少し考えてから投稿します。






連続投稿ですみません、今いきなり思いついたのです。
＞ちょうどその夜は大雨で付近一帯は朝まで停電になっていたのだ
と問題文に記述されているように犯人はひょっとしたら雨に遭っているのかもしれません。体はたとえ、傘でもレインコートでも多少ぬれているはず。いえ、この場合は何も用意がなく突然大雨にあってしまったと仮定しましょう。すると警察の追及から逃れるために犯人は風呂に入っていたと嘘をつくのではないでしょうか。しかしこれは警察の尋問の時間帯に左右されます。犯行時間と尋問の時間のひらきが狭ければ狭いほど、犯人は大雨のときに外に出なかったという立証ができなくなります。そこで焦って風呂に入っていたという。う〜ん、またもう少し考えてみます。



　こんばんは。

　私も参加します。

＞実は文章にはない、ある事実があるのです。
＞女性のほうは蝋燭など明かりになるものはなかった。
　女性は目の見えない人だったとか。女性の証言では、「見える」とか「明かりが」という話が出てこないので。。。
　これであれば、停電でもうどん作ったり、点字の本を読んだりできるからという感じでしょうか？
　
　・・・犯人書いてなかったので、編集で補足しておきます。
　上記の理由より、懐中電灯が必要でない女性ではなく、中年男性が犯人ということで。　


ふたりの発言で夜の停電中にひとつだけ無理なことがあります。
なぜ女性は「暗闇の中で読書ができたのか？」ということです。
そこで女性の発言に注目してみると、男性と違って「見える」等の
表現を一切使っていないことから、彼女は目が不自由だということが
考えられます。
読書は点字で書かれていた本を読んでいたのでした。
お湯を沸かしたりなど、日常的なことは訓練すればある程度できるように
なるそうです。
懐中電灯が必要になるのは、目が見える人だけです。
刑事は女性の目が不自由であることに気付き、中年男性が犯人であると
わかったのです。

というわけで、くおんさん大正解です！(^▽^)/
古畑さんの「ライター」の件は盲点でした。
確かに喫煙者であれば持っていてもおかしくないですよね。
男性はウソの供述をしていたので…ということで許してやってください<(_ _)>
回答してくださったみなさんありがとうございました！


なるほど…。
と、頻りにうなっています。

古畑さん、ご意見ありがとうございました。

まだまだ柔軟かつ広範な思考ができていないと反省させられました。



ムムム･･･！
でも！彼女が、目が不自由って言う事は､
普通調べで分かりますよね。
・・・そっかぁ・・・はなしの最中かぁ
容疑者は近所に住む若い女性と中年男性のふたり・・・。
・・・。てことは､若い女性と中年男性・・・。
あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん！！！
分かんな―い（号泣）。

（：＊：）


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※　問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実在に存在するものを示すものではありません。