どっちが正しい?
tak (2003/07/25(Fri) 20:12:07)
1÷3×3=?
1÷3=1/3と考えると答えは1になりますが、
1÷3=0,333・・・と考えると答えは0,999・・・になりますよね?
どっちが正しいのでしょうか?
皆さんの意見聞かせてください。
み〜や (2003/07/25(Fri) 20:26:12)
どっちも正しいのでは?(・w・)
電卓で計算すると0.999999…… になるけど、
この「無限に続く」のをほんとにずっと続けると、
1にどんどん近づいていくから、結局同じ値を示していると考えられる
…てきとーですw
スマイリ− (2003/07/25(Fri) 20:30:35)
どちらが正しいと言えば、0.9999・・・の方じゃないですか?
でもほぼ等しいでもいいと思いますが。
Azalea (2003/07/25(Fri) 20:30:20)
0.9999=1となります
証明
M=0.999999999・・・・・・・
10M=9.999999999・・・・・・・
だから、ー9M=ー9
M=1
以上
BR (2003/07/25(Fri) 20:30:00)
み〜やさんと同意見です
0,99999…がいつまでも続くのなら
どんなに小さい数を加えたとしても
それは1よりも大きい数になる…A
0,9999…が有限なら
それは1よりも小さい数になる…B
A、Bより
1≦0,9999999……≦1
故に、0,9999999……=1
だから、同じ
star (2003/07/25(Fri) 20:53:09)
どちらも同じですね。
理由のほうは、ほかの方と同じですのでそちらを参照ください。
tak (2003/07/25(Fri) 22:07:30)
どうもありがとうございました。
みなさん同じ意見のようなので済!にします。
他の意見がある人は書き込んでください。
KIU (2003/07/26(Sat) 00:10:50)
0.3333333…という永久に割り切れない数に、「割り切れていない」という前提を無視した状態で普通に3をかけるのでおかしくなるのでは?
正確には 1÷3=0.33333333… ではないでしょうから。
「=」を付けるには、厳密には最後に「余り〜」が必要だと思います。
カナルシスト (2003/07/27(Sun) 20:44:24)
Azaleaさんの発言について、
>0.9999=1となります
(0.999999999・・・・・・・=1ということですね)
この二つは限りなく近いだけで厳密に言うと同じではありません。
ε>0において、εを限りなく0に近づけた時、
1-ε=0.999999999・・・・・・・
と言えます。そして、
>証明
> M=0.999999999・・・・・・・
M=1-ε
>10M=9.999999999・・・・・・・
10M=10(1-ε)=10-10ε
>だから、ー9M=ー9
つまり、-9M=-9+9ε
> M=1
M=1-ε
まあ、結局元にもどるわけですが、
M=1となったのは、εが小さいために途中で切り下げしたために起こることです。
これはコンピュータ上の計算でよく起こります。
例えば、7桁しか処理できない電卓は、9.999999+0.000002に対して、
1と表示して、以下の計算でもそれを1扱いします。
コンピュータでもないのにこのようになったのは、無限に続く・・・というものが
きちんと計算されていないからです。
上記で、
10M=10-10εと説明しました。
εを限りなく0に近づけているので、10εも0に近づけてはいますが、
ε>0より、ε<10εつまり、εよりは10εの方が0に遠い。
すなわち、
10M=9.999999999・・・・・・・
とは、正確には言わないのです。
もちろん、10εもかなり0に近いので10Mはかなり、10に近づくのですが、
Mが1に近づくほどではありません。
そのため、M-10M=-9Mが-9に正確にはならないのです。
したがって、Mは1に限りなく近いだけで、1ではありません。
きろろ (2003/07/27(Sun) 22:12:37)
えーっと、
こういう議論が起こるのは、ズバリ10進法だからです。
だから、例えば3進法だと、
1÷3=0.1
0.1×3=1 (3進法は3倍したら位が1つ上がります)
となり、上記のような議論は起こり得ません。
そのかわり、3進法だと、2で割ると、
1÷2=0.111・・・
0.111・・・×2=0,222・・・
となって、同じような議論対象になります。
(10進法では勿論1÷2=0.5なのでこんな議論対象にはなりませんね)
それで、私の意見ですが、
BRさんと同じです。
(ただ、「より大きい」「より小さい」は「以上」「以下」ですね)
(余談ですが、「済」を忘れずに。。。)
イ (2003/07/27(Sun) 22:10:54)
>カナルシストさん
確かに!
この説明で今まで納得がいかなかったとこを、うまく説明してくれたーって感じです。
takさんの問いに答える感じで応用するなら、
1/3=0.33333…+ε
としとけば、
3(1/3)=0.9999…+3εで、このε部分を無視してしまったからでてきた「変な感じ」ということでいいんですかねぇ。
BRさんの説明にも「おーっ!」と思いました。熱い!
カナルシスト (2003/07/27(Sun) 22:50:43)
時間の都合上後回しにしたのですが、BRさんの説明がよくわかりません。
> 0,99999…がいつまでも続くのなら
> どんなに小さい数を加えたとしても
> それは1よりも大きい数になる…A
1よりも大きい数になるとは限りません。
なぜなら、a=0,99999…とすると、
1-a=bが成立し、(b>0)
a+b=1 すなわち、0,99999…に小さい数bを加えると1になります。
(1よりも大きい数ではない)
さらに言うと、a+b/2<1 すなわち、0,99999…に小さい数b/2を加えると1より小さくなります。
>
> 0,9999…が有限なら
> それは1よりも小さい数になる…B
>
> A、Bより
> 1≦0,9999999……≦1
上の私の説明で、Aが否定されているのですが、
そもそもAでは、
0,9999999……が1より大きいと言っているわけではありません。
したがって、1≦0,9999999……と解釈するものがわかりません。
是非BRさんの考えを知りたいので、解決の済をチェックしません。
それとも、一度済みがついた問題はその後済みをつけなければダメですかね?
tak (2003/07/27(Sun) 23:36:56)
なんか熱い議論になってますね(^^;)
もう少し続きそうなので済ははずしておきます。
余談ですが明日は長崎ゆめ総体の開会式♪
なんと俺公開演技に出演します☆
つーわけで明日は4:40に家を出なきゃいけません(涙)
暇な人は見てくださいね(^^)
すいません、余談のほうが長くなってしまいました(−−;)
arc (2003/07/28(Mon) 02:29:12)
http://www4.airnet.ne.jp/tmt/
生煮え (2003/07/28(Mon) 05:35:06)
カナルシストさんの説明にちょっと異議を…
>なぜなら、a=0,99999…とすると、
>1-a=bが成立し、(b>0)
の部分ですが、これは既に
1>0.999999…が成り立っている物として考えられているので、
1=0.999999…が正しいかという議論には無効かと思われます。
全部の議論に目を通す気力はなかったので
たまたま目に付いたそこだけですいません。
私の意見としては1=0.999999…は正しいに賛成です。
ちゃんとした説明は他の方がなさっておられるので
ちゃんとしてない説明を…
1-0.999999…を考えてみます。
当然答えは0.000000…1になるかと思います。
ここで0<0.000000…1のように見えますが、
0.999999…の小数部分は無限に続きますので
0.000000…1の0の部分も無限に続きます。
つまり、1の存在は永遠に来ません。
よって、1-0.999999…=0.000000…=0
より、1=0.999999…
はい、胡散臭さが増しましたね。
むた (2003/07/28(Mon) 08:13:24)
私が思うに無理に数字にするからややこしいと思うんですよね。
たとえば、そこらへんにある棒を3本におってまた並べなおせばもとの棒と同じ長さになる、ぐらいの感覚でいいのではと思います。切るとき粉が出るって話はなしねw。
カナルシスト (2003/07/28(Mon) 09:28:15)
生煮えさんの発言について、
>>なぜなら、a=0,99999…とすると、
>>1-a=bが成立し、(b>0)
>の部分ですが、これは既に
>1>0.999999…が成り立っている物として考えられているので、
>1=0.999999…が正しいかという議論には無効かと思われます。
了解。考え方変えてみます。
ε>0に対して、εを限りなく0に近づけたとき、
生煮えさんの言うところの0.000000…1=εとなる。
ε=0が成り立つかどうか。
これについて、1÷εはいくつか考える。
結論を言うと、1÷ε=∞となる。
それでは、1÷0はいくつか。
1÷a=bとは、b×a=1を満たすことが定義づけられている。
言うまでもなく、b×0=1を満たすbは存在しない。
これにより、ε≠0となる。
(εを限りなく0に近づると言っている時点で0ではないのだが、まあいいか)
すなわち、1-0.999999…=ε>0
したがって、1>0.999999…
osuna (2003/07/28(Mon) 10:59:00)
> ε>0に対して、εを限りなく0に近づけたとき、
> 生煮えさんの言うところの0.000000…1=εとなる。
> ε=0が成り立つかどうか。
> これについて、1÷εはいくつか考える。
> 結論を言うと、1÷ε=∞となる。
カナルシストさんの説明では,最初にε>0を仮定しているのですから、
ε=0が成り立たないのは当然です。
ε=1-0.99999… であるならば、生煮えさんの説明にあるとおり、
ε=0.000000…1>0 ではなく、ε=0.000000…=0 となるので、
1÷ε=∞ ではなく、定義不能となります。
ついでに言えば、ε=0.000000…1 ならば、
1÷ε= 100000…0 となり、∞にはなりません。
> (εを限りなく0に近づると言っている時点で0ではないのだが、まあいいか)
εを限りなく0に近づける操作も、有限回ならば0にはなりませんが、
無限の概念を導入すれば、数学的に厳密にイコールという意味で、0になります。
lim (10^-n)
n→∞
は、≒0 ではなく、=0 です。
カナルシスト (2003/07/28(Mon) 12:36:09)
う〜む、反論しきれなくなった。穴の多い証明だったというわけですね(^^;
ところで、osunaさんの発言で、
> ついでに言えば、ε=0.000000…1 ならば、
> 1÷ε= 100000…0 となり、∞にはなりません。
ここでいうεって、ε>0に対して限りなく0に近づけた数ですよね?
(私はそのεを使っていたんですけど)
それだったら、1÷εは無限大になるはずではないですか?
それとも、有限個の0を並べて最後に1をつけたものを言っているのですか?
それだったら確かに、1÷ε= 100000…0となりますが。
tak (2003/07/28(Mon) 18:05:22)
みなさんどうもありがとうございます。
arcさんの資料はありがたいのですが、理解できません(−−;)
(記号の意味が全然わかりません。今高2ですが学校で習いますか?)
0,999…=1というのはわかったので自分なりに納得しましたが・・・
一応済つけますが、書くことがあればどんどんカキコしてください。
arc (2003/07/28(Mon) 19:15:06)
項目の右にある、[PDF]で見られましたか?(http://www4.airnet.ne.jp/tmt/mathfaq/0999and1.pdf)
こちらに書いてある内容なら、高2の方なら理解できると思いますが・・・。
この問題は、無限小数を取り入れるため理解し難いのです・・。
数1の最初に習うと思いますが。
では。
osuna (2003/07/28(Mon) 19:23:34)
> ところで、osunaさんの発言で、
>>ついでに言えば、ε=0.000000…1 ならば、
>>1÷ε= 100000…0 となり、∞にはなりません。
> ここでいうεって、ε>0に対して限りなく0に近づけた数ですよね?
> (私はそのεを使っていたんですけど)
> それだったら、1÷εは無限大になるはずではないですか?
> それとも、有限個の0を並べて最後に1をつけたものを言っているのですか?
> それだったら確かに、1÷ε= 100000…0となりますが。
私はε=1-0.99999… の意味で使用していました。
で、ε=0 と。
ε=0.000000…1 と、もし、最後に1が来るのでしたら、
間に挟まる0の個数は有限でなくてはなりませんので、
「限りなく0に近づけた数」ではなくなります
(0の個数を増やすことでまだまだ0に近づいていきます)。
そのときは、1/ε= 10000…0 です。
一方、もし無限に0が続くのであれば、最後の桁に1が出てくることはなく、
ε=0.00000… =0 となり、1/εは定義不能です。
カナルシストさんのおっしゃるのは、
lim(1/n) = ∞
n→0
のように、極限操作の形だと思いますが、この場合も、
「(1/n)が+∞に発散する」という意味であり、
「1/0 = ∞」というわけではありません。
∞は通常の数とは異なりますので、a、bが実数である場合、
a/b=∞ のような形では表現できません。
osuna (2003/07/28(Mon) 19:30:50)
すいません。済!、付け忘れました。
tak (2003/07/28(Mon) 19:46:48)
arcさん、度々ありがとうございます。おかげで理解できました。
カナルシスト (2003/07/28(Mon) 22:34:05)
osunaさん、勘違いがあったことがよくわかりました。
※ 問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実在に存在するものを示すものではありません。